全国でもトップクラスの暮らしやすさが魅力的な「石川県」。移住先としても人気の県だが、実際に住民たちから支持されている街はどこなのか。
今回は大東建託が発表した「街の住みここち&住みたいランキング2020」を見ていこう。
石川県の「街の住みここち&住みたいランキング2020」
街の住みここちランキング
住みここち1位は昨年同様「野々市市」。石川県の中心部にアクセスしやすく、ベッドタウンとして住みやすい点などが評価されている。
数々の伝統工芸や日本の三大庭園である兼六園、金沢百万石まつりなどで観光都市として人気のある金沢市周辺の都市が、ベッドタウンとして人気を博している。
自治体 1 位 (0.82P:偏差値62.2) 野々市市(ののいちし)
県の中部に位置し、金沢市の西側にある。2011年に市制移行されており、平均年齢は40歳と若く、人口は5万人強。電車やバス、金沢バイパスなどが整備されており、車で通える範囲に様々な商業施設が揃っている。
居住者コメント
•子育て世代と祖父母世代が近所に多いので、地域の交流も多く安心感がある。歩いて行ける距離にスーパー、ドラッグストア、飲食店が多い。(女性・39歳・既婚・パート)
•車で5分以内の場所で衣食住に必要なものはほとんど買える。(男性・27歳・既婚・技術・研究職)
住みたい街(自治体)ランキング
住みここち2位の金沢市が得票率6.4%と支持を受け1位、2位は住みここちトップの野々市市、3位には住みここち4位のかほく市がランクインしている。「住みたい街は特にない」53.3%、「今住んでいる街に住み続けたい」24.7%、合計78.0%と高い比率に。
調査方法
マクロミルの登録モニタに対してインターネット経由で調査票を配布・回収。
回答者
石川県居住の20歳以上の男女、2019年度・2020年度累計2,256名の回答を「住みここち」として集計し、2020年度回答者1,230名の回答を「住みたい街」として集計。
[男女比]男性46.0%: 女性54.0%
[未既婚]未婚33.9%: 既婚66.1%
[子ども] なし 38.4%: あり 61.6%
[世代比] 20歳代14.9%、30歳代24.5%、40歳代27.7%、50歳代19.1%、60歳以上13.8%
調査期間
2020年3月17日(火)~4月3日(金) :2020年度調査
構成/ino.