小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

受信時最大4.2Gbpsのドコモの5G、カバーエリアはどこまで広がった?

2021.02.13

2020年に開始した次世代通信「5G」は、「高速・大容量」でモバイルデータ通信ができる。

ドコモも「瞬速5G」と呼び、通信キャリアの技術革新バトルの勝者を目指す。

受信時最大4.2Gbpsを可能にするドコモの5Gの通信技術、エリア展開とはどうなっているのだろうか?

ドコモの「瞬速5G」の実力はいかほど?

「瞬速5G」は、3.7GHzと4.5GHz、28GHzという周波数帯域を利用し、「高速・大容量」通信サービスを実現するもの。

また、2020年9月から提供開始した、ミリ波(28GHz)を利用する5Gでは、受信時最大4.1Gbps、送信時最大480Mbpsの通信が可能。

さらに、2020年12月7日から2つの5G周波数帯、それぞれ100MHzの帯域幅を束ねるキャリアアグリゲーション(CA)技術を、クアルコムとともに実施。

「Sub6」と呼ばれる3.7GHzと4.5GHzの2つの周波数を束ねた「Sub6-CA」を世界で初めて提供した。その速度は何と、受信時最速4.2Gbps!

2020年1月末現在では対応端末が限定的だが、順次増加が予測される期待の新技術だ。データのダウンロード速度に優れるのはもちろん、アップロードの高速化にも寄与することは間違いない。

【参考】ドコモの「瞬速5G」をご紹介|NTTドコモ

もちろん、受信・送信速度はともに最大値(理論値)。実行速度はユーザー数の増加などにより低減する。

ドコモでは、5Gが4Gと同程度に浸透した場合、最大通信速度に対し4Gと同程度、実効速度が低下すると想定している。

その推定低減率は、受信時で10%~19%/送信時で20%~40%とする。

「Sub6-CA」による受信最大4.1Gbps、送信最大480Mbpsという理論値は、推定通信速度で受信時:410Mbps~779Mbps/送信時:96Mbps~192Mbpsの実行速度に低減すると、ドコモは予測している。

例えば、4K動画(HDR)でフレームレートが30P程度のデータの場合、圧縮技術にもよるが44〜56Mbps程度とされる。

また、60Pの高フレームレートでも66〜85Mbps程度に収まるので、受信・送信ともに「瞬速5G」は4Kストリーミングがモバイルで実用可能といえるだろう。

【参考】YouTube|ビットレート

ドコモの5Gってエリア展開の計画はどうなってるの?

ドコモは現在、基地局開設に邁進中。2023年3月末までに基地局数を3万2千局、新周波数による5Gの人口カバー率を約70%まで向上させる計画となっている。

ドコモの5Gのエリアマップを教えて!

ドコモは2021年1月末現在、5Gのサービスエリアマップを提供している。例として、東京23区を中心にした首都のマップを確認してみよう。

2021年1月24日時点では、5G利用可能スポットは〝点在〟という形だが、

2021年4月末予定ではある程度、面でのカバーが可能になってくる。

さらに、2021年7月末予定では密度も濃くなってくる。

もちろん、首都圏以外でも5Gのサービスエリアは拡大中。以下のマップは大阪を中心にしたもので、2021年7月末予定。新幹線の沿線などでの充実ぶりがみえる。

札幌市でも、2021年7月末予定では札幌駅を中心に面展開が実現されそうだ。

福岡市の2021年7月末予定。こちらも順次5Gのサービスエリアが拡大していく模様だ。

【参考】サービスエリアマップ

※データは2021年1月下旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。

文/中馬幹弘

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年4月16日(火) 発売

DIME最新号は「名探偵コナン」特集!進化を続ける人気作品の魅力、制作の舞台裏まで徹底取材!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。