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覚えておきたい非接触体温計の正しい使い方

2021.01.31

新型コロナウイルスの感染拡大によって、急速に普及した非接触体温計。医療機関や学校、飲食店など様々な場所で活用されているが、その正しい使い方は意外と知られていない。

そこで今回、オムロンヘルスケアのニュースレターで公開した非接触体温計の正しい使い方を、ペンシルタイプ体温計の正しい使い方と併せて紹介していこう。

非接触体温計(皮膚赤外線体温計)の正しい使い方

非接触体温計は、測定時の気温の変化や直射日光など外部環境の影響を受けやすい機器。また、おでこの温度は発熱以外にも、外気温度の変化や緊張などの精神的な影響を受けやすく、使用には注意が必要だ。冬場など外気温が低くなるこれからの季節における検温時の注意点について、額で測定するタイプの非接触体温計を例にして紹介していきたい。

■検温前の注意点

非接触体温計は、直射日光の影響を受けやすいため、屋外で使用する場合は直射日光の元では使用しないでいただきたい。これからの季節、寒い場所から急に暖かい場所に入ると顔がほてるので、ほてりが落ち着いてから計測しよう。

また、額が冷たいままだと体温が低く表示されることもあるので、室内の温度に慣れて額が温まるまで待とう。

非接触体温計は機種ごとに使用環境温度が決まっているので、事前に確認が必要。オムロンの非接触体温計の場合+10℃~40℃の環境下で使用することが可能だ。10℃以下の場所では出来るだけ使用を避けていただきたい。

※万が一 10℃以下の場所で使用する場合には 10℃以上の場所で保管し、使用の際のみ持ち出すなど本体の温度が冷えすぎないよう対応することをお勧めする。また、寒い場所から常温の場所に持ち込んですぐに計測すると、体温が高く表示されることがある。

<正しい検温のコツ>

額は清潔にしよう。汗をかいているときは額からの赤外線放射量が異なる場合があり、正しく検温できないことがある。汗を拭き取ってから測ろう。また、お化粧によっても、体温が低く表示されるなどの影響を及ぼす場合がある。お化粧も拭き取ってから検温していただきたい。

<検温前の注意まとめ>

・直射日光の元での使用はNG。
・寒い場所から急に暖かい場所に入ると顔がほてるので、ほてりが落ち着いてから。
・寒い場所にいて額が冷たい場合、体温が低く表示される可能性があるので、室内の温度に慣れ、額が温まるまで待つ。
・汗をかいているときまたはお化粧によっては正しく検温できないことがあるので、汗やお化粧を拭取ってからの検温をお勧めする。

■検温時の注意点

非接触体温計は皮膚から放射される赤外線で体温を測定しているため、体温計と額の間に前髪などの皮膚以外のものが入ると正しく検温できずに体温が低く表示されることがある。検温の際は前髪を上げ、額と体温計の間に何もない状態で検温していただきたい。

額の中心から3㎝程度(指2本分)をあけ額に平行にして本体を持ち検温する。(体温計と測定部位は、定められた距離を保っていただきたい。オムロンの場合は1~3cm)。例えば、額と体温計が離れすぎていると、額以外の周囲からの赤外線をセンサーがとらえてしまうことがあるので、正確に測ることができない。

非接触体温計は、製品仕様で決められた部位で測定していただきたい。非接触体温計には計測した部位の皮膚温度を核心温度(外部の影響を受けにくい、体の中心温度)へ換算しているため、測定部位が異なると正しく換算できなくなる。オムロンの場合は、額の皮膚温度を口中温度に換算している。

正しく検温できていない場合には最大 ±1℃前後の差が出ることがある。また、検温中は体を動かさないようにしよう。

<検温時の注意まとめ>

・検温は体温計の仕様で決められた部位で行う。
・額で検温する際はしっかり前髪をあげる。
・体温計と測定部位は、定められた距離を保っていただきたい(オムロンの場合は額と体温計の間は3㎝程度(指2本分)をあけ平行にする)。
・検温は手早くスムーズに。
※体温計を長く握りしめると、手の熱が体温計に伝わり、体温計の温度が変わり体温が正しく表示されないことがある。

*オムロンの皮膚赤外線体温計は医療機器として認証を受けており、取扱説明書に細かい使用条件や使用方法などの注意事項が記載されている。よく読んでからご使用いただきたい。

ペンシルタイプ(わき)の正しい使い方

家庭での検温には、ペンシルタイプや耳式をお勧めする。ここでは、ペンシルタイプの体温計(わき)を使用して検温する際の注意事項を紹介する。

●(1)わきの下にこもった熱を冷ます

・厚着をしていると熱がこもりやすいので、注意しよう。
・熱がこもると高めの値になるため、乾いたタオルなどで拭こう。濡らしたタオルで拭いてしまうと逆に皮膚温を下げてしまうため注意しよう。

●(2)汗をしっかり拭き取る

・特に子どもは汗をかきやすいため、注意しよう。

●(3)体温計をはさんだら、肘をわき腹に密着させる

・体温計の先端(感温部)を、わきの中心にしっかりあてる。下から上に向けてはさもう。
・わきを密閉するようにしっかり閉じよう。
・手のひらを上向きにするとわきがしまりやすい。
・子どもを検温する場合は腕を軽く押さえよう。

●(4)検温中は、体温計を動かしたり、はさんでいる位置がずれないよう注意しよう

・体温計を持ちながら測るとはさんでいる位置が分かりやすくなる。
・体温計によって検温時間は異なる。取扱説明書に従っていただきたい。

■予測式と実測式の違い

体温計には実測式と予測式の2つの方式があり、それぞれ測定時間が異なる。

<実測式>

実測式は測定部位のその時の温度を測定し、表示する方式。一般的に実測式体温計の場合、正しく測るにはわきで約10分、口中で約5分の時間が必要だ。

お知らせブザーつきの実測式体温計は、体温の温度上昇がほとんどなくなると(平衡温:測定部位が体の内部と同じぐらいになり、これ以上上がらない温度)ブザーが鳴ってお知らせする。ブザーが鳴る前に体温計を取り出すと、実際より低い体温が出る場合がある。必ずブザーが鳴るまで検温してほしい。

<予測式>

予測式は検温開始から体温計に体温が伝わっていくときの温度変化を短時間で分析・計算し、平衡温を予測して表示する。検温時間は15秒から 30 秒が一般的。口中用、わき用とそれぞれ専用の計算式を使っている。予測測定終了後は、そのまま測定を続けると、実測式に切り替わる。

知っておきたい体温の基礎知識

■部位や1日の体温リズムにより体温は異なる

同一人物でも、部位により体温は異なる。身体の内部は温度が高く(核心温)、身体の表面や手先などの末梢の温度は低くなる。核心温は、高い順に「直腸」、「鼓膜音(耳)」、「舌下音(口中)」となり、「腋窩温(わき)」は核心温度に近く、安定して測定できる部位だ。

さらに体温は 1 日のなかで変動している。朝・昼・夜と、24時間単位の体温リズム(概日リズム)があり、一般的に朝がもっとも低く、夕方にかけ徐々に上がっていき、夜にかけて徐々にまた下がっていく。1 日の体温の差は個人差があるがほぼ1℃以内だ。

体温計は、人の核心温度を表示している。そのため、体温計は核心部の温度を基準に臨床評価される。額は脳に近いので、核心温度の再現性が高いとされている。オムロンの非接触体温計では、額から放射される赤外線(表面温度)をセンサーがとらえ、舌下で測った体温に変換して表示する。

出典元:オムロンヘルスケア株式会社

構成/こじへい

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