小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

今なら売れる!?3ドアの傑作、ホンダ「アコードエアロデッキ」の不思議な魅力

2021.02.19

今から35年以上前の1985年6月4日。ホンダから〝斬新な3ドア車〟が誕生した。

その名はホンダ「アコードエアロデッキ」という。

初代、2代目ホンダ「アコード」のハッチバックとは?

1976年5月8日にホンダは、1599cc(80PS/5300rpm)のCVCCエンジンを搭載したハッチバック・セダン、ホンダ「アコード CVCC」を発売した。

シビックよりも大きめのボディサイズに丸形4灯で高級感を備え、ファミリーカーとして人気を博した。

そして、1981年9月22日に2代目へとフルモデルチェンジ。同年9月25日より「ホンダ・アコード1800/1600シリーズ」4機種が発売された。

ハッチバックも2代目へとフルモデルチェンジ。1980年代の幕開けにふさわしい、シャープなフォルムに逆スラントした角形ヘッドランプがよく似合った。

1985年6月4日、ホンダ「アコードエアロデッキ」が登場!

そして、ホンダ「アコード」は1985年6月4日に3代目へとフルモデルチェンジ。3ドアハッチバックモデルは〝エアロデッキ〟という新たなコンセプトに変更され、同年7月20日より発売された。

ホンダ「アコードエアロデッキ」のデザインと共通性を持つホンダ「シビック・3ドアハッチバック」

実はホンダ「アコードエアロデッキ」が登場する前に、ホンダは1983年9月22日に3代目となるホンダ「シビック・3ドアハッチバック」を発表している。

ホンダ「シビック・3ドアハッチバック」のボディは空力フォルムと居住性を追求した。そのため、CD×A値0.63と空力性能にすぐれた、ロングルーフデザインを採用する。

その結果、ロングキャビン化が可能となり、居住性スペースを大幅に拡大した。

ホンダ「シビック・3ドアハッチバック」の寸法は、全長が3810×全幅1630×全高1340mmでホイールベースが2380mmとなる。

一方、ホンダ「アコードエアロデッキ」は全長が4335×全幅1695×全高1335mmでホイールベースは2600mmとシビックに比べて長く、ワイドで低い。そのため、同じ3ドアハッチバックモデルでありながらホンダ「アコードエアロデッキ」は、クーペとワゴンを合わせたようなフォルムになっている。

イメージスケッチを見て欲しい。低く長いルーフでサルーンというよりは、クーペ的なスタイリッシュさを目指したことがわかるはずだ。

ホンダ「アコードエアロデッキ」のグレードをチェック

では、ホンダ「アコードエアロデッキ」のグレードをチェックしてみたい。同車は、1.8Lと2.0Lがラインアップ。1.8LではSOHCとDOHCの2種のエンジンを揃えた。

1.8L SOHC12バルブ+シングル・キャブの「LX」「LXR」

ホンダ「アコードエアロデッキ」のベーシックエンジン、1829ccSOHC12バルブシングルキャブレターエンジン(110PS/5800rpm)を搭載するのが「LX」「LXR」だ。

スタンダードな「LX」と

装備を充実した「LXR」がラインアップ。

東京地区での価格は「LX」の5速マニュアル車が142万7000円、「LXR」が163万7000円となる。

ホンダ「アコードエアロデッキ」は各グレードにロックアップ機構付ホンダマチック4速フルオート(オーバードライブレシオ)車が用意されており、5速マニュアル車に対して各7万9000円高の設定となっていた。

1.8L DOHC+CVデュアル・キャブの「LX-S」「LXR-S」

ホンダ「アコードエアロデッキ」の中核となる、1834ccDOHC16バルブデュアルキャブレターエンジン(130PS/6000rpm)を搭載するのが「LX-S」「LXR-S」だ。

スタンダードな「LX-S」と

装備を充実した「LXR-S」がラインアップする。

東京地区での価格は「LX-S」の5速マニュアル車が163万2000円、「LXR」が181万7000円となる。

2.0L DOHC+PGM-FIの「2.0Si」

ホンダ「アコードエアロデッキ」のハイエンドグレードが、1958ccDOHC16バルブ PGM-FIエンジン(160PS/6300rpm)を搭載する「2.0Si」だ。

東京地区での価格は「2.0Si」の5速マニュアル車が200万7000円となる。

ちなみに、この「2.0Si」の5速マニュアル車の車両重量は1080kg〜。現代のクルマでは考えられない軽量ボディであった。

インテリアもご紹介したい。

当時のホンダの特徴が色濃く出た水平基調のインストルメントパネルを持ち、開放感が高い。

3ドアのため後席乗車時にやや窮屈さはあるものの、着座してしまえば3ドアとは思えないほど広々としていた。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年11月15日(金) 発売

DIME最新号は「2024年ヒットの新法則!」、永尾柚乃、小田凱人、こっちのけんと他豪華インタビュー満載!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。