2020年は新型コロナウイルスが流行し、さまざまな問題が起きた一年だった。そうした状況下で、国会議員・各都道府県の知事・各市区町村長など政治家は色々な策を出し活動していた。
それでは、多くの人が「2020年、いちばん頑張った!」と思う政治家は誰か。今回日本トレンドリサーチは、1,518人に「2o2o年、いちばん頑張った!」と思う政治家を一人自由記述形式で挙げてもらった。
2020年いちばん頑張ったと思う政治家ランキング
第1位となったのは「吉村洋文」大阪府知事で、442票獲得。第2位となったのは「安倍晋三」前首相、第3位は「小池百合子」東京都知事だった。3位までの自由回答を見てみよう。
「吉村洋文」大阪府知事を選んだ理由
コロナウイルス感染対策を身を粉にして、また政治的な駆け引きなどなしに大阪府民のこと、医療体制のことを最も本気になって考えている。「挑んでいる」という姿の感じられる人だと思う。(60代・女性)
時短要請、外出自粛要請、緊急医療センター等、コロナ対策のため、色々な案を提案し実行に移していたことが評価できるから。(50代・男性)
自ら先頭に立ち、連日の府民への呼び掛け。具他的根拠を挙げての指示は、政府が行うものとは一味違う誠実さと熱意を感じた。(60代・男性)
コロナで他の人たちは、規制を緩めたり、強めたりを繰り返して、優柔不断で甘い判断だと感じましたが、吉村知事はしっかりと府民の方々を思って、強い意思で頑張っているように思いました。(20代・女性)
建前抜きで本気で取り組んでいた。(50代・男性)
「安倍晋三」前首相を選んだ理由
緊急事態宣言や、一律10万円の配布など、大きな決断をしたから。国のトップなどは、何をしても誰かからはバッシングを受けることになるが、何かバッシングを受けてもめげずに頑張っていたから。(10代・男性)
未知のウイルスという舵取りの難しい局面で、緊急事態宣言を出し、経済面、公衆衛生面で一定の成果を挙げていたと思う。(30代・男性)
欧米よりも被害が少なく第一波を乗り越えることができるよう舵取りしたから。(40代・男性)
外交がスムーズに進んでいたように思う。(10代・女性)
体調が悪いながらも日本のために国内、海外に対して対応してくれたから。(40代・男性)
「小池百合子」東京都知事を選んだ理由
コロナ対策を独自で行っていたり、時短要請に従う飲食店などには給付金を行い、よく考えた行動だと思ったからです。(40代・男性)
コロナに対して取り組み方が早くパネルを用いてわかりやすく説明したり、国民に向けて発する事が東京都知事以上の評価だと思う。(60代・女性)
感染者が多い中いろいろ対策を立てているし、国にも意見をしているので。(30代・男性)
いろいろと批判、非難、中傷などもあるが、誠実によく頑張っている。特に東京はコロナ感染者数も増えており、その対策も並大抵のことではない。その中で出来うる限りのことをしていると思うので。(60代・女性)
5つの小政策を打ち出したり、毎日のようにテレビでコロナに対する政策を述べていたから。(50代・男性)
調査期間:2020年12月19日~12月21日
集計対象人数:1,518人
集計対象:男女
構成/ino.