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医師が指南!乾燥対策をすることで抜け毛を防ぐ冬の頭皮ケアテクニック

2021.01.27

冬は空気が乾燥する季節。この時期、カサついた顔や手足を、保湿クリームなどでケアしている人も多いことだろう。しかしその一方で、頭皮の乾燥には気が付かず放置してしまっている人もいるのではないだろうか?

頭皮の乾燥を放置することは、抜け毛のリスクを高めることにつながってしまう。

そこでこのほど、Dクリニック東京メンズの小山太郎医師が提案する、冬こそ注意が必要な頭皮のケア方法について紹介していきたい。

乾燥は頭皮環境の大敵

冬は空気中の水分が少なく湿度が下がるため、皮膚が乾燥しやすく肌トラブルに悩む人も多くなる。 肌の乾燥トラブルとして顔や手のカサつきやあかぎれ、背中のかゆみなどが挙げられるが、頭皮も他の部位と同様に乾燥によるダメージを受けており、 頭皮の乾燥は薄毛に悩む人にとっては大敵だ。

男性の場合、日頃、頭皮のベタつきやニオイを気にしている人が多い。冬になっても「ベタつきが気になるから」という視点でのスカルプケアに集中してしまい、頭皮の乾燥対策がおろそかになりがちだ。健康な頭皮環境を守るには、冬こそ正しい対策やケアが必要だ。

専門医が語るQ&A

Q. 頭皮の乾燥に無自覚の患者さんは多い?

A. 多いです。診察時に頭皮の乾燥を指摘すると、ご本人は無自覚というケースはよくあります。

Q. 冬に頭皮が乾燥する主な原因は?

A. 空気の乾燥に加えて、室内での暖房使用が挙げられます。
また、夏から継続して洗浄力が高いシャンプーを使っていることで乾燥を招いている可能性もあります。

Q. 頭皮の乾燥が髪に与える悪影響は?

A. 頭皮のバリア機能が低下し、痒みや炎症を引き起こします。そこから抜け毛の増加に繋がることもあります。

Q. 乾燥対策にはどのようなことがオススメ?

A. 室内では加湿器を使用して、乾燥を防ぎましょう。頭皮が乾燥している自覚がある人や、美容師さん、理髪師さんから頭皮の乾燥を指摘されている人については、頭皮専用の保湿美容液を試す事をお勧めします。

Q. シャンプーや洗い方で対策はできるか?

A. 脱脂力の強すぎるシャンプーは避けましょう。また、コンディショナーは髪だけでなく、頭皮まで保湿できるものを選ぶのが良いでしょう。

Q. 食生活や生活習慣で頭皮の乾燥対策は可能?

A. 水分をこまめに摂取するよう心掛けてください。

Q. ニット帽など帽子を長時間かぶることで、頭皮に影響は?

A. 帽子を長時間かぶることで汗をかいて頭皮に悪影響なのではと心配される方がいらっしゃいますが、洗髪していれば問題ありません。冬場でも帽子は紫外線を防ぎ頭皮を守る良い効果があります。

Q. 頭皮乾燥のサインは?

A. フケ、かゆみです。

Q. 痒みがあるときの対策方法は?

A. 冬のかゆみは乾燥が要因で起きているケースが多いので、頭皮用の保湿液などを使い保湿を心掛けることが大切です。改善しない場合は乾燥以外の要因を考えます。医師に相談してください。

乾燥チェックリスト

自分ではなかなか気づきにくい頭皮の乾燥。自分の頭皮は大丈夫か、チェックリストで確認してみよう。

下記のチェックリストに4つ以上当てはまるようであれば、頭皮の乾燥が起きている可能性が高い。乾燥対策を実行しよう。改善しない場合は医師にご相談いただきたい。

■小山医師のプロフィール

<略歴>
医学博士
日本抗加齢医学会専門医
日本臨床毛髪学会評議員
日本メンズヘルス医学会幹事
テストステロン治療認定医
NPO法人フューチャー・メディカル・ラボラトリー理事
日本医科大学大学院医学研究科 形成再建再生医学 非常勤講師
慶應義塾大学医学部卒業。
同大学院で骨格筋の再生医療の研究、Brigham and Women’s Hospital(Harvard Medical School)で創傷治癒の遺伝子治療の研究に従事。現在は男性型脱毛症専門外来、男性更年期専門外来での診療の傍ら毛髪の研究に取り組んでいる。常に最新の知見に基づいた診療を心がけている。

出典元:Dクリニック東京

構成/こじへい

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