家族みんなが使う、まさに〝家の顔〟【トイレ】
家族はもちろん来客も使用するトイレ。実は公共性の高い場所なので、キチンとした空間づくりが求められる。
トイレを見れば、その家の姿勢がわかります!
トイレはプライベートな空間というイメージがあるかもしれませんが、家族が使うのはもちろん、ゲストも使うことがあるなど、かなり公共性が高い場所です。手を抜いていい空間では決してなく、むしろ一番キチンとしていなくてはいけません。よくレストランでも「トイレを見ればその店の姿勢や考え方がわかる」といわれますが、それは家でもそのまま当てはまります。鏡や照明のセンスはもちろん、タオルやトイレットペーパーの置き方、細かいところに目が行き届く人はすなわち、センスがある家づくりができる人なのです。(石井佳苗さん)
トイレ3か条
(1)公共性の高い場所であることを自覚する
(2)鏡や照明などでインテリア性を重視
(3)心して置けばむき出しでも清潔に!
ミラー、照明、植物……センスが光る小物使い
in_myhome_さん邸
窓がないつくりをあえて生かし、落ち着いた色の壁紙を貼ることで大人な雰囲気に昇華させた。
【A】イケア
『ホーネフォッス』2449円/10ピース(税込み)
六角形のミラーが10ピース。付属の両面テープを取り付けて自由に組み合わせて壁に貼り付けることができる。お部屋のアクセントになり、インスタなどでも老若男女問わず人気。
サイズ:W18×H21cm(1ピース)
〈ISHII’S VOICE〉
ミラーに目が行きますが、照明や植物もセンスを感じます。トイレットペーパーも心して置いており、トイレであってもステキに見せる意識の高さがありますね。
取材・文/高山 恵