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Webサービスに紐づく言葉「アカウント」の正しい意味とは?覚えておきたい種類と登録する時の注意点、管理の方法

2021.01.18

PCやスマホの普及により、私たちにとってWebサービスの利用が当たり前になった。その中で、当然のように目にしている「アカウント」という言葉。この言葉の意味を、正確に理解している人は意外と少ないかもしれない。

そこで本記事では、Webサービスなどを利用する上で重要な「アカウント」について、意味や種類、登録の際の注意点、管理のコツをわかりやすく解説する。「わかっているつもり」という人も、ぜひ今一度確認してみてほしい。

そもそもアカウントとはなにか?

はじめに、アカウントの意味、定義を解説する。ID、パスワードとの関係も併せて理解しておこう。

アカウントとは「Webサービスなどを利用する権利」のこと

アカウントを一言で言えば、「Webサービスなどを利用する権利」のこと。アカウントの取得にはメールアドレス、氏名などの情報を求められることがあ利、それらの情報をサービス元に登録することで得られるのが「サービスを利用する権利」、つまり「アカウント」だ。

IDやパスワードは「アカウント情報」

アカウントは「サービスを利用する権利」なので、アカウントを持っているだけでは「会員になっているだけ」の状態。サービスを利用するためには、本人認証を行いログインもしくはサインインする必要がある。

ログイン時の認証に必要なのが、IDとパスワード。アカウント作成時には、ほとんどのサービスでこの2つを登録する。このように、サービスを利用(ログイン)するために必要な情報を「アカウント情報」と呼ぶ。

・ID

ユーザー名とも呼ばれることもあるIDは、アカウント所有者を特定するもので、会員番号のような役割を果たしている。一般的には、同一サービス内で他の人と同じIDは使用できず、一度決めたIDは退会まで変更不可なケースが多い。中には、登録したメールアドレスや携帯番号が自動的にIDとなるものもある。

・パスワード

パスワードは、本人確認のための暗証番号のようなものでIDと紐づけられている。万が一、第三者にIDを知られてもパスワードがないとログインできないため、「パスワードは人に教えない」ことが大前提。パスワードは後からでも変更可能なケースが多い。

アカウントにはどんな種類がある?

サービスを利用する上で必要となるアカウント。同じ「アカウント」と呼ばれるものでもその種類は多岐にわたる。

デバイスやOSを利用するためのアカウント

PCやスマホなどのデバイスを利用するため、初期設定でアカウント登録(ユーザー登録)を行う。Window OS搭載のPCの場合、Windows7までは「ローカルアカウント(デバイス専用アカウント)」でPCにサインインすれば、そのまま搭載されているMicrosoft社製のソフトが利用できたが、Windows8から新たに「Microsoftアカウント(OSアカウント)」が導入され、アカウントの利用に変更があった。

【Windows8以降の変更点】

1.PCのサインイン時、ローカルアカウントと同様にMicrosoftアカウントも使用可能に。どちらを利用してもよい。

2.Microsoft社のサービスを利用する際は、Microsoftアカウントでサインインする。1でローカルアカウントを利用した場合には、2でMicrosoftアカウントでのサインインする必要がある。1でMicrosoftアカウントを利用していれば、サインインは不要だ。

メールアカウント

日常的に使用しているメールも、アカウントを取得してはじめて利用できるサービスの一つ。プロバイダーや大手携帯キャリアでは、契約と同時に無料のメール用アカウントが発行される。しかし、最近利用者が増えている格安スマホでは有料となっているケースも多く、無料で利用できるYahoo!メール(Yahoo!ID)やGmail(Googleアカウント)、iCloudメール(AppleID)などの「フリーメール」を活用する人も少なくない。

WebサービスやSNSを利用するためのアカウント

最近ではメルカリ、ヤフオクといったフリマ、オークションサイトなどのWebサービスも人気がある。これらを利用する際にも、「氏名」「住所」「年齢」などの情報を入力し、アカウントを取得することが必要だ。

音楽・動画配信サービスなどの多くは、アカウント登録なしでも利用できるが、「YouTube Premium」や「ニコニコプレミアム」のように、有料アカウント登録をすることでより充実したサービスを受けられるものもある。

また、「ポケモンGO」などのゲームでは、データを個人でセーブするためにアカウント登録が必要なケースも。近年では、サイト内課金の不正利用を防ぐため、「フォートナイト」のように二段階認証が導入されることも少なくない。

TwitterなどのSNSでは、「複数のアカウントを保有するユーザー」が多いのが特徴。同じサービス内で同一人物が複数のアカウントを取得することで、「ビジネス用/プライベート用」など目的に応じて使い分けをしている人もいるようだ。SNSでは「垢(あか:アカウント)」「本垢(メインのアカウント)」「裏垢(裏のアカウント)」「サブ垢(もう一つのアカウント)」「鍵垢(特定の人のみ閲覧できるアカウント)」などの言葉も使われている。

アカウント情報に関する注意点と管理のコツ

最後に、アカウントを登録・管理する際に注意したい点を紹介する。Webサービスの種類が増えている今、改めてこれらのポイントを意識しておきたい。

アカウント情報は忘れないように

アカウントに登録している情報、特にIDやパスワードを忘れてしまった場合は、登録元への再確認や再発行などの手続きが必要になる。どちらも忘れてしまうと、手続きが煩雑になったり、アカウントの再発行が必要になったりと手間がかかってしまう。それぞれのサービスに登録したアカウント情報は必ず覚えておこう。

ID、パスワードは使いまわさない

例えば、楽天とAmazonなどのショッピングサイトで、同じメールアドレスやパスワード(アカウント情報)を設定していないだろうか。同じID・パスワードを使いまわしていると、万が一どこかに流出してしまった際、他のサイトなどでもログインされてしまうリスクがある。被害を最小限に抑えるためにも、パスワードは使いまわさず「一つのサービスに対して一つにする」などの対策を徹底しよう。

アカウント情報管理アプリを上手く活用する

とはいえ、すべてのWebサービスで違うID・パスワードを管理するのは大変なもの。そこで活用したいのが、「ノートン パスワード マネージャー」などのアカウント情報を管理できるアプリだ。パスワードの自動生成、クラウドでの管理など、上手に利用すれば、アカウント情報管理の手間を大幅に省けるはず。

文/oki

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