ミニマリストがもてはやされた数年前、このトレンドを意識した小さな財布が多数登場した。
最近はといえば、キャッシュレス決済派の急増を受け、さらに進化を遂げた財布が続々と生まれている。その中から、「アタラシイものや体験の応援購入サービス」のMakuakeで見つけたおすすめを3品紹介しよう。
「MINI WALLET II-ミニウォレット II」(WR)
製品名に「II」とあるとおり、昨年リリースされた初代「MINI WALLET-ミニウォレット」の発展改良版。製品コンセプトは、「ボタン1つ外すだけのワンアクションで快適決済!」。ボタンをポチっと外すと、紙幣、硬貨、カードがさっと取り出せる構造になっており、それでいて本体が手のひらサイズというのがいい。
初代でも好評であった、決済用カードを入れられる外側ポケットは健在。決済のたびにカードを抜き差しする必要はなく、収納した状態でかざすだけでOK。
素材面でも妥協していない。初代と異なり、裏地にも本革を使用して強度を高めた仕様に。これに伴い、裁断面(コバ)を裏側へ折りこむ「へり返し」という工程をなくし、「コバ磨き」という仕上げに変更することで、革ならではの自然な仕上がりとコストダウンを実現している。原皮は、北米の名産地で作られた「デイリーステア」。これを、色落ち・傷つきがしにくいウレタンコーティングで加工している。
価格は、【早割+優先発送】の18%OFFコースで11,200円(税込)。プロジェクトページはこちら。
「フェイブルミニR」(TOKITOMA DESIGN)
小ささにとことんこだわって、サイズは縦8.5×横9cm、厚さは3cm、一般的な二つ折り財布の3分の2の面積。それでいながら、カードが18枚も収納できる大容量が一番の特徴。こちらも「フェイブルミニ」という前作があり、サイズ、容量、デザイン、素材と仕上げを突き詰めて改良した製品になる。
カード決済派であっても、免許証から図書貸出カードまで、なんだかんだと様々なカードを持ち歩く機会がある人は少なくない。そんな方々に向け、カードはたくさん入り、かつ財布はできるだけ小さく、というニーズにこたえてくれる一品。カードの収納は、「大容量カードポケットの1か所に集約」「カードの出し入れはめくるだけ」という、新発想の設計になっている。一方、紙幣については、折らずに収納でき、スムーズに取り出しやすいよう工夫がなされている。
硬貨は、外側にファスナー付きのスペースをもうけ、ここより出し入れする。
素材は、薄くてもコシと強度のあるイタリアンレザーを採用。縫製・加工は半世紀以上の歴史ある国内皮革服飾メーカーが担当しており、確かなクオリティを確保している。
価格は、【早割15%オフ】のコースで13,940円(税込)。プロジェクトページはこちら。
「Receca」(TAVARAT)
キャッシュレス時代を見据え、レシートとカードの収納に特化するという、思い切ったコンセプトのウォレットが「Receca(レシカ)」。
「Receca」の外観(グレー、グリーン、ブラック、ネイビーの基本4色あり)
カードポケットは2つ。レシート入れは、通常の財布なら紙幣を入れるポジションに15~20枚入れられる。折り畳めば縦67mm×横100mmと、名刺入れよりもやや小さめのサイズに。
「Receca」に採用した素材は、北米原産で日本国内にて鞣された本革。高級な革に多いセミアニリン仕上げだが、「微量の顔料で革の表面の損傷を隠した後、染料で調色を行うことで顔料感を軽減」させた、手触りのよい「FUWARI」というブランドを用いている。
キャッシュレス化が進んだといっても、経費精算や家計管理のために「レシートは必要」という人は多い。ただ、通常の財布に入れると、すぐにパンパンになったり、なんとなくためてしまったりと、ちょっとイラっとする場面がよくある。通常の財布には、「レシートが居心地よくいられる場所はない」と痛感しているなら、「Receca」は“買い”だろう。
価格は、【予約割 15%OFF 4月末出荷予定】のコースで7570円(税込)。プロジェクトページはこちら。
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文/鈴木拓也(フリーライター兼ボードゲーム制作者)