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吸引と水拭きが同時にできるTinecoのコードレス掃除機「FLOOR ONE S3」は新米主婦の強い味方!?

2020.12.21

家の中をきれいに保つためのお掃除。まず掃除機でゴミと埃を吸引し、雑巾やフローリングワイパーで拭いて……と、週に何度も行うのはなかなか億劫です(中には毎日やっている方も多いはず!)。

もし、吸引と水拭きが一度にできる掃除機があれば、掃除の手間はグッと減ってラクになることでしょう。そんな時、一台で吸引と水拭きを同時に行えるコードレススティック掃除機Tineco「FLOOR ONE S3」が発売されたという情報をキャッチ。年末の大掃除でも役立ちそうなアイテムを試してみました。

乾湿両用掃除機を使うメリットは?

家族構成やライフスタイルによって掃除の頻度は異なるでしょうが、週に数回、中には毎日掃除しているご家庭が多いと思います。特に人の出入りが多く汚れやすいリビングやキッチンは、頻繁に床掃除する方が多いはずです。

フローリングの場合、掃除機でゴミを吸引して、雑巾やフローリングワイパーで拭いて……と、20~30分ほどかかるであろうこの作業。できることならラクに済ませたいのが本音ですが、乾湿両用掃除機を使えば、効率的に行えます。

従来の水拭き掃除は手間がかかる……。

従来の水拭きの掃除方法は、手間と時間がかかってしまいます。フローリングワイパーは床にこびりついた食べ残しなどが拭き取りにくく、いちいちウェットシートを交換するのが面倒。交換時に手も汚れてしまいます。雑巾で水拭きをすれば、洗う時に手に汚れやニオイがついたり、毎日水洗いを続けると手が荒れることもあります。

ゴミの吸引と水拭きを同時にやってみる

床を隅々まできれいにしつつ、時間を節約するにはどうしたら良いか……掃除機がけと水拭きを同時にやることも考えましたが、あえなく断念。

少し試してみたところ、掃除機とフローリングワイパー(またはモップ)の二刀流で効率的に床を掃除するのはなかなか難しく、修行が必要だと感じました。正直なところ、吸引と水拭きを別々に行ったほうが早いです。

それでも何とかラクをして床を掃除したい……そう思っていた時に出会ったのが、乾湿両用掃除機です。隅々まできれいに、かつ時短で掃除ができます。

AIを搭載したスマート乾湿両用掃除機! Tineco「FLOOR ONE S3」を試してみた

Tineco(ティネコ)は近年、注目集めている掃除機メーカーです。新製品の「FLOOR ONE S3」は、吸引と水拭きを同時に行えるのが特徴。「iLoopスマートセンサー」を搭載し、ダストの量を素早く検出、吸引力と水の流れを自動調整してくれます。

Tineco「FLOOR ONE S3」の使い心地は?

「FLOOR ONE S3」の組み立てはとても簡単で、本体は箱から出してスティックを差すだけ。不器用な筆者でもすぐに使えました。

重量は女性でも十分持ち運べる重さで、コードレスのため場所を選ばず使えます。また、ヘッドが自走式(モーター式)でローラーの回転で前進するため、掃除中は軽い力で操作が可能。部屋をまたいだ走行もスムーズです。

想像以上の掃除力にビックリ! 床がピカピカに

実験のため、今回はゴミや水たちをフローリングに撒き、わざと床を汚しました。家族から冷ややかな眼差しを向けられます。これできれいに掃除できなかったらどうしよう……。

写真の通り、液体と固形物が混じっていてもひと拭きで床がきれいに。水拭きした跡もほとんど残らず、1~2分で完全に乾きます。子供やペットによる食べこぼしを掃除するのにも良さそうです。

壁の端に寄せたゴミも、一度でほとんどなくなりました。

センサーにより水の流れ等を自動的に調整してくれるので、何も考えずに、掃除機をかけるだけでOK。細かな設定が不要でシンプルに使える点は、ズボラな筆者にとって魅力的なポイントです。

雑巾で床掃除をした場合、丁寧に拭いても拭き跡が残ってしまいがちでしたが、本機は拭き跡が残らずピカピカになるので、掃除後の達成感もひとしおです。「乾湿両用って実際のところ、本当にきれいになるの?」と、使用前は疑いを持っていましたが、想像以上の使い心地に驚きました。

なお運転モードは、今回使用した「オート」以外に「マックス」もあり、ワンタッチで切り替えられます。

専用洗剤で洗浄力アップ!

水拭きでも十分きれいになりますが(※60℃までお湯の使用も可能)、付属のフロア専用洗剤を併用すれば、洗浄力はさらにアップ。キッチンの頑固な油汚れなど、しつこい汚れをきれいにしたい時などにおすすめです。

Tinecoによると、こちらの洗剤はSDS(安全データシート)によって保証された99.99%の除菌率を誇ります。

お手入れもラク! ワンタッチ多段式セルフクリーニングシステム

「FLOOR ONE S3」は掃除だけでなく、お手入れもラク。汚水と浄水が分離する構造のため、掃除中のブラシは常に清潔に保たれています。汚れた水はタンクに溜まり、満杯になった時はディスプレイや音声等で通知されます。クリーニングツールも付属するので、なるべく手を汚さずに本体をお手入れできるのです。

また、セルフクリーニング機能も備えていて、ボタンを押せばブラシローラーとチューブの掃除が自動で行われます。高機能ながら作りがシンプルなので、分解洗浄も手軽に行えます。

近未来感のあるオールインワンLEDディスプレイ画面

堅牢なデザインと近未来感のあるLEDディスプレイに魅了される「FLOOR ONE S3」。

ディスプレイでは、バッテリー残量、ブラシローラーの絡み表示、汚れ監視ループ、タンクの残量や電源インジケーターが表示されます。汚れの検出量が高くなると、LEDループが赤く光ります。

なお、本機は4000mAhのバッテリーを搭載していて、満充電の場合は標準モードで最大35分間、強モードで最大25分間使用できます。

音声アシスタントやアプリも便利

「FLOOR ONE S3」は音声アシスタントやアプリ連動機能も備えています(※下画像はAndroidの画面)。

本体とアプリはWi-Fiで接続可能で、充電時の残り時間やバッテリー残量、メンテナンスリマインダーなどを表示します。音声アシスタントのオン/オフや、セルフクリーニングもワンタッチで可能に。

収納場所に困らない自立式

スティックタイプの掃除機でよくあるのが、立てかけておいた掃除機の転倒です。筆者も普段はスティックタイプを使用していますが、たびたび「ガッシャーン」と倒してしまいます。

その点「FLOOR ONE S3」は自立式なので、どこにでもパッと立てて置けて便利。直立状態の際は、自動で動作が停止します。

実は便利な充電台!

充電台には付属のクリーニングツールや、予備のブラシとフィルターをセットできます。

ブラシやフィルターを洗浄した際、水洗いしたブラシ等の置き場所としても活用できるでしょう。必要なアイテムが1か所にまとめられる、使いやすさに配慮された仕様です。

Tineco「FLOOR ONE S3」製品情報

Tineco「FLOOR ONE S3」のAmazonでの販売価格は、3万円前後。スペックは以下の通りです。

■最大駆動時間:35分
■バッテリー容量:4000mAh/21.6V
■充電時間:4時間(±30分)
■ノイズ:78dB(A)
■サイズ:約290(幅)×約260(奥行き)×約1100(高さ)mm

【参考】
ティネコ公式サイト製品詳細ページ
Amazon製品詳細ページ

Tineco「FLOOR ONE S3」の使いやすさを動画でもチェック!

動画を見ると、「FLOOR ONE S3」の使い勝手がより伝わりやすいと思います。Tinecoの公式チャンネルをぜひチェックしてみてください。

以上、スマート乾湿両用掃除機Tineco「FLOOR ONE S3」を使ってみた感想をご紹介しました。日常のお掃除はもちろん、年末の大掃除でも活躍すること間違いなしのアイテムなので、気になる方はお早めにチェックしてください。

※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。

取材・文/bommiy

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