出前で寿司を注文した際、寿司桶に並んでいるネタの中に正直あまり好きではない、あるいは苦手な「いらない子」があった経験、あなたにもあるのではないだろうか?
宅配寿司「銀のさら」では、そんな桶の商品における食べたくないネタを好きなネタと交換できる「ネタ替え」サービスを行っている。
今回、その「ネタ替え」に関する調査が銀のさら運営元にあたるライドオンエクスプレスホールディングスにより実施された。
より好みにカスタマイズ!「ネタ替え」人気ランキング&「ネタ替え」されてしまうネタランキング
「銀のさら」では、桶メニューのネタを他のネタに替えることができる「ネタ替え」が可能で、公式サイトでの注文では約4割(36.4%)、電話注文では約1割(12.3%)の人が「ネタ替え」を行い、「ネタ替え」によって自分なりに桶メニューをアレンジしていることがわかった。全体的には低価格帯(110円~190円)のネタから、人気ネタが集中する中価格帯(190円~210円)へのネタ替えが多い傾向だった。
また、年代別に「ネタ替え」で指名される人気ネタランキングを見ると、1位の「炙りサーモン」は30代以下の若い層で支持を得ており、40代以上になると2位の「エンガワ」との差はほとんどなかった。さらに、「ネタ替え」されてしまうかわいそうなネタランキングを年代別に見ると、1位の「煮あなご」は30代以下の若い層で「ネタ替え」の対象となっていることがわかった。
人気のネタ「サーモン」がまさかの「ネタ替え」対象2位!しかし、「炙りサーモン」になってカムバック
元々、寿司ネタとして人気が高く、桶メニューの中でも大人気の「サーモン」だが、「ネタ替え」されてしまうネタの2位が「サーモン」であるという意外な事実が判明した。
人気のネタのため、ほぼ全ての桶メニューの中に入っているので「ネタ替え」の対象となりやすいという前提はあるものの、なぜ人気のネタが替えられてしまうのかというと、「サーモン」を「炙りサーモン」に替えているから、ということがわかった。
実は、「炙りサーモン」は通常の桶メニューには入っておらず、単品注文や「ネタ替え」でしか食べられないことが理由と考えられる。人気の「サーモン」だからこそ、より好みの食べ方を追求する人が多いようだ。
単品注文や「ネタ替え」でしか食べられないネタで自分好みにカスタマイズ
「炙りサーモン」同様に、通常の桶メニューには入っていない単品注文や「ネタ替え」でしか食べられないネタは他にも多数あり、そのようなネタに替えることで、より自分好みのオリジナル桶としてアレンジする人も多いようだ。特に、サーモンだけに限らず「炙り」系のネタが人気ということがわかった。
全国ランキングとは違う北海道だけの独自ランキング
地域別に「ネタ替え」の傾向をみると、北海道だけ全国との違いがあり、「ネタ替え」で指名される人気ネタランキングの1位は「エンガワ」だった。
他では圧倒的に人気の「炙りサーモン」はTOP10にも入らず、独自の「サーモン文化」があり、新鮮なネタをそのまま食べるという北海道地域の特性が色濃く出ている。
また、「ネタ替え」されてしまうかわいそうなネタランキングでも、2位の「サーモン」と3位の「イカ」はどちらもTOP10にも入らない、といった傾向があった。
<調査概要>
期間:2020年11月1日~30日
対象:「銀のさら」公式サイトでご注文いただいた全国約16万件
※調査では、一部の商品名を固有の名称から一般的な名称に変更している。
※各商品は店舗によって内容・価格が異なったり、取り扱いの無い場合がある。
※記載の価格は全て税抜き表記。
出典元:株式会社ライドオンエクスプレスホールディングス
http://www.rideonexpresshd.co.jp/
構成/こじへい