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キャンパーの「あったらうれしい」を実現!2021年は機能美を追求した個性派テントに注目

2021.02.11

■連載/大森弘恵のアウトドアへGO!

アウトドア用品の新作情報が届き始めた。

テントはどこでも確実に設営できる自立型が定番だが、シルエットの美しいワンポールや2ポール、クラシカルなロッジ型などとんがった屋根を持つテントに勢いを感じる。

また、インナー付きのカーサイドテント、ハンモックになるテントなど、ユーザーの「こんな機能があったらいいのに」を実現した製品もちらほら登場し、キャンプ好きの物欲を刺激する。

山小屋みたいにかわいいテント

「オーナーロッジ ヒュッテレーベン」
10万7800円
ogawa https://www.store-campal.co.jp

従来のロッジ型テントと基本構造は同じだが、前後ではなく左右にテント本体を広げるのが新鮮な半自立フロアレステント。別売でインナーテントを用意しておりどう使おうか考えるのが楽しい。屋根はポリエステル、側面はTCで焚き火の火の粉に強い設計だし、さらにライナーシートを付属していて結露にも配慮するなど、ogawaらしい親切設計となっている。520×225×H205cm。

背面に大型キャノピーが付いたパネルを配している。小型テントやクルマのはね上げ式リアゲートと接続しやすそう。

インナー、スカート付きで快適に過ごせる

「カーサイドテント/3025」
3万6182円+税
コールマン https://www.coleman.co.jp

インナーテントが付属しているカーサイドテントで、簡単にクルマと連結したリビングや寝室を作れる。別売のポールを2本使えば自立するので、クルマでのお出かけもOK。330×325×H210cm。3面のパネルはすべてメッシュ付きで、大きく張り出せばタープのようになってリビングスペースを拡張できる。

3本ポールの大型シェルター

「グランベルク」
M18万8000円+税、L23万8000円+税
スノーピーク https://www.snowpeak.co.jp

スノーピーク史上最大クラスのロッジ型シェルターで、Mは680×440×H240cm、Lは860×520×H240cm!

メインポール3本で幕を支え、6本のサブポールを使って屋根部分を持ち上げるというシンプルな構造。裾には設営用テープがあるので設営しやすくなっている。フレームを組み合わせて家型を作るのではなく、あくまでポールで支えるため、裾が少しすぼんだ形になっているのがかわいい。

周囲を巻き上げれば開放感あり。前室に椅子を3脚横並びできるのがスゴイ。

大きく開いて開放的なワンポールテント

「チヌーク ウルサ」
14万3000円+税
ローベンス https://www.robens.jp/

ローベンスが力を入れているのは、ポリコットン製ワンポールテント。チヌークは出入り口がAフレームだが、ウルサは3本のポールを使って大きく広げられるのが特徴だ。タープ的な使い方もできるので、1年中快適。475×425×H300cm。

「チヌーク」
12万2000円+税
ローベンス

しっかり閉じているのでプライベートを重視したいキャンパー向き。450×452×H300cm。

設営バリエ豊富で結露にも配慮

「ブラックサミット GG8」
4万9800円+税
テンマクデザイン https://www.tent-mark.com/

468×468×H234cmというコットが最大8台入るサイズでありながら、本体重量は5.45kg(ポール別売。推奨ポールは3月発売予定)。横に縫製ラインをいれないことで結露が縫い目にたまらず、素早く地面に流れ落ちるというアイデアも秀逸だ。

シェルター利用のほかにパネルを張り上げたり、サイドを少し落として西日を防ぐなど張り方の応用が効く。

前後のパネルには補強用の布が付けられている。別売の短いポールで支えれば、端のほうに座っていても結露で濡れたパネルがたるんで頭や背中が濡れる、なんてことを防げる。

人気モデルにサイドタープ付きルーフフライを装備

「クワトロアーチ2ルーム+ルーフフライ」
6万7900円
ビジョンピークス https://visionpeaks.himaraya.co.jp/

スポーツ用品「ヒマラヤ」オリジナル、ビジョンピークスの大型2ルームテント「クワトロアーチ2ルーム」は、2021年モデルよりサイドタープ付きのルーフフライを標準装備する。4本のフレームを使うトンネル型テントは居住スペースがゆったり、その上に開放的なリビングを作れるとあってファンの期待値は上がるいっぽう。620×330×H210cm。奥に見えるのはかわいいサイズの「TCバタフライシェルターSOLO」。

「TCバタフライシェルター」
5万3900円
ビジョンピークス

現在も発売中のフロントポール付属でコストパフォーマンスに優れた2ポールシェルター。

「TCルーテント」とテーブルを入れても余裕がある。ちなみに「TCルーテント」はファミリーサイズだけでなくソロも仲間入りするというから楽しみだ。

超大型なのにたてやすいトンネル型テント

アルマジロ
6万4900円
クイックキャンプ https://quickcamp.jp/

年末に先行発売されて話題となった2ルームテント「アルマジロ」。幅660cm×奥行き340×高さ200cmというビッグサイズ。トンネル型の天井部分にも1本ポールを通すことで、左右にひさしを生み出している。

リビングと寝室はほぼ同じサイズ。寝室での着替えも余裕でできるし、これだけ広いとパネルをすべて閉じても窮屈な感じがしない。

地面に置けばテント、気に吊るせばハンモック

「サンダ2.0」
6万9800円+税
カモック https://www.bigwing.co.jp/brand/kammok.html

屋根付きのハンモックであり、ハンモックを吊るせない場所では自立式のテントになるというユニークなハンモックテント「サンダ2.0」。日本ではハンモック泊ができる場所は限られているので、ハンモックとテント、どっちを持っていこうか迷いがちだが「サンダ2.0」ならどんな環境でも大丈夫。しかも自立式なので硬い地面でも設営の苦労はない。127×254×H102cm。

テント選びは店舗やイベントで実物にふれて確かめるのが一番だが、まだまだイベント事情が不透明な状態。新製品の発売は3月以降が本番なので、慌てず情報収集につとめたい。

取材協力/Outdoor Discovery 2021

取材・文/大森弘恵

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