スマートフォンから空気清浄機に至るまで、様々な製品を開発しているXiaomiから、最新スマートバンドである「Miスマートバンド5」が2021年1月8日発売されました。
スマートウォッチといえば数万円はしてしまうイメージの人も多いでしょう。しかし、Miスマートバンド5は、4490円(税込)で購入可能な、かなりコスパの高い製品になっています。
実際に本製品を試せたので、装着感や使用感などについて紹介していきたいと思います。
Xiaomi Miスマートバンド5実機レビュー
早速、Xiaomi Miスマートバンド5を実際に数日間使用して分かった装着感、使用感などについて紹介していきます。
軽量ボディで付け心地は腕時計以上!?
まずは見た目や装着感についてです。本体は約11.9g(バンド部分は除く)とかなりの軽量で、ディスプレイは1.1インチ有機ELとコンパクトな仕上がりです。普通の腕時計は、重量が気になって付けたくないという人でも、あまりストレスなく使用できるでしょう。
実際、筆者はタイピングの際に邪魔になることが多いため腕時計は普段使用しないのですが、本製品は付けたままでも快適でした。
カラーバリエーションはイエロー・ティール・ネイビーブルー・ミントグリーン・オレンジ・ブラックの6色展開。豊富なラインナップとなっているので、好みのものが見つかりやすいのも嬉しいですね。
最大20日間駆動する優秀なバッテリー性能
スマートウォッチを使用する前の懸念点として考えられるのが、バッテリーの性能です。充電しなければ動かなくなるのは当たり前ですが、普通の腕時計であればいらない作業ではあるので、毎日充電するのは面倒くさいと感じる人も多いでしょう。
Miスマートバンド5は、通常モードで最大14日間、節電モードであれば最大20日間の連続駆動が可能なロングバッテリーを搭載しています。使用していて特に印象的だったのがこのバッテリーで、1日使用してもバッテリー残量は90%以上あったりと、驚きの性能になっています。
頻繁に充電しなくてもいいのはもちろん、2時間未満でフル充電が可能な急速充電にも対応しています。通常モードであれば、2週間に1回、2時間未満の充電で使用できるので、頻繁に付け外ししなくても良いのがポイントです。
運動のサポート、ヘルスケアもばっちり!
スマートウォッチの大きな特徴ともいえるのが、エクササイズの手助けをしてくれるスポーツモードや、健康状態のチェックをしてくれるヘルスケア機能です。
Miスマートバンド5には、ヨガやスイミングなど、11種類のプロスポーツモードが収録されており、心拍数やカロリーの消費量を分析してくれます。
24時間心拍数をモニタリングし、数値が高すぎる場合に知らせてくれる心拍数アラート機能、睡眠の品質を解析し、不眠症などの問題を改善するためのアドバイスをしてくれる24時間睡眠モニタリング機能、ストレスレベルをモニタリングする機能など搭載。
おすすめなのが、Mi Fitという専用のアプリとの併用です。アプリを使用すれば、心拍数や睡眠の質、スポーツ時の数値などがより詳細に確認できるので、就寝前に一日のデータを確認する、といったルーティーンで使用するのも良いでしょう。
スマートフォンとの連携で便利機能が盛りだくさん
先に紹介したMi Fitアプリを使い、スマートフォンと連携させておけば、スマートフォンのロック解除やミュート・マナーモードへの切り替え、着信の通知などもスマートバンドに届くようになります。
カレンダーや天気予報の確認、音楽の再生といった操作も可能なので、いちいちポケットからスマートフォンを取り出して操作する必要があまりないのは便利です。
豊富な機能を搭載して約5000円!
XiaomiのMi スマートバンド5は、スマートバンドらしくスポーツや健康状態のサポート機能はもちろん、ロングバッテリーや軽量ボディが特徴的な製品です。カラーバリエーションも豊富なので、男女問わず使いやすいともいえるでしょう。
冒頭でも紹介しましたが、本製品は各ECサイトなどにて、4490円(税込)で購入可能となっています。これまでスマートウォッチ・スマートバンドになかなか手が出せなかったという人にも、初めてのスマートバンドとしておすすめしたい製品です。
取材・文/佐藤文彦