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世界で初めて水冷2サイクルエンジンを搭載したホンダの50ccスクーター「ビート」

2021.01.01

レプリカバイクブームに沸いた日本。走りを磨いたスクーターも数多く誕生した。

ホンダは1983年11月18日に「ホンダ・ビート」を発表。同年12月1日から発売を開始した。

ビートというと、軽自動車のオープンカーを思い出す浮かべる人が多いだろうが、あちらは1991年の発売。スクーターが先輩になるわけだ。

常識を覆すハイパワースクーターが登場

「ホンダ・ビート」はコンパクトな半球型燃焼室を採用した最高出力7.2馬力の水冷2サイクル49ccエンジンを搭載。低回転域と高回転域でトルクの2段階切り替えができるV-TACS(可変トルク増幅排気システム)を採用したのも話題となった。

本格的なエキスパンジョンチャンバーの装着も、ライダーの心を熱くした。

エンジンだけではない。サスペンションは前輪にスタビライザーを装着する本格仕様のテレスコピック式、後輪にはユニットスイング式を採用と足周りも充実。

また、斬新なデザインも注目を集めた。

防風効果に優れた半透明のカウリングを装着し、50ccクラスのスクーターで世界初のデュアルハロゲンヘッドライト(18W×2)も装備する。価格は15万9000円。

50ccバイクの馬力自主規制上限の7.2psを発揮する2ストロークエンジンを搭載する、現代ではおそらく二度と生まれることのないスクーターが、かつてはこの日本に存在したのだ。

文/中馬幹弘

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