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フランスのクルマは、いつの時代も自由への扉を開いてきた……名車の称号“DS”で読み解く、フレンチカーの先進【PR】

2020.12.22PR

現代におけるフランス車のラグジュアリーな一面を、如実に表したのが、〝DSオートモビル〟のクルマだ。洒脱さあふれる特徴的なスタイリング、そして、奥の深い乗り味。クルマ好きをうならせ、ファッション通の心を引き寄せる理由を解き明かそう。

DS[1955〜1975]

世に出てから65年が経つというのに、世界はまだ『DS』に追いついていない。この名車にインスパイアされて、〝DSオートモビル〟が誕生した。

DS 7 CROSSBACK[2017〜]

人気のSUVスタイルでありながら、ほかのどのクルマとも似ていない個性を放つ、〝DSオートモビル〟のフラッグシップ。

それは女神のごとく自動車を超えた存在

文・小川フミオ(ライフスタイル・ジャーナリスト)

 世界の自動車メーカーの主要デザイナーたちに、「最も好きなクルマは?」と尋ねると、「〝シトロエン〟﹃DS﹄です」という答えが多い。ジョルジェット・ジュジャーロもそのひとりだった。

 1955年発表の“シトロエン”『DS』は、数えきれないほどの特徴を持つ、いわゆる〝名車”である。

 メカニズムの面からは、空力をデザインに活かしたといわれるボディシェイプや、油圧と窒素ガスでサスペンションやブレーキなどを動かすハイドロニューマチックシステムなどが挙げられる。英国首相も愛用した高級車“ローバー”も、『DS』の設計思想を採り入れていた。“ロールス・ロイス”や“メルセデス・ベンツ”がハイドロニューマチックを採用したこともある。

 文化面では、フランスの哲学者ロラン・バルトが『時代を画する偉大な創造物』と呼んだのが有名だ(『現代社会の神話』)。映画にもさかんに登場。フランス製SF『ファントマ 電光石火』('65年)から『ジャッカルの日』('73年)を経て、傑作SF『ガタカ』('97年)や、大富豪ジャン・ポール・ゲティ誘拐時間を題材にした『ゲティ家の身代金』('17年)まで、『DS』を使った作品には印象に残るものが多い。

 そもそも、『DS(デエス)』という車名が、一説によると仏語の女神(デエス)の短縮形なのだから、多くのひとが、自動車を超えた存在とあがめるのも理解できるというもの。2014年にプジョー・シトロエン(現グループPSA)が、新しいブランドとして〝DSオートモビル〟を設立した際、驚いたものの、前記の理由で納得もいった。フォルクスワーゲングループが、最高峰の存在として、スポーツカーからリムジンまで手がけていた戦前のスーパーブランド“ブガッティ”を復活させた事実も想起させる。

 私のような昔からの自動車ファンにとって、往時の『DS』は、日本メーカーが逆立ちしてもつくれない先進的メカニズムの塊、という記憶が色濃い。同時に、ファッション、文学・評論、映画など多くの分野で日本に影響を与えていたフランスの、ひらたい言葉でいうと“キラキラ”感の象徴だった。それを新生“DSオートモビル”が再び味わわせてくれているのは、うれしいかぎり。

 操縦性にはじまり、余裕ある室内空間、スポーティさとアグレッシブさをバランスさせたスタイリング、美しいという表現が最も似合う内装、そして安全や快適など先進装備の数々。これこそ、私たちが求めていた“フランス車”だと確信させられる存在感をはなっているのだ。

無二の個性はこうして磨かれた!フランス車の「20世紀革命」

真の贅沢を知る者たちが創造した絢爛の自動車文化とその時代  〜1941〈Prewar〉

豪華絢爛なネオ・バロック様式のガルニエ宮(オペラ座・背景の写真)は、19世紀フランス文化の象徴。貴族や富裕層を核としたラグジュアリーな精神は、自動車産業にも影響を及ぼした。

©アフロ

Delage D6-70Tourer
〝ドラージュ〟『D6-70ツアラー』

当時、富裕層の間では女性への最高のプレゼントとされていた〝ドラージュ〟。写真の車両は戦前に活躍したイギリスの女優、マーガレット・ロックウッドが1938年に購入したもの。

©Getty Images

Bugatti T41 royale
〝ブガッティ〟『T41ロワイヤル』

1927年から6年間でわずか6台製造された、史上最も巨大で高価な乗用車。12,673ccの直列8気筒エンジンを搭載していた。絢爛たる戦前のフランス文化を今に伝える、貴重なモデル。

©アフロ

Delahaye 135
〝ドゥラエ〟『タイプ135』

代表的な『135』シリーズのうち、写真はスポーツモデルの「MS」(1939年)。『135』シリーズは1954年まで製造され、ボディ形状はさまざまだが、いずれも優美なラインでデザインされている。

©Getty Images

Citroën 15CV-Six
”シトロエン”『15CV-シス』

いち早く前輪駆動を取り入れた『トラクシオン・アバン』シリーズのうち、高性能GTとして登場したのがこのクルマ。1938年に登場し、戦後はフランスの公用車として重用された。

自分たちが信じる〝いいもの〟を追求することが、真の意味でのラグジュアリーに 1945〜〈Postwar〉

戦後は創意工夫を凝らした大衆車が主体に。固定観念を捨てて挑戦する姿勢は、ジャン=リュック・ゴダールの〝脱・構築ミュージカル〟『女は女である』(背景の写真)同様、フランスの伝統なのだ。

Peugeot 205 Turbo16
〝プジョー〟『205』

日本でも高い人気を誇った小型ハッチバック車の、ラリー参戦用モデル。写真は参戦資格を得るための市販バージョンで、200馬力のターボエンジンを後部座席の空間に搭載した4WD車だ。

Alpine A110
〝アルピーヌ〟『A110』

軽量ボディの後部にエンジンを積み、出力を後輪にしっかり伝えて走る設計で、’60年代のラリー界を席巻。丸みを帯びたスタイリングも魅力。そのDNAは新生『A110』(2017年〜)にも流れている。

Citroën 2CV
〝シトロエン〟『2CV』

フランスのものづくりを象徴する、独創的かつ合理的な設計の名車。写真のモデルは、後期に専用のボディカラーとインテリアで販売された「チャールストン」。大衆車にしてエレガントなところは、まさにフレンチ・ラグジュアリー!

戦前の高級車が天文学的な値をつけている

 フランスは工業国だということを、私たちはつい失念しがちだ。美食やファッションなど、思いつくイメージは、やわらかい。しかし、車輪のついた乗りものをつくる歴史は古い。そもそも“自動”車をつくったのはフランスが最初とされている。1769年にニコラ=ジョゼフ・キュニョーが、フランス陸軍砲兵部隊のために制作した蒸気自動車である。

 それ以前にも、フランスは数多くの馬車を手がけ、壮麗なものは、ロシアの貴族のために輸出された。たとえば、トルストイの『戦争と平和』や『アンナ・カレーニナ』には、貴族が馬車に乗る記述が多く出てくる。フランス製のものも多かったのではないだろうか。

 フランスでは、自動車が普及するのも早かった。馬車の伝統もあり、そこで花開いたラグジュアリーな世界の、いろいろな意味での大きさは世界屈指だった。当時フランスにあった高級車メーカーをざっと挙げるだけでも“パナール・エ・ルヴァソール”(創業1890年)、“ブガッティ”(同1909年)、“ヴォワザン”(同1919年)、“ドゥラエ”(同1894年)、〝ドラージュ〟(同1905年)などがある。

 1920〜30年代にかけてひときわ強い存在感をはなった、上記のフランスのラグジュアリーブランドが送りだした車両は、今もクラシックカーのコンクール・デレガンスの常連であり、天文学的な金額で取り引きされている。彼らがどんなクルマをつくっていたか。一例を挙げてみよう。クラシックカー愛好家の間で人気の高い1台が、“ドゥラエ”『135』。1935年にエンジニアのジャン・フランソワが、32ℓエンジンのこのクルマを完成させると、またたくまにアルパインラリーやミッレミリアで好成績を挙げ、注目を浴びる。

 同時に、エンジン付きシャシーが販売された。当時の高級車は、好きなシャシーを購入後、車体メーカーに持ち込んで自分好みに仕上げてもらうのが通例だったのだ。“ドゥラエ”も、馬車の車体をつくっていたカロスリー(車体製造業)による、さまざまなボディが残っている。

 なかでも、今最も価値ある一台とされるのが、「フィゴニ・エ・ファラシ」製のボディを持つ『135』だ。車体職人の修業をしたフィゴニと、実業家のファラシが、1935年にパリに設立。このカロスリーは、フランボワイヤント(火焰)様式などと自動車デザイン界で呼ばれる、優雅で装飾的なデザインを、“ドゥラエ”『135』で実現した。

 先述したほかのメーカーも、同様に、レースで名を馳せると同時に、世界中の富裕層のために、エレガントでラグジュアリアスなモデルを販売した。これらフランスで生まれた数々のモデルが、“ドゥラエ”同様、世界中の自動車博物館に収められ、富裕なエンスージアストの憧れであり続けるのは、なぜだろう。その答えをさぐってみると、彼らが提供していたラグジュアリーとは、見た目の華やかさにとどまらず、つくり手が真摯に“いいもの”をつくろうとしている態度と、密接に関係しているからではないだろうか。

 第二次世界大戦が終わり、1950年代になると、アメリカ文化が世界を席巻。クルマの世界でも、ぜいたくさとはクロームに飾りたてられた巨大な車体と、大トルクのV8エンジンと、あらゆる部分がパワーアシストで作動する楽ちんさ、といった事柄に置き換わってしまった。“シトロエン”が『DS』を1955年にパリの自動車ショーで発表したとき、初日だけで1万2000台の注文を受けたのは、エンジニアリングを含めて、自分たちが信じる“いいもの”を追求することこそ、真の意味でのラグジュアリーという価値観が根付いていたからだろう。その精神はおそらくフランスのクルマづくりのなかで受け継がれている。

 フランスの日常文化を語るとき、よく耳にする言葉が「サヴォワ・フェール」だ。日本語に訳すのはとっても難しい、と知人のフランス人が言っていた概念で、創造的にものをつくる流儀、というところか。その言葉にあてはまるのが、イワシの缶詰などと揶揄された“シトロエン”『2CV』だろう。一見、戦前のエレガンスとは無縁だけれど、取り外せるドアやシートなど、フランスのあらゆる生活様式に適応するような融通無碍の設計思想があるのだ。

フランス車の魅力を指す“リュクス”の概念

 このクルマの設計に携わったのが、“ドゥラエ”などと並ぶ戦前の超高性能高級車“ヴォワザン”の主任設計者、アンリ・ルフェーヴルだったのも、示唆的といえそうだ。

 特筆しておきたいのは、『2CV』の真価とは革新性。“自動車”であることを放棄したところにある。

 固定観念を捨てることで、素晴しいものをつくる。これは“シトロエン”『DS』に当てはまるし、大衆車のシャシーを使いながら世界ラリー選手権の覇者となった“アルピーヌ”『A110』(1963年)や、1980年に大衆的なハッチバック車『R5』のイメージを活かしつつ後席スペースにターボエンジンを搭載し、ラリーで見事な戦績を残した“ルノー”『5ターボ』や、その衣鉢を継いだともいえる“プジョー”『205ターボ16』(1985年)など、フランス人が大好きなモータースポーツ活動を支えたクルマはみな同様ではないだろうか。

 フランス人がラグジュアリーの代わりに使う“リュクス”には、「つくるひとの込めた思いをくみ取って評価できる逸品」なる意味が込められている。戦前から現在にいたるまで、連綿と続くフランス車の価値は(価格にかかわらず)ここにあるのではないだろうか。

〝プジョー〟〝シトロエン〟〝DSオートモビル〟がフレンチ・モダンを牽引!加速するデザインとテクノロジーの融合

〝プジョー〟『SUV 2008』

小型車の『208』をベースとしながら、まったく新しいキャラクター性を備えた、モダンなSUV。高い実用性を実現しながらも、クールなデザインでまとめたところが新しい。
¥2,718,182〜(プジョーコール)

〝プジョー〟『e-LEGEND』

2018年に披露された電気自動車のコンセプトモデル。市販の予定はないが、かつての『504クーペ』を現代的に解釈したデザインと先進性に、〝プジョー〟の未来が浮かび上がる。

〝シトロエン〟『C5エアクロス SUV』

ラリーで煮詰めた独創的なサスペンションによる、やわらかでコシのある乗り心地が人気。ポップなデザインでまとめたスタイリングもインパクト十分。¥3,772,728〜(シトロエンコール)

〝DSオートモビル〟『DS 9』

日本でも展開予定のフラッグシップサルーン。流麗なボディラインが特徴で、〝DSオートモビル〟らしい上品なクローム使いも美しい。新たなラグジュアリー・フレンチ・カーに期待!

伝統に固執しすぎないという“伝統”

 プジョー・シトロエンの時代になり、2020年代に突入した。フランス車の伝統は、今も生きているだろうか。その質問に対する答えはイエスである。フランス車の本質的な価値が、時代に合わせた価値を最良のかたちで提供することだとしたら、伝統にいたずらに固執しないという伝統が生きている。

 たとえば、“プジョー”はどこよりも早いタイミングでコンパクトカーの電動化(e−208)を実現した。一方、最新の“DSオートモビル”のラインナップをみてほしい。『DS 3 クロスバック』『DS 7 クロスバック』という最新のSUVルックは魅力的だし、最新の電子制御技術を取り入れるなどして、ユニークな個性を確立している。さらに、ちかい将来、プラグインハイブリッドのサルーン『DS 9』の登場が控えている。

 環境問題に向き合う現代的な姿勢を持ち、比較的リーズナブルな価格設定でより多くのひとが、“DSオートモビル”が提供する世界観を体験できる。アバンギャルドとは限られたひとのためのものではなく、多くのひととともに前に進むこと。それが“DSオートモビル”のメッセージではないだろうか。

行動力とイマジネーションを拡張する『DS 7 クロスバック』の叡智

DS 7 CROSSBACK
〝DSオートモビル〟 『DS 7 クロスバック』

●ボディサイズ:全長4,590×全幅1,895×全高1,635㎜
●車両重量:1,570〜1,590kg
●エンジン:直列4気筒DOHCターボチャージャー
●総排気量:1,598cc
●最高出力:165kW(225ps)/5,500rpm
●最大トルク:300Nm/1,900rpm
●トランスミッション: 8速AT
価格:¥5,354,546(DSコール)

上右/ヘッドライトには片側に3個ずつLEDを内蔵。ダイヤモンドのようなきらめきが美しい。上中/スティック型のATレバーを囲む操作スイッチ類をスタイリッシュにデザイン。高級時計に用いられる高度な技法により、多数のピラミッドが重なっているような〝クル・ド・パリ〟文様を表現している。上左/エンジンの始動ボタンを押すと立ち上がる、ダッシュボードのアナログ時計。フランスのラグジュアリーウォッチブランド〝B.R.M〟と〝DSオートモビル〟のコラボレーションによるもの。自動時刻修正機能付き。下/リアガラスのラインや前後フェンダーのふくらみが、スポーティなクーペのイメージを強調。この洗練されたプロポーションがあってこそ、細部の演出が効いてくる。

フランスのクルマづくりとは何かがよくわかる

 現在、“DSオートモビル”の最上位モデルである『DS 7 クロスバック』は、4590㎜のボディに2730㎜と余裕あるホイールベースを組み合わせたSUVだ。エンジンは1.6ℓガソリンと、2ℓディーゼルから選べる。

 いいところはどこか。ハンドリング性能がよく、きびきびと動くし、コーナリングも期待以上に速い。つまり楽しさだ。長距離ドライブが快適であることも特筆すべき長所だ。低回転域からたっぷりとしたトルクを出す特性ゆえ疲れにくいし、アダプティブクルーズコントロールを作動させると、どこまでも走れる。

 路面をカメラで読み取ってダンピングを瞬時に調整する「DSアクティブスキャンサスペンション」の恩恵も大きい。ショックをきれいに吸収するので、まるで航空機のような気分すらおぼえる。

 室内の造型も見事。きれいな造形のシートをはじめ、各部の表面処理によって、このクルマにしかない特別さが堪能できる。

「パリだけが生み出せるラグジュアリー」と、〝DSオートモビル〟は謳う。本当のぜいたくを知り尽くしたフランスの伝統あるクルマづくりが結晶化しているのだ。

●この特集で使用した商品の価格はすべて、本体のみ(税抜)の価格です。

撮影/平郡政宏 レイアウト/大塚將生(marron’s inc.) 車両協力/JAVEL 構成/櫻井 香

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