JR北海道の『SL冬の湿原号』
日本全国には、多くの個性豊かな列車が走っている。その魅力は車窓の美しさだけではない。 地元の方の温かい歓迎、各地の名産物を活かした食事、そして何より車両のたたずまい…。
〝いつか乗ってみたい〟列車、今回はJR北海道の『SL冬の湿原号』を紹介。
※この記事は、電子版DIME3.5月号内の特集「いつか乗りたい!全国の列車旅」からの抜粋です。編集部の確認ミスにより一部間違いがございましたので、2月8日にdマガジン・楽天マガジンの情報を更新しております。また『DIME デジタルポケットスケールPRO<セブン-イレブン・セブンネット限定>』特典で電子版を2月9日より前にダウンロードされている方、Amazonで発売された電子版を2月10日より前にダウンロードされている方は、恐れ入りますがデータの再ダウンロードをお願いいたします。
道東冬の風物詩は『SL冬の湿原号』で決まり!
冬の釧路と標茶の間を蒸気機関車・C11 171号機が5両の客車を牽引して1日1往復運転される。毎年冬にしか運行せず、まさに風物詩として名高い列車である。標茶駅にSLの向きを変える「転車台」がない関係で、釧路行きではSLが反対を向いて客車を牽引する。運が良ければ車窓から天然記念物のタンチョウの姿が見えるかもしれないのもこの列車ならではのロマンだ。全席指定席なので乗車券のほか、840円の指定席券が必要。2号車にはカフェカーが連結され、車内販売カウンターがある。また、車内にはダルマストーブがあり、車内販売で購入したスルメをあぶって食べることができる。絶品なのでぜひお試しあれ!
車内に設置されたダルマストーブ。
【DATA】
[運行日]2021年2月5~14・19~23・27・28日。
[予約方法]乗車券・指定席券はみどりの窓口、ツインクルプラザ(旅行センター)などで乗車日の1か月前から販売。
写真/村上悠太
文/DIME編集部