近年、移住者が増加傾向にある「富山県」。実際に住んでいる県民から支持を得ている街はどこなのか。今回大東建託は「富山県の街の住みここち&住みたいランキング2020」を発表した。
富山県の街の住みここち&住みたいランキング2020
街の住みここちランキング
住みここち1位に砺波市、2位に滑川市がランクイン。ベッドタウン化が進み、利便性が高い点などが評価されている。富山市周辺の西部エリアからは砺波市と射水市と氷見市、東部エリアからは滑川市がランクインしており、東西全域でバランスよく評価されていることが特徴的だ。
自治体 1 位 (0.77P:偏差値72.5) 砺波市(となみし)
県西部、砺波平野の中心に位置。市内には、北陸自動車道の砺波ICや高岡砺波スマートICなどの高速道路のほか、複数の国道や幹線道路が走っている。大型の郊外型商業施設が多く、生活利便性の高いエリアだ。
居住者コメント
•夜は静かで治安もいいので安心して住める。保育園小中学校が近いので子どもも通わせやすい。似たような年代の人が多いのでお互い様で過ごしやすい。(女性・31歳・既婚・製造・現場作業職)
•静かな環境で、公共施設や、商業施設もそこそこ充実している。(男性・36歳・既婚・管理職)
住みたい街(自治体)ランキング
住みここち3位の富山市が得票率3.6%と支持を受け1位、2位は住みここちトップの砺波市と高田市、4位には住みここち4位の氷見市がランクイン。「住みたい街は特にない」54.9%、「今住んでいる街に住み続けたい」24.2%、合計79.1%と高い比率になっている。
調査方法
マクロミルの登録モニタに対してインターネット経由で調査票を配布・回収。
回答者
富山県居住の20歳以上の男女、2019年度・2020年度累計2,055名の回答を「住みここち」として集計し、2020年度回答者1,125名の回答を「住みたい街」として集計。
[男女比]男性48.4%: 女性51.6%
[未既婚]未婚32.7%: 既婚67.3%
[子ども] なし 38.1%: あり 61.9%
[世代比] 20歳代14.7%、30歳代25.8%、40歳代25.4%、50歳代20.7%、60歳以上13.4%
調査期間
2020年3月17日(火)~4月3日(金) :2020年度調査
構成/ino.