結婚10年目の記念日「錫婚式」におすすめのプレゼント4選

10年目の結婚記念日は“錫婚式”または“アルミニウム婚式”と呼び、錫・アルミで作られたアイテムを贈るのが定番となっています。この記事では、結婚10年目の節目の日を忘れられないものにするための過ごし方や、プレゼントにおすすめのアイテムを紹介します。

結婚10年目はどんな感じの夫婦が理想？ 錫婚式の意味とは

もともと結婚記念日を祝う習慣はイギリス発祥とされていて、明治時代以降に日本でも定着しました。結婚記念日には1年目から名称があり、10年目は“錫婚式”または“アルミニウム婚式”と呼びます。

錫やアルミは柔らかく錆びにくい安定した金属で、“錫婚式”“アルミ婚式”は美しさと柔らかさを兼ね備えた夫婦の関係を願うといった意味が込められています。

結婚10年目は“錫婚式”“アルミ婚式”！ そのほかの年は何婚式？

イギリスでは1～15年目の結婚記念日は1年単位で祝うものとされています。1年目の記念日“紙婚式”から始まり、5年目は“木婚式”、10年目は“錫婚式”“アルミ婚式”、11年目は“鋼鉄婚式（鉄鋼婚式）”、12年目は“絹婚式”“麻婚式”、13年目は“レース婚式”、14年目は“象牙婚式”、15年目は“水晶婚式”。

その後は5年おきに名称があり、20年目の“磁器婚式”“陶器婚式”、25年目の“銀婚式”、30年目の“真珠婚式”……と続きます。

周年はどのように計算する？ 結婚記念日の数え方

一般的に、結婚記念日は結婚して丸1年経ってから1回目をお祝いします。例えば2011年3月9日に結婚した場合、2012年3月9日が1回目の記念日、2021年3月9日が10回目の記念日（錫婚式・アルミ婚式）となります。

10年目の結婚記念日を楽しくお祝い！ おすすめのお祝い方法

10年目の結婚記念日を思い出深いものにするために、事前にどのように過ごすか計画しておきましょう。

記念日の過ごし方の定番！ レストランで結婚10周年をお祝い

レストランでのディナーは結婚記念日の過ごし方として定番です。

オシャレをして雰囲気の良いお店で10年の思い出を語りあえば、夫婦仲をより深めることができるでしょう。ディナーの前に2人の思い出の場所でデートするのもおすすめです。

結婚10年目の記念日は自宅でパーティー

お子さんがいる場合など、外食するのがなかなか難しい夫婦もいらっしゃると思います。家でのお祝いも、少しの工夫で非日常的な素敵なものになるはず。例えば部屋を飾り付けたりムーディーな照明を取り入れるなど、普段と雰囲気を変えてみましょう。

また、お気に入りのお店の料理をテイクアウトする、いつもより奮発した食材で手料理を作るなど、料理にも工夫するとベストです。

結婚記念日のお祝いにメッセージやプレゼントを贈ろう

夫婦で一緒に楽しい時間を過ごすだけでも、結婚記念日は特別な1日になりますが、日頃の感謝の気持ちを込めてメッセージカードやプレゼントを贈るのもおすすめです。

結婚10周年のお祝いにサプライズを

サプライズを用意すれば、おうちで過ごす記念日がもっと特別なものになるでしょう。

花束やプレゼントを用意したり、手紙を書くなど、ちょっとした心遣いをプラスすることで相手もきっと喜んでくれるはず。子供がいるご家庭なら、親子でサプライズを計画するのもアリです。

10年目の結婚記念日のお祝いにおすすめのプレゼント

続いて、結婚10周年におすすめのプレゼントを紹介します。10年目のプレゼントは“10”の数字にちなんだアイテムや、錫・アルミを使った商品が人気です。

【結婚10年目におすすめのプレゼント】スイート10の指輪やジュエリー

結婚10周年の記念日に、10石のダイヤモンドがあしらわれたジュエリーを贈る「スイート10（スイート・テン）」という風習があります。ジュエリーはプレゼントの定番アイテムでもあるので、ダイヤの数にこだわらず相手の好みに合わせたジュエリーを贈ると良いでしょう。また、ジュエリーボックスも贈り物に人気アイテムの1つです。

結婚10周年のプレゼントにおすすめのネックレス

身に着けやすいネックレスは、ジュエリーの中でも特におすすめ。

こちらのネックレスは派手すぎず、日頃のファッションのアクセントにもなる商品です。シンプルながら上品なデザインで、ダイヤの輝きが際立っています。

【結婚10年目におすすめのプレゼント】結婚10周年の記念品になるペアアイテム

ペアのアイテムも結婚記念日のプレゼントとしておすすめ。夫婦茶碗や箸、結婚した年のワインとペアグラスのセットなどはいかがでしょうか。

また、錫婚式にちなんで錫製のペア食器もおすすめです。錫は錆びにくいため食器にもよく使われていて、様々なアイテムから選ぶことができます。

錫製品に興味があるなら、富山県高岡市で1916年に創業した鋳物メーカー“能作”はぜひチェックしたいところです。能作の錫製品は純度100％で、錫ならではの風合いが楽しめます。

本製品は、ぐい吞みとお猪口のセットです。錫の酒器はお酒の雑味やえぐみを取り除くといわれていて、いつも飲んでいるお酒も美味しく楽しむことができます。

【参考】能作 公式サイト製品詳細ページ

【結婚10年目におすすめのプレゼント】妻へのお祝いにフラワーギフトやブリザードフラワーを

お花のプレゼントはいつもらっても嬉しいもの。花束をはじめとするフラワーギフトはバリエーション豊富なので、喜ばれるものがきっと見つかるはずです。

生花を加工したプリザーブドフラワーなら長期間保存でき、水やりの必要がないのでお手入れもラクです。デザイナーズフラワーギフト CLEISの商品は、オリジナルのメッセージをリボンに入れることができます。フラワーボックスのほか、リースやウォールフラワー、キャンドルスタンドが用意されています。

【結婚10年目におすすめのプレゼント】夫へ贈るなら時計や仕事で使える小物

時計や名刺入れといった仕事で使えるビジネス小物も、プレゼントにピッタリです。錫婚式にちなんで錫製のネクタイピンやカフスを贈っても良いでしょう。

前述した富山県高岡市の能作は、ネクタイピンもラインナップしています。錫の上品な輝きとシンプルなデザインが魅力で、使い込むほど風合いが増します。

【参考】能作 公式サイト製品詳細ページ

【結婚10年目におすすめのプレゼント】記念写真やフォトアルバムで思い出を残す

10年間で撮った写真の数々をアルバムやフォトブックにまとめてプレゼントすれば、いつでも2人で思い出に浸ることができます。また、結婚10年記念に写真館で家族写真を撮ってみると、イベントの特別感が増すはずです。

フォトブックを作るサービスは、富士フイルム、しまうまプリント、カメラのキタムラなど多数あります。人気サービスの多くは手軽にレイアウトできて、写真も綺麗に印刷できるため、それぞれのサービスの価格や特徴を比較して自分に合うものを選んでください。

結婚記念日のお祝いは、夫婦が特別な時間を過ごすことが一番大切です。今回は錫製品や10にちなんだアイテムをご紹介しましたが、相手が喜んでくれるものであれば錫・アルミにこだわる必要はありません。10年の節目の日を忘れられないものにして、今後の夫婦生活をますます良好なものにしてください。

※データは2021年2月中旬時点での編集部調べ。
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文／bommiy