小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

メゾンカイザーとミート矢澤が強力タッグ!テイクアウトメニューも充実のニューノーマルレストラン「ミートカイザー」

2021.02.16

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

目利きが選んだ最高品質の“矢澤牛”とカイザーブレッドの共演

日本にブーランジェリー文化を浸透させた「メゾンカイザー」と、最高級黒毛和牛を使用したステーキ・ハンバーグの名店「ミート矢澤」がタッグを組んだ新店舗「ミートカイザー」が、渋谷ストリーム2階にオープンした。

もともとこの店舗は、メゾンカイザーを展開するブーランジェリーエリックカイザージャポンの関連会社が運営するジビエ料理「MEAT TAVERN 煮込みや四兵衛」だったが、新型コロナの影響から業態転換。同社の代表・木村周一郎氏から、ミート矢澤を運営する精肉卸ヤザワミートにオファーを申し出て、コラボが実現することになった。

ミートカイザーでは、ヤザワミートが仕入れた黒毛和牛を使ったステーキ・ハンバーグと、メゾンカイザーのパンを合わせたメニューがメイン。帝国ホテルやジョエル・ロブションをはじめ、多くのホテルやレストランで使われている海老原ファーム(栃木県)の「エビデジ」を使ったサラダも提供する。

おすすめメニューは、極上黒毛和牛の1頭分の旨みを凝縮した「ハンバーグ メゾン 170g」(シングル1800円、ダブル3450円・税別以下同)。最高ランクの切り落とし肉と、ウデ、スネ、ネックといった赤身の部位をバランスよくミンチにし、肉のポテンシャルを最大限に引きだすために、職人が一つ一つ丁寧に手ごねしてレアで焼き上げたバンバーグは、ふっくらとしてジューシー。ナイフを入れると肉汁があふれ出る。

カイザーブレッドとの相性を存分に楽しみたいのなら「ハンバーグ シチュー 170g」(2900円)がおすすめ。ステーキ、ハンバーグメニュー共に、カイザーブレッド、サラダ、スープの「パンセット」(750円)、「エビベジサラダ」(550円)を付けることもできる。セットに付くパンは定番だが、1種類だけ好みのものを入れられる。

ニューノーマルに合わせて持ち帰りメニューも充実。お弁当は「ハンバーグ弁当」(2400円)、「ハンバーグ シチュー弁当」(3000円)、「ハンバーグ・ステーキ弁当」(3700円)の3種類。

注目はTO GO限定メニューの「ハンバーグサンド」(2200円)。黒毛和牛100%のハンバーグ150gをメゾンカイザーの特製食パンでサンドした食べ応えのある一品だ。ミート矢澤のハンバーグはレアで提供するが、サンドイッチにすると肉汁がパンに染み出てしまうため、きっちりと中まで焼いた状態で提供。化粧箱入りなので差し入れとしても喜ばれそうだ。

「サンドイッチの場合、パンに合わせて作るというような、パン屋のエゴが前面に出てしまうとあまり良いことはないと経験で感じている。パンは挟む素材に合わせて、いくらでも変化させられる技術があるので、あくまでパンは引き立て役に徹するべきというのが自分の考え方。

ミート矢澤の肉は、○○牛といったブランド牛ではなく矢澤のフィルターを通して選んだ“矢澤牛”として、クオリティを保証している。良質な脂がのっている肉をすべて包み込めるようなパンを作ることを心掛けた。肉の引き立て役であるパンは、ジューシーな肉の味を邪魔しないように、余計な甘味などないしっかりとした味の食パンに仕上げている」(木村氏)

【AJの読み】カイザーの黒パンと肉&デミグラスソースの相性が抜群

肉のおいしさは言うまでもないが、ミート矢澤本店との違いも打ち出していて、その一つが肉の付け合わせ。ミート矢澤では温野菜だが、ミートカイザーでは「アリゴ」というマッシュポテトとニンニク、チーズを練り合わせたものを付けており、クリーミーでありながらパンチも効いていて肉との相性がとても良い。

カイザーブレッドと肉料理の共演を楽しむなら、おすすめはやはり「ハンバーグ シチュー」のパンセット。個人的にメゾンカイザーで買うのは、ライ麦粉と全粒粉のパン「トゥルト」と「イチジクのパン」の2つがメインなのだが、ハンバーグシチューのデミグラスソースと肉のジューシーさはこうした黒パン系ととてもよく合うと感じた。

ハンバーグを食べ終わった後も、残ったデミグラスソースやアリゴと合わせてカイザーブレッドを存分に味わえる。パン好きならお替わり自由の「カイザーブレッド」(380円)を付けても良いかも。

持ち帰りメニューの「ハンバーグサンド」だが、パンからあふれるような肉のボリュームは豪華だが、できたてを食べるのと、持ち帰って完全に冷めた状態で食べるのとではかなり印象が変わると思う。カツサンドを温めて食べるか、冷めたまま食べるかのジレンマと同様で、今回のハンバーグサンドは冷めた状態で食べたが、やはりどんなに良い肉でも固くなり脂ぽさが出てきて、ボリュームのあるハンバーグではよりそれを感じる。

オーブントースターで少し温めた方がおいしくなるのではないかと推測するが、記事を見て買いに行った方は、ぜひおいしい食べ方を店で聞いてほしい。肉だけでなくパンもとてもおいしいだけに、できればベストな状態で食べてみたい。

注※メニュー内容や価格は変更の可能性あり

文/阿部純子

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年3月15日(金) 発売

DIME最新号はデザイン一新!大特集は「東京ディズニーリゾート&USJテーマパークの裏側」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。