今日はプロポーズの成功確率、女性がゼッタイに嫌なシチュエーションなど、男性がプロポーズ決行前に知っておきたい耳より情報をお届け。今、プロポーズを検討している男性は必見だ。
“結婚したい”とはっきり伝えた男性は69.9%
今回の調査ではまず、直近2年以内に結婚した男性に、自身のプロポーズについてアンケートを行った。「プロポーズの言葉をはっきりと相手に伝えたか」という質問では、「はっきりと伝えた」が69.9%で最も多い結果となった。
一方で「何となくは伝えた」「言葉では言っていない」を合わせると、30.1%の男性が結婚したいという意思をきちんと伝えていない。
プロポーズのタイミングは「2人で出かけた時に伝えた」が38.8%で最多
「結婚したいという気持ちをどのように伝えたか?」を聞いたところ、一番多かったのは「(レストランや車、外出先など)ふたりで出かけたときを見計らって伝えた」で38.8%。次に多かったのは「ふたりで家にいるときに、日常の中で伝えた」で32.0%だった。
「誰かに依頼したり店を予約するなど、入念に演出して伝えた」と答えたのは8.7%で、かなり少数派。ビッグイベントとして計画を練るというよりは、日常やデートの延長上でプロポーズを行う人の方が比較的多いようだ。
サプライズ(彼女に気づかれない)でプロポーズした男性は41.8%
プロポーズと言えば、突然指輪を取り出してサプライズで結婚を申し込む、といったイメージを持つ人も少なくないのでは。
そこで実際にどのくらいの人がサプライズを仕掛けたかも聞いた。「彼女に気付かれないように気を付けた」のは41.8%と、意外にも半数以下という結果に。
サプライズを仕掛けたほとんどの男性が「彼女に喜んでもらいたい」という一心で、サプライズを計画したようだ。
自身のプロポーズの評価は、平均69.6点
「自身のプロポーズを採点すると何点か?」という質問で、一番多かったのは100点満点(18.5%)という回答だった。次に多かったのは80点台(17.5%)、3番目は90点台(16.5%)。ボリュームゾーンで見ると、71~90点以下が最も多くなった。回答者全員の平均は、69.6点とやや低めの結果に。
プロポーズ自体は成功したものの、後から考えると「もっと特別感を出せば良かった」と心残りがあるという人が多いようだ。
また、のちのちに相手の女性から「プロポーズがなかった」と文句を言われる可能性もあるので、ある程度は特別感のあるプロポーズであるほうが後悔は少ないのかも知れない。
“結婚したい”とはっきり言われた女性は71.6%
今回のアンケートでは、プロポーズされた女性側にも調査した。プロポーズの言葉を「はっきりと言ってくれた」と受け止めたのは、71.6%。誤差はあるものの、この部分は男性の回答(はっきりと伝えた69.9%)とも一致している。
プロポーズされることに「まったく気付かなかった」女性は41.9%
女性側はどのくらいプロポーズを予兆していたのか聞いたところ、「まったく気付かなかった」が41.9%という結果に。男性側の「気付かれないように気を付けた」の41.8%とほぼ同数で、男性のサプライズ計画は成功していると言える。
ただ「何となくそろそろかなと思っていた」人も33.8%いて、女性の感は鋭い。サプライズを仕掛けたい男性は、細心の注意が必要だろう。
突然のプロポーズは「ものすごく嬉しかった」と感じる女性が71%
プロポーズに「まったく気付かなかった」人にとって、突然のプロポーズはどう受け止められているのか? 「ものすごく嬉しかった」が71%と大勢だったが、21%は「うれしさの反面、困ったり嫌だったこともあった」と回答した。
プロポーズ成功率は、91.2%
プロポーズで最も恐れるのは「断わられる」ことではないだろうか。今回のアンケートでは、8.8%の人がプロポーズを断わっていることが分かった。
わずかな確率ではあるが、およそ100人に9人は断られる可能性があると考えると、少なくないように感じる。結婚したいと思うほどの関係でも、成功率は100%ではないようだ。
【女性の採点】男性からのプロポーズの評価、平均点は74.3点
相手男性からのプロポーズについて女性の評価を聞いたところ、100点満点が28.4%で最も多い結果となった。次点は80点台で、21%でした。ボリュームゾーンは91~100点で、女性の受け止め方は男性の自己採点よりも評価が高いことが分かった。
女性が嬉しいプロポーズ第1位は「高級レストランで直接伝えられる」
さまざまなプロポーズのシチュエーションから、「本当に嬉しい」と感じるものを複数選択で選んでもらった結果が上のグラフだ。
最も多かったのは「思い出の店や高級レストランなどで直接伝えられる」という状況だった。次に多いのは「夜景を見ながら伝えられる」です。3位は「出会った場所に連れて行って伝えられる」。
いずれもドラマや映画などでよく見かけるスタンダードなスタイルだ。
女性は奇をてらったサプライズではなく、お決まりのシチュエーションで十分に喜んでくれるようだ。お決まりだからこそ、「プロポーズとはこうあるべき」として憧れを抱く女性が多いのかもしれない。
ゼッタイNGなプロポーズは「LINEやSNSでプロポーズされる」!
逆に「ゼッタイにやって欲しくない」プロポーズについても調査した。最も多かったのは「ラインやSNSでプロポーズの言葉が送られてくる」。「自作の歌や詩を送られる」も女性からは不評。
「夜景を見ながら」「出会った場所に連れて行く」は、NGだという回答はゼロでした。この2つは確実に間違いないプロポーズの方法と言える。
注目したいのは「フラッシュモブでいきなり周りの人が踊って盛り上げる」「街の大型モニターにメッセージが表示される」「花火大会のアナウンスでメッセージが読まれる」といったビッグサプライズにも不評の声が上がっている点。サプライズ計画好きの男性が選びがちな方法だが、彼女が喜んでくれるタイプかどうかを見極めてから考えた方がよさそうだ。
プロポーズ時の婚約指輪は「あった方がよい」「用意しなくてよい」が同率1位
最後に、婚約指輪についても女性の希望を聞いてみた。プロポーズの際に「ゼッタイに必要」は10.8%と意外に少数。「できればあった方が良い」「用意しなくて良い」が37.8%で同率1位だつた。この回答には、女性の遠慮も少し含まれているように感じる。
また「プロポーズ時の婚約指輪は必要ない」という人でも、あとで一緒に買いに行きたいという希望はあるようだ。自身の彼女がどのタイプかを、日常の会話の中でリサーチしておきたい。
プロポーズの際に婚約指輪を渡さない人は「お決まりのプロポーズのシチュエーション」に倣って、ダミーリングやネックレス、花束など、何かしらアイテムを用意しておくと、一層彼女に喜んでもらえるかもしれない
女性はプロポーズに少なからず夢を描いているようだ。一見ベタと思うようなシチュエーションの方が、女性は嬉しいということも分かった。
あまりに大がかりなサプライズは、相手によっては困ってしまうので注意が必要になる。これから決行しようと考えている男性は、大切な相手の思いをくみ取って、思い出に残るプロポーズを叶えてあげよう。
調査方法:インターネットアンケート
母数:男性104名、女性148名 計251名
実施日:2020年12月1日~12月7日
調査実施主体:縁結び大学
調査会社:ネクストレベル
構成/ino.