どんなに重要で肌身離さず持っているモノでも、時に嘘のようになくしてしまうことがある。
では実際のところ、大切なモノをなくした経験がある方はどれくらいいて、また、具体的にどんなモノをなくしている方が多いのだろうか?
そんな「落とし物」に対する意識調査がこのほど、10代〜60代の男女2125人を対象に実施されたので、紹介していきたい。
大切なモノをなくさないためにしている対策1位は「意識する」
大切なモノを紛失しないために行っている対策は「なくさないように意識する」が、圧倒的に多く全体の69.8%を占め、次いで「特に何もしていない」が12.5%、「周囲の人に助けてもらっている」が5.8%、「紛失防止デバイスをつけている」が5.6%という結果となった。
また、回答の多かった上位3つの「なくさないように意識している」、「何にもしていない」「周囲の人に助けてもらっている」を合わせると、約90%近い方が具体的な紛失対策を行なっていないことがわかった。
紛失の経験がある人の割合は94.5%
紛失の経験について調査したところ、経験があると回答した方が全体の94.5%とほとんどの方が紛失の経験があることがわかった。また、紛失の経験があると回答した94.5%のうち、紛失したモノが発見できた方はわずか39.3%と、60%以上の方が大切なモノが見つからないままといった結果となった。
なくしたモノ、なくしたモノで見つからなかったモノTOP5は?
なくしたモノのTOP5は1位が鍵で25.8%、次いで財布が22.4%、スマートフォンが18.7%、4位は腕時計(7.6%)、5位は電子機器(6.3%)となった。
一方、なくしたモノでそのまま手元に戻らず見つからなかったモノTOP5は1位、2位の順位は変わらず、鍵(25%)と財布(22.4%)だった。
3位のスマートフォンと4位の腕時計は順位が入れ替わり、それぞれ3位が腕時計(10.7%)、4位がスマートフォン(10.4%)という結果となった。「なくしたモノ」の中で5位に入っていた電子機器(7.3%)は、「なくしたモノで見つからなかったモノ」では6位となり、5位には自転車(7.7%)がランクインした。
<調査概要>
調査対象:全国の男女
調査期間:2020年1月15日~2月2日
調査方法:インターネットによるアンケート調査
調査人数:2125人(女性1628人/男性495人/未回答2人)
出典元:MAMORIO株式会社
https://mamorio.jp/
構成/こじへい