コロナで恋愛のしづらさを感じた人は51.2%
やはり、コロナ禍での恋愛は難しいのだろうか。
今回マッチングアプリなびは「withコロナ時代における恋愛・結婚観」アンケートの実施結果を発表した。
「コロナが恋愛に及ぼす影響」を調査結果から紐解く。
「恋愛」の概観
恋人がいる人の割合は全体で35.9%で、いない人の割合が6割を超えた一方で、20代女性に限れば、恋人がいる人の割合は62.5%にのぼった(図表1)。恋人がいた方がいいと答える人の割合は77.6%にのぼった(図表2)。
結婚に抱くイメージ像
結婚したいと思ったことがある人は81.0%であり(図表3)、自分が将来結婚できると思う人は54.9%である一方、結婚出来ないと思う人の割合は23.6%であった(図表4)。
結婚は人生最大の幸福であると考える人の割合は56.2%であり、そうでないと考える人は23.8%であった(図表5)。
恋愛と結婚の違い
恋愛、結婚共に「一緒にいて楽」であることを相手に求める傾向にある(恋愛:82.0%、結婚:81.7%)。
「恋愛感情」(恋愛:73.3%、結婚:65.1%)、「容姿」(恋愛:55.7%、結婚:43.4%)といった指標は、結婚においては恋愛ほど求めない傾向にあるのに対し、「生活リズムが同じ」(恋愛:20.2%、結婚:38.0%)、「経済力」(恋愛:19.2%、結婚:45.8%)、「自分の親との相性」(恋愛:14.1%、結婚:31.7%)などは、結婚において重要視される傾向にある(図表6、7)。
出会いの最前線
「職場・学校」が81.6%と圧倒的支持を集めており、次点はネット経由の出会い(226.1pt)で、マッチングアプリが115ptを集めた(図表8、9)。
恋愛をネットで行うメリットとしては、「出会いの数を増やせる」68.7%、次点「普段の生活圏では出会えない人に会える」59.3%が挙げられた(図表10)。
コロナ禍と恋愛
コロナで恋愛のしづらさを感じた人は51.2%であり(図表11)、その理由としては「出会いの機会の減少」が60.4%(男性68.8%、女性52.0%)、次点で「会えないために心まで離れていく」が42.6%(男性40.8%、女性44.4%)となった(図表12)。
調査概要
調査期間:2020年11月21日~2020年11月30日
調査目的:①現在の若者の恋愛軸を明らかにする。②コロナが恋愛に与えた影響を明らかにする
調査方法:インターネットによるアンケート、街頭調査(渋谷)
調査対象:10代、20代の男女
回収サンプル数:1002人
構成/ino.