2020年を通して、特に多くのCMに登場した、CM出稿量(秒数)1位のタレントと、CM起用社数1位のタレントは誰なのだろうか?
ビデオリサーチではこのほど、関東・関西・名古屋3地区の各民放5局を対象に2020年の年間(1月~12月)のテレビCM出稿動向として、「タレント別テレビCMランキング」と「タレント別テレビCM起用社数ランキング」を発表した。
タレント別テレビCM出稿量(秒数)で首位となったのは「米倉涼子」で、「興和」「楽天モバイル」などのCMに出演しており、前年の11位から大きく順位を上げている。2位の「橋本環奈」、3位の「吉岡里帆」と、上位3人を女性が占め、それぞれ前年順位から10位以上のランクアップで大きな躍進をみせた。
また全体を通して、携帯キャリアのCM出演者が多数ランクインしているのは例年の傾向だが、トップ10にランクインした顔触れの半数以上が入れ替わったことは2020年の特徴といえるかもしれない。
タレント別テレビCM起用社数では、「橋本環奈」が22社と昨年より起用社数を大きく増やし首位となった。2位は「広瀬すず」、3位は「賀来賢人」と、映画やドラマなど数多くの話題作に出演する3人がCM起用社数の上位に食い込んだ。
<調査概要>
集計対象局:関東地区 民放5局(日本テレビ・テレビ朝日・TBS・テレビ東京・フジテレビ)
集計対象期間:2020年1月1日~2020年12月31日のオンエアCMを対象
出典元:株式会社ビデオリサーチ
構成/こじへい