ATM手数料は意外にかさむ
SMBC三井住友銀行は個人預金口座数は約27百万口座(※)と国内大手の銀行になります。
会社からの給料はSMBC三井住友銀行になっている、社会人になってからずっとSMBC三井住友銀行を使っているなど、メインバンクとして使っている方も多いでしょう。
お金を使うときに取る行動と言えば「ATMを利用する」ことですが、そのときにかかるATM手数料がいくらかかっているかを知っていますか?
<SMBC三井住友銀行のATM手数料>
平日の8時45分から18時までなら本支店のATM手数料は無料ですが、18時以降、もしくは土日・祝日にATMをよく利用するという方は月にいくらかかっているのか確認してみてください。
例えば、18時以降の平日に2回、土日・祝に2回ATMを利用している場合は月合計630円(110円×2回=220円/220円×2回=440円)を手数料で支払い、年間で見ると7,560円にもなります。
「え! こんなにかかっているの?」と驚いた方に、意外にかかっているATM手数料を無料にできる方法として、クレジットカードを利用する方法を伝えていきます。
身近に持っているアイテム「クレジットカード」の特典を活かしていこう
まず、SMBC三井住友銀行の口座が普通預金の方は、2020年の6月より開始になった新サービスの「残高別金利型普通預金」に変えましょう。
残高別金利型普通預金はSMBCポイントパックのサービスのひとつで、残高に応じ金利を適応するものです。使わないのはもったいない。
SMBCポイントパックを利用しているなら、あとは三井住友VISAカードかセディナカードの引落を残高別金利型普通預金に変更するだけです。
画像元/ https://www.smbc.co.jp/kojin/sougou/point-pack/
これだけで、三井住友銀行の本支店のATM手数料は何回でも無料、イーネットATM、ローソン銀行ATM、セブン銀行ATMの手数料は月3回まで無料となります。
画像元/ https://www.smbc.co.jp/kojin/sougou/point-pack/
ATM手数料が無料となる条件は残高別金利型普通預金の契約とクレジットカードの引落口座に指定する以外に、給与または年金の受取、30万円以上の資産残高(円預金・外貨預金・投資信託)、Web通帳の契約、SMBCデビット契約があります。
その条件を確認したなかで、口座は残高別金利型普通預金に変えて、三井住友カードかセディナカードの引落をセットするのがいいけれど、クレジットカードはどれにしよう。と悩んだ方にそれぞれおすすめとなるクレジットカードを挙げるので参考にしてみてください。
やっぱり王道? それとも特典重視?
SMBC三井住友銀行のサービスなので、王道で言えばやはり三井住友カードがおすすめです。
■三井住友カード/年会費は永年無料
三井住友カードはもっともスタンダードな1枚で、今は最短5分で発行することも可能です。デザインも一新し、ナンバーレスとなったことで見せただけではカード番号は分かりません。安全性を重視し、信頼性も高いクレジットカードです。
またセブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、マクドナルドで利用するとポイント最大5%還元となりお得です。
■Mastercard N-Value(セディナ)/年会費は2,000円(税別)
年会費はかかるものの、スタイリッシュなブラックカラーで国内外の宿泊施設やレストランなどで割引と優待が受けられるプレミアムクラブオフのサービスが付帯されています。
休日はお出かけがメイン、旅行が好き、ランチを楽しみたいという方にはピッタリ。
そのほか、セブンイレブン利用でポイント3倍、7日間無利息キャッシングといったサービスも備えています。
クレジットカードは決済アイテムのひとつですが、上手に使えば今回のようにATM手数料を無料することもできます。お小遣いを口座に入れて使っている方やATM利用が多いという方は特にこちらの方法を検討してみてください。
文/クレジットカード研究Lab 編集責任者 志田愛仁
運営会社 バリューファースト
雑誌編集者を経て、フリーライターとして紙媒体とWEBの両方で活動。その後バリューファーストの編集責任者となる。累計取材件数は1,200件以上。