iPhoneユーザーの多くは、初期インストールされているデフォルトのメールアプリをそのままメインで使用しているのではないでしょうか。
しかしビジネス用にはGmailを使用しているため、Gmailの操作/画面に慣れているという人も多いはず。そこで、iPhoneでデフォルトのメールアプリをGmailに設定する方法を紹介していきます。
実はGmailアプリでは、Gmail以外のアドレス(iCloudメールなど)も受信することができます。その設定方法も合わせて紹介していきましょう。
iPhoneのデフォルトメールアプリをGmaillアプリに変更する
まずは、GmailアプリをiPhoneのデフォルトメールアプリに設定する方法を紹介していきます。
当然、設定にはGmailアプリをインストールする必要があるので、まだの人は先に下記URLをご確認ください。
【参照】App Store Gmail
また、GmailアプリをiPhoneのデフォルトメールアプリに設定できるようになったのは、最新の「iOS 14」以降になります。まだソフトウエアのアップデートを行っていない人は、更新してから以下の作業を行ってください。
iPhoneのデフォルトメールアプリをGmailアプリに変更する方法
早速、GmailアプリをiPhoneのデフォルトメールアプリに設定していきましょう。
ちなみに、今回はGmailアプリをデフォルトに設定しますが、そのほかカレンダーアプリや電話アプリも同様の手順でデフォルトアプリの変更が行えます。
設定アプリを開き、アプリの一覧が表示されている部分まで下にスクロール
デフォルトにしたいアプリを開く。今回はGmailアプリを選択します。
「デフォルトのメールApp」をタップ
インストールされているアプリの中から、デフォルトに設定できるアプリが表示されるので、「Gmail」をタップ。
以上の操作で、GmailアプリをiPhoneのデフォルトメールアプリに設定することができました。
iPhoneでGmailアプリをうまく設定できない場合の対処法
上記の手順でiPhoneをデフォルトのメールアプリに設定できない場合は、先に紹介した通りまずiOSのバージョンを確認しましょう。
また、GoogleアカウントにログインできずGmailを満足に使えない場合は、下記URLから原因を見つけられれば、使用できるようになる場合もあります。
【参照】Google アカウントヘルプ Apple端末でのログイン
iPhoneのGmailアプリでiCloudメールを受信できる!
では、iPhoneのGmailアプリでiCloudといったGmail以外のアドレスのメールを受信するように設定する方法を紹介していきます。
iPhoneのGmailアプリでiCloudメールを受信する方法
Gmailアプリを開き、右上に表示されているアルファベットもしくはプロフィールアイコンをタップ
「別のアカウントを追加」をタップ
追加したいメールアドレスの種類を選択します。今回は「iCloud」をタップ。
追加したいiCloudアドレスを入力
案内に出ている通り、Apple IDにアクセスしてGmailアプリ用のパスワードを作成する必要があります。青字になっている「Apple ID」をタップしてブラウザページに飛びます。
自分のApple IDが表示されているページが開けたら、「セキュリティ」をタップ
「App用パスワード」の欄にある「パスワードを生成」をタップ
ラベルを入力するとパスワードが自動生成されるので、コピーしてGmail画面に移行します。
「受信サーバーの設定」画面のパスワードの欄に、先ほどのパスワードをペースト
名前を登録して完了
以上の動作でGmailアプリでiCloudアドレス宛のメールを確認できます。入力項目が異なりますが、Yahooメールなど他のメールサービスも登録できるので、複数のアドレスを作成している人はぜひ活用してみて下さい。
※データは2020年2月中旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
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文/佐藤文彦