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意外と知らない「ポテンシャル」の本来の意味とは?

2021.01.27

「彼はポテンシャルが低い」「高いポテンシャルが開花した」など、さまざまなシーンで耳にする「ポテンシャル」という言葉。ビジネスシーンはもちろん、スポーツやゲームでも使われることが多い。しかし、「ポテンシャルとは何か」をきちんと説明できない人は意外と多いのではないだろうか。

そこで本記事では、ポテンシャルの正しい意味や関連語、実際の使用例を紹介する。この機会にしっかり意味を理解しておこう。

ポテンシャルとはどんな意味?語源やよく似た言葉は?

ポテンシャルは英語で「potential」。「可能性がある」「潜在的な」など、さまざまな意味を持っている。では、具体的にどのような意味で使われているのかを見てみよう。

1.「位置エネルギー」を表す物理用語

実は、元々ポテンシャルは物理用語として生まれた言葉。物体がある位置に存在する時に物体に蓄えられるエネルギーのことを位置エネルギー、あるいはポテンシャルエネルギーと呼ぶ。

ボールを持ち上げて、離した時を例に説明しよう。持ち上げたボールを離すと、重力に従ってボールは下に落ちるが、最初にボールを持ちあげた時点で、ボールにはポテンシャルエネルギーが蓄えられたと考えられている。そしてボールを手から離すと、ボールは落下しはじめ、蓄えられたポテンシャルエネルギーが運動エネルギーに変化していく。落下する距離が長いほどポテンシャルエネルギーは減っていき、代わりに運動エネルギーが増えていく。

ボールを高く持ち上げるほど、蓄えられるポテンシャルエネルギーは大きくなる。わかりやすく言うと、ポテンシャルエネルギーは「高低差」のようなもの。例に挙げたボールの例では、ポテンシャルエネルギーは「重力」に対してのポテンシャルだが、他にも「磁力」や「ばねの力」などにもポテンシャルエネルギーが存在する。

2.「潜在的な能力」という意味のビジネス用語

一般的に使われているポテンシャルの意味は「潜在的な能力」。現時点からさらに上昇する可能性のことで、ビジネスではさらに「将来性」や「成長可能性」などの意味で使用されることもある。

また、会話の中で使われる際は「仕事や運動能力が高い」「人として魅力的である」「生まれ持った才能がある」といった意味を含むことも。近年、企業の未来を創る若い人材を獲得する目的でスキルや経験ではなく、応募者の人格や素質、今後成長できる可能性を加味して判断する「ポテンシャル採用」も注目を集めている。

似ている言葉、対義語は?

ポテンシャルの類語には、「可能性」「潜在能力」「伸びしろ」などがある。また、素質や才能を意味する「ケーパビリティ」も似ている単語だ。反対に、対義語は「顕在」「顕在化」。秘められたものではなく、はっきりと形に現れているものを表す言葉だ。

ポテンシャルの使用例

次は、ポテンシャルがよく使われるシチュエーション別に、例に挙げてその意味を解説する。ビジネスシーンで耳にする言葉も多いのでしっかりと使い分けよう。

ポテンシャルが高い、低い

先述の通り、ポテンシャルは潜在能力や将来性を表す単語。ポテンシャルが高いとは、「秘められた可能性があり、今後成長していく余地がある」という意味になる。反対に、ポテンシャルが低いとは、「伸びしろが少なくあまり成長の見込みがないこと」を表している。

(例)
・今月入社した新人はポテンシャルが高く、今後に期待できそうだ。
・彼の成績から仕事に対するポテンシャルの低さが垣間見える。

ポテンシャルを上げる

特にビジネスシーンでは「ポテンシャルを上げる」、または「ポテンシャルを高める」といった使い方をすることがある。これは、元々持っている潜在的な力を十分発揮するために、気持ちを高めたり、努力すること。

ポテンシャルを上げるためには、自己分析を的確に行う、目的意識を持って仕事に前向きに取り組む、幅広い視野を持つ、やるべきことにすぐに取り組む実行力を高めることなどが必要とされている。

(例)
・規則正しい健康的な生活は、仕事へのポテンシャルを上げる大事な要素だ。
・部下のポテンシャルを上げるために、目標の見直し方を指導した。

ポテンシャルを持つ

これもビジネスでよく使われる表現。秘めた力がある、可能性を持っている、将来性が期待できる、といったニュアンスで使われる。ビジネス以外では、スポーツの分野でも使われることも多い。

(例)
・この製品は大ヒットになるポテンシャルを持っている。
・彼の持つ身体能力のポテンシャルは計り知れない。

文/oki

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