コードレスに音声を楽しめるため便利なBluetoothイヤホン。音質だけでなく、各メーカーから様々な特徴を持った製品が登場しているので、どのイヤホンを選ぶべきなのか難しくなってきています。
今回は、音楽や映画を湯舟につかりながら楽しんだり、ランニング時に汗や雨で濡れても安心な防水性能の高いBluetoothイヤホンを紹介していきます。
防水性能の高いBluetoothイヤホンを選ぶ際のポイント
製品を紹介していく前に、まずは防水性能の高いBluetoothイヤホンを選ぶ際に確認してほしいポイントをいくつか紹介してきましょう。
防水性能のレベルは「IPX」で確認? 水泳時に着用できるモデルも!
Bluetoothイヤホンの防水性能は、主に「IPX」という単位で表されます。本来、IPの後に続く3文字目(Xの部分)で防塵性能を表しますが、防水規格を表現するためにここにXと入れられています。
防水規定はIPX0からIPX8まであり、数字が高いほど防水性能に優れています。しかし、最高レベルのIPX8に対応したBluetoothイヤホンであっても、無理な使い方をすると故障してしまう場合があるので注意しましょう。
Bluetoothイヤホンの中には、その高い防水性能から水泳をする際に着用していても壊れにくいというモデルも登場しています。泳ぎながら音楽を聞いていたいという人は、こういった製品の購入がおすすめです。
防水に特化したBluetoothイヤホンはフィット感も大切
先にも触れた通り、高い防水性能を搭載したBluetoothイヤホンであっても、お風呂の中に長時間沈んでしまったりすると故障してしまう場合があります。
入浴中に湯舟に落としてしまう、ランニング中に水たまりに落としてしまうといった事故をなるべく防ぐため、フィット感に優れた製品を選ぶのがおすすめ。
コンパクトなサイズで、人間の耳の形をスキャンし設計されたモデルなども登場してはいますが、耳の形は千差万別。できれば店頭で試聴し、自分の耳にあったモデルの購入がおすすめです。
防水性能の高いおすすめのBluetoothイヤホン3選
では、防水性能に優れているおすすめのBluetoothイヤホンを厳選して紹介していきましょう。
防水性能の高いおすすめBluetoothイヤホン【ソニー WF-SP900】
まず初めに紹介したいのが、ソニーの「WF-SP900」です。ソニーはスポーツ用などに高い防水性能を搭載したイヤホンを多く販売しているのですが、中でも本製品はIPX5/IPX8相当と高い防水性能を搭載しています。
そのため、普段使いはもちろん、水中での使用も可能。完全ワイヤレス型ですが、左右のイヤホンをつなぐ“リーシュコード”も付属するので、泳いでいる最中に紛失する心配が少ないのもポイントです。
【参照】ソニー WF-SP900
防水性能の高いおすすめBluetoothイヤホン【Jabra Elite 85t】
続いて紹介するのはJabraの「Elite 85t」。11段階で調整可能なノイズキャンセリング機能を搭載し、12mmのスピーカーから再生されるパワフルなサウンドが魅力の完全ワイヤレスイヤホンです。
防水はIPX4に準拠しているので、ランニング中の汗や雨での故障はあまり心配いらないでしょう。何千人もの人の耳の形状をスキャンして設計されたデザイン製も魅力で、シリコン製のイヤジェルを付け変えればフィット感を得やすいイヤホンになっています。
【参照】Jabra Elite 85t
防水性能の高いおすすめBluetoothイヤホン【Anker Soundcore Life P2】
最後に紹介するのが、Ankerの「Soundcore Life P2」。IPX7と高い防水性能を搭載していながら、各ECサイトで約5000円と比較的安価に購入可能な製品です。
左右それぞれで片耳での使用が可能であるほか、イヤホン本体で最大7時間、ケースを併用すると最大40時間の音楽再生が可能なバッテリー性能も特徴的。10分で約1時間分の音楽再生が可能な急速充電にも対応しています。
※データは2020年2月中旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用はあくまで自己責任にてお願いします。
文/佐藤文彦