政府が推進するマイナンバーカードを健康保険証として利用できる制度が今春(2021年3月開始予定)スタートする。それに伴い今年春頃から全国 2万5000 台以上のセブン銀行ATMでも、かんたんな操作で健康保険証利用の申し込みが可能になる。その結果、医療機関や薬局においてマイナンバーカードを健康保険証の代わりとして利用可能になるほか、就職や転職、引越しによる保険証切替えによる面倒な手続きも解消される。
<詳細情報>
厚生労働省ホームページ
マイナポータル(内閣府が運営するオンラインサービス)
だが、セブン銀行のATMでできることはこれだけではない。本記事では改めてセブン銀行のATMでできることをおさらいしてみたい。
キャッシュレス決済や『Suica』へATMで現金チャージができる!
セブン-イレブンや駅、商業施設など全国各地に設置されているセブン銀行ATM。提携金融機関などの現金の入出金ができるのはもちろん、キャッシュカードを使わずに、スマホだけで現金の入金(チャージ)、出金ができる「スマホATM」が便利だ。これを使えば、『nanaco』や『Suica』などの電子マネーや、『PayPay』などのQRコード決済に簡単に現金をチャージすることもできるため、利用者が増加している。
しかも今、顔認証技術やAIなどの新技術を搭載した新型の『ATM+(プラス)』の設置が進んでいる。JCBがプリペイドカード発行の実証実験を行なうなど、今後は顔認証技術を使って本人確認できることで、非対面でもスムーズに各種手続きが行なえるようになる。
9月末まで期間延長!『マイナポイント』もATMから申し込みできる!
さらに、実はセブン銀行ATMでは『マイナポイント』の申し込みにも対応している。国からの委託を受けて、独自のシステムを開発することで、マイナンバーカードの読み取りや、利用者情報サイト「マイキープラットフォーム」へのアクセスが可能なのだ。マイナンバーカードに関連するサービスに対応しているのは、ATMではセブン銀行ATMだけ。マイナポイントの申込みは、当初2021年3月末までであったが、9月末まで延長が決まっている(※)。まだ申し込みが済んでいないなら、是非早めにトライしてみてほしい。
全国に展開するセブン銀行ATMがサービスプラットフォームとなることで、各種手続きが便利にできる世界が近づきつつあるのだ。
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セブン銀行ATMでのマイナポイントの取得手順はコチラの記事参照。
※マイナンバーカードの申請は2021年3月末までに行なう必要があります。また、国の予算等の状況によって変更となる場合があります。
構成/DIME編集部