2月16日発売のDIMEは長引くテレワークの効率をアップさせてくれるPCの新モデルを大特集。定番のWindowsだけでなく、ChromebookやMacまで徹底解説します。
今回はその中からMac派の迷うポイントである『MacBook Air』と『MacBook Pro』、どっちにするか問題をピックアップ!
M1搭載の『MacBook Air』と『MacBook Pro』はCPUとGPUが8コアの同一チップを採用(『MacBook Air』の最安モデルのみ7コアCPU)している。両者の違いが出るのは、負荷の高いPC作業。ファンを備える〝Pro〟のほうがピーク性能を長時間維持できる。
好評につき、発売前から主要ネット書店では完売となっております。お早めに、お近くの書店、コンビニでお買い求めください。
※電子版には付録は同梱されません。
入門機の〝Air〟でもテレワークには十分すぎる!
M1チップのCPUコアは、4つの高効率コアと、3もしくは4つの高性能コアに分かれる。Officeアプリなど一般的な処理なら、高効率コアのみでも十分だ。そのため、高性能コアが3つとなる『MacBook Air』の7コアCPUモデルでも仕事で使うには申し分ない。
加えて、M1の処理速度向上に貢献するチップ内の高速メモリーは、後から増設できないので要注意。注文時に8GBまたは16GBを選ぶ仕組みだ。しかし、よほど多くのアプリを同時使用しない限り、8GBでも問題ないだろう。
最新『MacBook』はココがスゴい!
最新macOSをプリインストール!
最新macOS「Big Sur」をデフォルトで搭載。例えば、画面右端にランチャーが表示され、Wi-Fiのオン/オフや、再生している楽曲の音量調整も直感的にできる。
打ちやすくてとっても静か!
〝Air〟と〝Pro〟が採用するシザー構造のMagic Keyboardは、打鍵感が心地よくて、静音性も高い。ビデオ会議でも、静かにメモ書きできるのがうれしい。
選びのPOINT
多くの人は〝Air〟で十分!ヘビーな作業をする人だけ〝Pro〟を検討しよう
10個以上のアプリを同時に使いたい人向き!
アップル
『MacBook Pro』13万4800円~
M1の実力を存分に発揮できる『MacBook Pro』は、バッテリー駆動時間が最大で10時間から20時間に伸びた。ビデオ通話の音質を左右するマイクアレイも進化。周囲のノイズが入りにくくなっている。
CPU:Apple M1チップ(8コアCPU、8コアGPU、16コアNeural Engine)
OS:macOS
メインメモリー:8GB/16GB
記憶容量:256GB/512GB/1TB/2TB SSD
画面サイズ(解像度):13.3インチ(2560 x 1600)
入出力端子:DisplayPort、Thunderbolt( 3最大40Gb/s)、USB 3.1 Gen( 2最大10Gb/s)、ヘッドホン
本体サイズ:W304.1×H15.6×D212.4㎜
重さ:1.4㎏
クリエイティブワーカーに根強く支持される『MacBook Pro』には、アクティブクーリングシステム搭載の冷却ファンが組み込まれている。高負荷な作業をする際、長時間にわたってパフォーマンスの高さをキープする。
『MacBook Pro』にはファンクションキーの代わりにTouch Barを搭載。ボリュームや画面輝度の調整などを、より直感的に行なえる。よく使う項目を自由にカスタマイズできる「Control Strip」機能が実に便利だ!
ビデオ会議や書類作成を快適にこなしたい人向き!
アップル
『MacBook Air』10万4800円~
Intel製CPU採用の旧モデルに比べてバッテリーの最大駆動時間は12時間から18時間に大きく伸びた。ディスプレイはsRGBの色空間をすべてカバーする「P3」仕様に。クリエイティブな用途にも使える。
CPU:Apple M1チップ(8コアCPU、7コアまたは8コアGPU、16コアNeural Engine)
OS:macOS
メインメモリー:8GB/16GB
記憶容量:256GB/512GB/1TB/2TB SSD
画面サイズ(解像度):13.3インチ(2560 x 1600)
入出力端子:DisplayPort、Thunderbolt( 3最大40Gb/s)、USB 3.1 Gen( 2最大10Gb/s)、ヘッドホン
本体サイズ:W304.1×H4.1~16.1×D212.4㎜
重さ:1.29㎏
M1搭載の〝Pro〟とは異なり、ファンレス構造を採用。M1チップが消費電力を抑える設計になっているので、ファンレスでも申し分ない。なお、冷却のファンが回らないのでビデオ会議の際には、とても静かだ!
新型『MacBook Air』はゴールド(写真右)、スペースグレー、シルバーの3色をラインアップ。高級感ある光沢が美しいゴールド、モダンな印象のスペースグレー、安定のシルバーの中から、ニーズや用途に合わせて選べる。
もれなく付いてくる!最新号の付録はなんと「LEDリングライト30」
毎回、ユニークな付録で話題になる雑誌「DIME」の最新号に、またもやスゴい付録が登場する。すでに発売前から話題となっているが、2月16日に発売される「DIME」に添付されるのが「LEDリングライト30」。メイク、ビデオ会議、オンライン面接、動画配信、写真撮影、読書灯、模型製作など、様々な用途で使える便利な照明ガジェットだが、これが、ライトの明るさを10段階、明かりの色を3種類から選べるということで、30パターンの組み奴合わせでライティングできる超本格派。用途に合わせて、自分好みに調整できるというのだから、付録の域を超えていると言っても過言ではない。
緊急事態宣言以降、テレワークをする機会が増え、毎日、何本もビデオ会議をこなさなければならないようになってきた。モニターに映る自分の顔や表情を見て、気になっている方も多いだろう。照明ひとつで、表情が明るくなったり、肌がきれいに映ったりして、相手に与える印象が変わるのであれば、ここぞという時に持っておいて損はない。
さらに詳しいテレワークPC情報はDIME本誌で!
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※電子版には付録は同梱されません。
取材・文/大谷和利、清友勇輔 撮影/園田昭彦