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集合写真や風景写真の撮影、動画の撮影に使えるカメラ用三脚の選び方

2021.03.10PR

写真撮影の際に“三脚”があると、集合写真が撮りやすい、手ぶれを抑えやすい、あらゆるアングルで撮影できる、シャッタースピードを下げた長時間露光が可能になるなど、メリットが数多くあります。また、動画撮影をしたい方なら三脚はぜひ一台は持っておきたいところ。この記事では、カメラ用三脚を選ぶ時のポイントや、おすすめ製品をご紹介します。

使い方や付け方で選び方が変わる! カメラ用三脚選びのポイント

カメラ用の三脚を選ぶ時には、まずどのような用途がメインかを考えましょう。三脚選びには、重量・耐久性・安定感・価格に関わる「素材」や、持ち運びやすさと安定感に影響する「脚の段数」「脚の固定方法」、そして「操作性」といったポイントがあります。

旅行などで持ち運ぶならコンパクトに収納できるもの、星景写真など長時間露光の撮影に使うなら安定感の高い三脚など、用途によって重視すべき項目は異なります。なお、一眼レフカメラで三脚を使う場合は、耐荷重を必ずチェックしましょう。

コンパクトなカメラ用三脚が欲しい人は「素材」や「段数」に注目

三脚のパイプに使われている素材には、アルミやカーボンがあります。

アルミ製の三脚は重量が軽い製品が多く、持ち運びに便利。また、価格が低い傾向にあります。一方で、振動の影響を受けやすく(ブレが発生しやすい)安定感が低いといった面もあり、中には耐荷重が低い製品もあるので注意が必要です。カーボン製は価格が上がる分、軽量ながらも丈夫で、安定感も高めです。

また、多くの三脚はコンパクトに折りたたんで収納できます。3段よりも4段のほうがよりコンパクトに収納できて持ち運びに便利ですが、最下段の脚が細いため3段タイプよりも安定感が低い傾向にあります。安定性が重要なシーンで撮影する方には3段タイプがおすすめです。

レバー式? ナット式? ノブ(ネジ)式? カメラ三脚の脚の固定方法

三脚の脚の固定方法は、安定感だけでなく使いやすさにも影響します。持ち運びやすさや調整のしやすさも含めて比較検討できると良いので、家電量販店やカメラ屋などで実物に触れてみることをおすすめします。

ナット式(ツイストロック式)は、円形のナットを回して締めることで脚を固定します。後述するレバー式等のようにかさばるパーツがない分コンパクトに収納でき、どの方向からも調整が可能。しかし、ナットを手で回すという仕組み上、しっかりロックされているか確認しにくく、レバー式よりもセッティングに時間がかかります。

レバー式は脚についたレバーを開け閉めすることで固定するため、ワンタッチでセッティング可能。ロックされているかどうかも一目瞭然なので、締め忘れがなく使いやすいです。

そのほか、つまみを回してネジを締めることで脚を固定する「ノブ式」や、三脚の人気メーカー“ベルボン”が開発した「ウルトラロック」があります。

運動会でビデオカメラを使うなら要チェック! 用途別のおすすめ雲台

三脚には、カメラを固定するための「雲台」というパーツがあります。 主な種類としては、設置したカメラを水平・垂直(上下・左右)の2軸方向に動かせる「2WAY雲台」、水平・垂直に加えて縦構図にも対応する「3WAY雲台」、球状の機構により自由な位置にカメラを固定できる「自由雲台(ボールヘッド)」があります。

写真撮影の場合は、縦構図に対応した「3WAY雲台」や「自由雲台」がおすすめ。「3WAY雲台」のほうが水平をきれいに取りやすいですが、「自由雲台」はコンパクトな製品が多いです。「2WAY雲台」はパノラマ撮影や動画撮影でカメラを動かしながら撮りたい方に適しています。

なお、雲台の取り付け方には、クイックシュー式とネジ式があります。クイックシュー式はカメラの底部にプレートをセットして、プレートごと雲台に取り付けるため着脱がしやすいです。一方ネジ式は、三脚のネジを回してカメラを固定するため、セッティングにやや時間がかかります。

ビデオカメラには油圧式の三脚がおすすめ

動画撮影を考えている方は、雲台の可動部にオイルを注入した「油圧式(オイルフリュード)」を選びましょう。カメラの移動が滑らかになる上に、カメラの重さで雲台がガクッと傾く心配が少ないです。

ビデオカメラにおける三脚の使い方の基本

ビデオカメラで三脚を使う時には、パンハンドル(雲台部分にある棒)は手前に来るようにセットしましょう。

製品によっても異なりますが、パンハンドルを締めたり緩める際には持ち手の部分を回します。緩すぎるとカメラの重さで傾いてしまうこともあるので気を付けましょう。

カメラ三脚のネジの規格はどれを選べばいい?

カメラと三脚を取り付けるためのネジには規格がありますが、一眼レフカメラやコンパクトカメラ、家庭用ビデオカメラといった一般的な機材の場合、三脚のネジはほとんど1/4インチサイズ(小ネジ)なので、選ぶ時に神経質になる必要はありません。

ただし、大型カメラや超望遠の大口径レンズの場合、より太く強固な3/8インチネジを使用していることもあります。大型機材を使いたい時は、3/8サイズのネジが取り付けられる三脚や、変換アダプターを使用しましょう。

なお、小型カメラの中には三脚用の穴が備わっていないことがあるので、その際は別途アクセサリーが必要となります。

【参考】三脚ネジの規格について(エツミ)

カメラと三脚・一脚を取り付けるネジに規格はありますか?(ケンコー・トキナー)

カメラ用の三脚を中古で買うのはアリ?

中古の三脚はパッと見では劣化具合がわからないことが多いため、購入の際は実物を確認するか、リスクを承知した上で購入しましょう。外装のキズの有無はもちろん、脚を出し入れしたり雲台を動かすなどの動作確認も忘れずに。また、分解した跡の有無や、駆動部・ゴムパーツの劣化もチェックしましょう。

カメラ用三脚のおすすめ製品

続いて、カメラ用三脚のおすすめを紹介します。

安い上に使いやすい! 初心者におすすめのカメラ用三脚

初めて三脚を購入する方には、SLIK「GX 6400」がおすすめ。SLIK(スリック)は三脚の人気メーカーで、「GX 6400」のようにコストパフォーマンスの高い製品やハイエンドモデルまで、幅広くラインナップしています。

Amazonでの販売価格は3577円(税込み)で、3WAY雲台を採用。段数は4段、耐荷重は1.5kgです。レバー式で脚を固定するため、ロックされているかどうか一目で判別できます。

【参考】ケンコー・トキナー公式サイト製品詳細ページ

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インターネットショップの三脚ランキングで上位を獲得したおすすめ三脚

Velbon(ベルボン)「UT-3AR」は軽量かつコンパクトなトラベル三脚。収納時は259㎜になるため持ち運びやすく、ミラーレスカメラを使う方にピッタリな製品です。

耐荷重は1.5kgで、自由雲台を採用。また、脚の固定方法はベルボン独自の「ウルトラロック」式です。ウルトラロックとは、パイプを回すことによってパイプ同士が噛み合って固定されるという仕組みで、外側にロック用のパーツがないためよりコンパクトに収納できます。慣れれば素早いセッティングが可能となるのも特長です。

【参考】ハクバ公式サイト製品詳細ページ

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コンパクトながら耐荷重10kg! 人気メーカー“マンフロット”のカーボン三脚

Manfrotto(マンフロット)は三脚の人気メーカーで、信頼度の高い製品を数多く生み出しています。今回紹介するbefreeシリーズの「GT XPRO」は、持ち運びやすいトラベル用三脚です。

ボール雲台(自由雲台)を採用し、コンパクトながら耐荷重10kgを実現。また、90°コラム(センターポール)の採用により、マクロ撮影や様々なアングルでの撮影が可能となっています。脚の固定方法はツイストロック式(ナット式)で、画像の製品はカーボンを使用していますが、価格を抑えたアルミニウム素材の製品もラインナップ。運搬しやすいケースも付属します。

【参考】マンフロット公式サイト製品詳細ページ

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スマホにも使えるミニサイズのカメラ三脚

SLIK「メモアールミニ T2」は、コンパクトカメラ等の小さなカメラでの撮影に便利なミニサイズの三脚。スマートフォンに使える(※幅5.8~8.5×厚さ1.2cm)ホルダーも付属します。

スマートフォンは縦・横どちらにもセットでき、スタビライザー代わりとしても活用可能。鞄に入れておくと便利な一台です。

【参考】ケンコー・トキナー公式サイト製品詳細ページ

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自然保護の目的や混雑防止などの理由から、撮影場所によっては三脚の使用が禁止されている場合もあります。その場所の撮影ルールとマナーを守った上で、三脚を使用した撮影を楽しんでください。

※データは2021年2月下旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。

文/bommiy

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