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2022年3月末までに始まる加工食品の原料原産地表示義務、実際にどう変わるのか?

2021.01.13

2017年9月より始まった、加工食品の原料原産地の表示義務。2022年3月末までが猶予期間となっており、準備ができた商品から順次、原材料の原産地が表示されていきます。

それでは、今後はどのように加工食品の原料原産地が表示されるのか。表示例を見ていきます。

原料原産地はどのように表示されるの?

1つの加工食品の中で「最も多く使われている原材料」の国名が表示されます。

例えば「アメリカ産」の豚肉のみを使った「ウインナーソーセージ」の場合、以下のように表示されます。

名称 ウインナーソーセージ
原材料名 豚肉(アメリカ産)

また、ウインナーソーセージに使われている豚肉がアメリカ、カナダ、その他の国のものを原産地としていた場合は、以下のように表示されます。

名称 ウインナーソーセージ
原材料名 豚肉(アメリカ、カナダ、その他)

この表示順にも意味があります。この場合は、一番左に表示されている「アメリカ」を原産地とした豚肉の使用割合がもっとも多く、次いで「カナダ」、「その他の国」となるのです。つまり、“多く使われている順に表示される”ということです。

最も多く使われている原材料が「加工食品」の場合

加工食品で最も多く使われている原材料が、豚肉など「生鮮食品」とは限りません。

中には原材料に「加工食品」が最も多く使われていることもあります。そのようなケースにおいては、以下のように製造地が表示されます。

名称 チョコレートケーキ
原材料名 チョコレート(ベルギー製造)、小麦粉、…

また、加工食品に使われた生鮮食品の産地を表示する場合は、以下のようになります。

名称 チョコレートケーキ
原材料名 チョコレート、小麦粉、…
原料原産地名 ガーナ(カカオ豆)、インドネシア(カカオ豆)

国別の重量順表示が難しい場合はこのように表示される

加工食品に使われている原料原産地が2か国以上の場合、「アメリカ、カナダ」といったように“使われている割合が多い順番に表示される”と、説明をしました。

しかし、中には原材料の調達先が変わったり、使用料の順番が変動したりして、「国別の重量順表示」が難しい場合もあります。そのような場合は、一定の条件の下、「又は」表示や「大括り」表示が認められています。

「又は」表示

名称 ウインナーソーセージ
原材料名 豚肉(アメリカ産又は国産)、豚脂肪、たん白加水分解物…
※豚肉の産地は、2020年の使用実績順

この場合、「アメリカ産」と「国産」以外の国の原材料は使用されていません。過去の使用実績などでは、「アメリカ産」の方が「国産」よりも多く使用されていたことを示しています。

「大括り」表示

名称 ウインナーソーセージ
原材料名 豚肉(輸入)、豚脂肪、たん白加水分解物…

この場合、3か国以上の外国の産地の原材料が使用されています。国産の原材料は使用されていません。

「大括り」表示+「又は」表示

名称 ウインナーソーセージ
原材料名 豚肉(国産又は輸入)、豚脂肪、たん白加水分解物…
※豚肉の産地は、2020年の使用実績順

こちらは国産を含む4か国以上の産地の原材料が使用されています。過去の使用実績などでは、「国産」の方が、「輸入」でまとめた外国の産地の合計よりも多く使われていたことを示しています。

【参照】消費者庁 全ての加工食品の原材料の産地が表示されます! <パンフレット>

消費者庁 食品表示基準一部改正のポイント

文/髙見沢 洸

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