
まだ5G通信が行えるエリアは限定的なので、特徴とされる“高速通信”を体験できた人は少ないかもしれません。
しかし、2021年以降、各キャリアはよりエリアを広げていく予定を発表しているので、家の周りで5Gになった! と感動する日もそう遠くないかもしれませんよ。
本記事では、5G通信によってより多くの人が楽しむことが想定できる動画視聴やオンラインゲームをさらに大迫力にする、6.5インチ超えの大画面ディスプレイを搭載したおすすめのスマートフォンを紹介していきたいと思います。
おすすめの6.5インチ超え大画面スマートフォン【ハイエンド編】
早速、おすすめの大画面スマートフォンを紹介していきましょう。まずは、最新の技術を詰め込んだハイエンドスマートフォンの中から、おすすめの製品を紹介していきます。
安定感が魅力の大画面スマートフォン【Galaxy S20+ 5G】
まずは「Galaxy S20+ 5G」です。6.7インチの大画面ディスプレイを搭載しながら、質量は約186gと比較的軽量、側面がカーブしているためグリップ感も安定するスマートフォンです。
ドコモ・auから発売されている本端末。特徴的なのがカメラのズーム機能で、ハイブリッド光学ズームが最大3倍、超解像度ズームは最大30倍まで。
ほかにも、動画撮影は8K画質に対応するなどカメラ性能は秀逸ですが、処理性能やメモリ容量、バッテリー性能も含め、各性能がバランス良くハイレベル。使い手を選ばない安定感のあるスマートフォンですよ。
【参照】Galaxy S20+ 5G
SIMフリー版も登場した大画面スマートフォン【Xperia 1 II】
続いては、Xperiaシリーズのフラグシップモデルである「Xperia 1 II」です。約6.5インチディスプレイ搭載で、21:9の縦長ボディを採用しているため、大画面ながらスリムな仕上がりになっています。
ドコモ・auから発売されているほかに、ソニーストアなどからSIMフリーモデルも発売されています。
キャリアモデルはメモリ8GB/ストレージ128GBなのに対し、SIMフリーモデルだとメモリ12GB/ストレージ256GBと大容量になっているので、よりハイスペックなものが欲しいという人にはSIMフリーモデルがおすすめ。
機能面では、おサイフケータイ機能や防水・防塵性能、イヤホンジャックなどまで搭載した“全部乗せ”のハイスペック。縦長比率のボディに最初は戸惑うかもしれませんが、慣れると離れられなくなるほど快適ですよ。
【参照】Xperia 1 II
“Sペン”の操作性が魅力の大画面スマートフォン【Galaxy Note20 Ultra 5G】
大画面ハイエンドスマートフォンとして最後に紹介するのは、専用のSペンでの操作が快適なGalaxy Note20 Ultra 5Gです。
ドコモ・auから発売中で、一括購入だと15万円ほどしますが、“ならでは”の機能をふんだんに盛り込んだおすすめ端末です。
ディスプレイは約6.9インチの大画面。動画やゲームでの迫力がでるのはもちろん、専用のSペンを使ってメモを取ったり、絵を描いたりといった使い方も楽しめます。
特に注目なのが、「オーディオブックマーク」という機能で、録音と同時にメモを取ることで、後から音声を再生する際に、メモを書いたタイミングが目視できるというものです。どのメモをどの話の時に書いたのか確認できるので、会議などに用いても活躍できるでしょう。
おすすめの6.5インチ超え大画面スマートフォン【ミドルハイ編】
ここからは、比較的手に入りやすい、ミドルハイクラスの大画面スマートフォンを紹介していきます。
ミドルハイクラスのスマートフォンは、ハイエンドモデルと比較すると性能的には劣りますが、価格と性能のバランスが良い製品が多いので、多くの人におすすめしたい製品群となっています。
薄くて軽い! 持ち運びしやすい大画面スマートフォン【OPPO Reno3 5G】
ミドルハイクラスの大画面スマートフォンとして最初に紹介するのは、ソフトバンクから発売中のOPPO Reno3 5G。6.55インチの有機ELディスプレイを搭載しながら、質量は約171g、薄さ約7.7㎜と持ちやすさも特徴的なスマートフォンです。
ソフトバンクで一括購入すると総額6万8400円と比較的手に届きやすい価格帯ながら、背面カメラは4眼構成、メモリ8GB・ストレージ128GBとかなりハイエンドに近い性能を搭載。バッテリーは約56分でフル充電できる急速充電にも対応しています。
【参照】OPPO Reno3 5G
2画面折りたたみ端末としても使える大画面スマートフォン【LG VELVET】
12月以降にドコモから発売予定のLG VELVETもおすすめの大画面スマートフォンです。
約6.8インチの大画面を搭載し、前面・背面ともに曲面仕上げを施した、見た目もすっきりした印象を受けるスマートフォンに仕上がっています。
LG VELVETの大きな特徴が、専用のカバーを装着することで、折りたたみ式の2画面スマートフォンとしても利用できる点。2つのアプリを大画面に表示できるので、テレビ電話をしながら資料を確認したりといった使い方にも便利です。
折りたたみスマートフォンとなると、現在日本で発売されている端末の種類はかなり少なく、高価なモデルがほとんどです。しかし、LG VELVETはカバー込みで一括8万8704円とかなりお手頃になっています。
【参照】LG VELVET
世界初!? インカメラを埋め込んだ大画面スマートフォン【Rakuten BIG】
最後に紹介するのは、楽天モバイルから発売中のRakuten BIGです。約6.9インチと現行のスマートフォンとしては最大級のディスプレイサイズを誇り、一括価格は6万3455円となっています。
Rakuten BIGの大きな特徴は、通常ベゼル部分や画面の上部に搭載されるフロントカメラがディスプレイに完全に埋め込まれており、目視できないという点。これはモバイルFeliCa搭載のスマートフォンとしては世界初のデザインです。
楽天モバイルは、先着300万人までデータ通信のプラン料金が1年間無料になるキャンペーンを行うなど、キャリアとしてはかなり安く運用可能です。これを機に、導入を検討してみてはいかがでしょうか。
【参照】Rakuten BIG
※データは2020年11中旬時点での編集部調べ。
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文/佐藤文彦