「彼とは15歳の歳の差がありました。私たちは結婚も考えていたのですが、周りからは歳の差を理由に反対を受け、結局周りの反対にはかなわずに別れました」(福岡県/20代)
世の中には、好きだけど別れる「つらい別れ」を経験した男女が数多く存在する。そして、ひとくちに「つらい別れ」といっても、その相手や別れの理由は人によって様々だ。
今回はネクストレベルが18~49歳の女性283名に「好きだけど別れるしかない”ツライ別れ”」について実施したアンケート調査の結果を見ていきたい。
調査によって「好きだけど別れるしかない」というツライ別れを乗り越えて、今はもっと素敵な恋をしている女性もたくさんいることが判明した。
50%以上の女性が「別れて正解だった」
過去にツライ別れを経験している女性に「結果的に、ツライ別れの相手と別れて正解だったと思いますか?」と聞いたところ、なんと約54%もの女性が「別れて正解だった」と回答した。逆に「別れて後悔している」という女性はわずか8.5%に留まった。
しかし、ひとくちに「ツライ別れ」といっても、その相手や別れの理由は人によって様々なはず。ツライ別れを経験した女性たちは、具体的にどのようなツライ別れを経験しているのか。
ツライ別れの理由で1番多いのは「家族や家柄の問題」
ツライ別れの理由として、「家族や家柄の問題」を挙げた人が1番多い結果となった。
ただ、「仕事の問題」「結婚に対する価値観の違い」「その他」を理由にあげる人も多く、ツライ別れの理由は人によってさまざまであると分かる。
みんなはどういった理由でツライ別れを選択せざるを得ない状況になったのかを詳しく知るべく、ツライ別れの理由を紹介したい。
理由:家族や家柄の問題
結婚を考えた際に、価値観や家柄の違いについて家族から反対の意見があがり、結婚という道を選べずにツライ別れを選択せざるを得ない状況になることが少なくないようだ。
理由:仕事の問題
転勤をキッカケに遠距離恋愛などになり、環境が変わったことでツライ別れを決断したといった声があがっていた。「遠距離がツラくて別れた」というよりも、「転勤先で一緒に暮らすのは難しく、将来を考えられないので別れた」というケースが多いようだ。
理由:結婚に対する価値観の違い
結婚について価値観の違いを見つけ、好きな気持ちがありながらも別れを選んだ人たちも少なくないようだ。
理由:病気や怪我
病気や怪我による生活の変化などが理由で、ツライ別れを経験する人もいる。
金銭的な理由
金銭的な理由では、借金やギャンブルなど金銭面での不安要素がツライ別れのキッカケとなってしまうようだ。
ツライ別れの相手で1番多いのは「性格がいい男性」
ツラい別れの相手として1番多かったのは「性格がいい男性」。ただ、「とにかく好きで仕方ない男性」「自分をとても愛してくれた男性」のように、気持ちの面で強く結ばれていた男性が相手だった人も多いようだ。
35%の女性が別れたあと1年以内に次の恋をしている
ではツラい別れを経験した女性は、きちんと次の恋に進めているのか。「次の恋までの期間」を、“ツライ別れを経験した女性”と“ツライ別れを経験したことがない女性”で比較してみた。
アンケート調査の結果、ツライ別れを経験した女性のうち、約35%の人が1年以内に次の恋をしていた。つまり3人に1人以上は、ツライ別れから1年以内に次の恋人ができているというわけだ。
ツライ別れを経験していない女性が約60%なのと比較すると、ツライ別れ経験者のほうが次の恋までに少し時間がかかっているといえるかもしれない。
ただツラい別れを経験した女性でも、約67%の女性が3年以内に次の恋に出会っていることを見ると、必ずしも絶望的に考える必要はないのではないかと考えられる。
次の恋の相手は「一緒にいて楽しい」「趣味や価値観が合う」が多い
ツライ別れを経験した女性に、ツライ別れの次の恋ではどんな男性に恋をしたのかも聞いてみた。1番多かったのは「一緒にいて楽しい、楽な男性」で、次は「趣味や価値観が合う男性」だった。
一方で、ツライ別れの相手として多かった「とにかく好きで仕方ない男性」「自分をとても愛してくれた男性」の割合は減っている。
「ツライ別れの相手より、次の恋の相手を選ぶ」が約60%
ツライ別れを経験した女性に「何の障害もないとしたら、“ツライ別れの相手”と“次の恋の相手”のどちらと付き合いたいか」について尋ねたところ、約60%の女性が「次の恋の相手と付き合いたい」と回答した。
次の恋のキッカケで1番多いのは「仕事関係」
ツラい別れを経験した女性たちは、どのようなキッカケで次の恋へと進むことができたのか。ツラい別れを経験した女性に、次の恋に出会ったキッカケについて聞いた。
次の恋のきっかけとして1番多かったのは「職場・仕事関係」で約35%、次は「合コン・友人の紹介」で23%。次に多いのが「マッチングアプリ・婚活サイト」「婚活パーティー・街コンなど」「結婚相談所・お見合い」。約20%の女性が、このような婚活・恋活によって次の恋に出会っていた。
現代で今のように婚活する女性が多いのは、「身近に出会いのキッカケがない」という女性が少なくないためだ。日常の中でなかなか出会いに恵まれないという人は、恋活や婚活を試してみるのもいいかもしれない。
ツライ別れを乗り越えるためには、新しい恋が効果的。時には恋活や婚活なども取り入れながら、素敵な出会いを探してみては。きっといつかは、時間や新しい出会いがツライ別れによる心の傷を癒してくれるはずだ。
調査概要
調査方法:インターネットアンケート
調査対象:ツライ別れを経験した・経験してない女性(全国)
アンケート母数:計283名
実施日:2020年07月13日~07月27日
調査実施主体:マッチングアプリ大学
調査会社:ネクストレベル
構成/ino.