■連載/カーツさとうの最強サウナ熱伝
もう本当にどうにかしてほしいっすよ、コロナ。
こういう記事にしてもさ、“サウナに行って云々…”なんて書くと、
「キサマはそんなに出歩いてんのか!」みたいに思う人がいるかもしれないけど、オレなんか一週間に一回くらい、仕事でど~しても出かけなきゃいけない時以外は家に居っぱなしだからね。
そんな不要不急ではない“要かつ急”な外出時の帰りとかにのみ、細々とサウナにいっております……なんて言い訳がましいことをまず最初に書かなきゃいけないっていう時点であ~もうイヤ!!
まぁ言い訳は以上!
それにしてもこの連載でここ数回、異様なまでにこだわって、その答えを見いだそうとしているのが、日本のサウナでの冬の外気浴は、どうすれば一番気持ちよくなれるか? ってことだ!
偶然の失敗から導き出された今までのベストな方法ってのは、『水風呂で完全に体を冷やした後に、間違って熱めのシャワーを一瞬浴びてから外気浴をしたらやけに気持ち良かった』ってヤツである。
「一回冷やしたのに温めるって意味ないじゃん!」
と、今までのオレも含めて水風呂至上主義者である日本のサウナ好きは必ずそう思うだろうけど、体を完全に冷やしすぎると、肌が寒さを感じない無敵状態みたいになってる。無敵すぎて風すら感じない! まぁ正確には無敵というよりも、麻痺とか無痛状態に近いんでしょうね。
冬以外の外気浴や、ただの水風呂後の屋内休憩ならばそれでもいいんだけど、冬の外気浴に関しては、ある程度の風をヒンヤリと、だけど寒くはない適度に感じるくらいが一番気持ちいい!
そしていかにも“外気浴してます!”っていう気分になれる!
その気分を味わうために辿り着いた方法が、水風呂後の温水シャワーからの外気浴であった。
体の芯はシッカリ冷やしたんでサウナ後のシャッキリ感はあるんだけど、肌はちょっと温まったことで麻痺状態を脱却。ちゃんと外気の風の流れを肌で感じることができる!
と、長くなりましたが、ここまでが前回。で、そんな原稿を書いている最中に思いついたのが、水風呂後の熱いシャワーもいいけれど、それだったら湯船に一瞬浸かるってのもいんじゃないか? ってアイデア。
さっそく実験しに行ってまいましたよ、不要不急でない仕事の後に!