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「サブスク」とは本来どういう意味?今さら聞けない基本的な仕組みとメリット、デメリット

2021.01.06

数年前から日本で使われ始めた、サブスクという言葉。「サブスク=〜〜し放題」と単純にイメージしがちだが、そもそもサブスクとはどのような意味なのだろうか。

そこで本記事では、サブスクの定義を解説した上で、各ジャンルの主要なサブスクを紹介する。

サブスク(サブスクリプション)サービスとは何か?

まずは、サブスクとは具体的にどのようなものを指すのか解説する。動画や音楽サービスで良く耳にする「サブスクライブ」「サブスク解禁」の意味も併せて紹介したい。

サブスクの定義

サブスクとは、英語で「定期購読」や「予約購読」という意味の「サブスクリプション(subscription)」に由来するサービスのこと。一言で言えば、「一定の期間、定額で受けられるサービス」を指す。

毎月一定額を支払うことで届く新聞や宅配牛乳なども、サブスクサービス一つ。サブスクという言葉自体は最近頻繁に使われるようになったものだが、サービス形態としては以前から存在していた。

最近では、スマホの普及によりアプリを使った音楽や動画配信サービスの利用者が急増しており、それらがサブスクサービスの代表的なものと言える。その他にも、毎月一定額で規定の回数まで飲食ができる”飲食サブスク”や、車種やプランが幅広く選べる”車のサブスク”など、サービスの種類は多岐に渡っている。

サブスクライブ(subscribe)との違い

YouTubeなどの動画配信サービスでよく使われる「サブスクライブ(subscribe)」は、「定期購読する」という意味の動詞。YouTubeであれば、チャンネル登録(定期購読)をした時に用いられ、ゲーム実況配信サービス「twitch」では、月額で配信者を支援する機能を表している。なお、チャンネル登録した人、つまり定期購読をした人は「サブスクライバー(subscriber)」と呼ばれる。

よく使われる「サブスク解禁」とはどういう意味?

ネットニュースなどでよく目にする「サブスク解禁」。これは一般的に、「アーティストの楽曲がサブスクサービスで視聴可能になった」ということを指している。CDを購入しなくても、定額で好きなだけそのアーティストの曲が楽しめるのもサブスクの魅力。新曲もCDの発売とほぼ同じタイミングで配信されることが多い。

サブスクはこんな人におすすめ!

では、サブスクを利用するのに向いているのはどんな人だろうか。最初に結論を言えば「モノをできるだけ”所有”したくない人」「使いすぎ、課金しすぎを防止したい人」などにおすすめできるサービスだ。

サブスクのサービス全体の特徴として、「利用するための初期費用が安い」「合わなければいつでも解約ができる」「モノを所有するわけではないので管理の手間がかからない」「自分の興味のあるもの以外も試すことができる」といったメリットがある。もちろん良いことばかりではなく、「まったく利用しなかったとしても料金が発生する」などのデメリットがあるも覚えておこう。

音楽のサブスクサービスを例に挙げて、向いている人とそうでない人を考えてみよう。

<向いている人>

・特定の曲だけでなく、ランキングに入っている曲や流行りの曲など色々な曲を聴きたい
・CDよりもスマホで音楽を聴くことが多い
・Wi-Fi環境が充実しているもしくは、毎月通信容量が余りがち(データ通信量が増えても大丈夫な人)

<向かない人>

・特定のアーティストの曲をずっと聴きたい
・好きなアーティストのCDは所有したい

「色々な曲を楽しみたい」「知らない曲、アーティストを開拓したい」という方は、音楽サブスクを利用しても良いかもしれない。反対に、「定期的に利用しない」「好きなアーティストの曲だけで十分」という方は、かえって損をしてしまうかもしれない。

話題のサブスクサービス

動画、音楽の配信サービスから一気にその人気が広まったが、最近ではさまざまな分野でサブスクを導入する動きが見られる。最後に、各分野で話題のサブスクサービスをいくつか紹介したい。

動画、音楽

サブスクの中でも最も選択肢が多いのが、動画や音楽のジャンル。サービスごとに強みが異なるため、内容を比較し、予算や自分の趣味嗜好に合ったものを選ぶのがポイントだ。

<動画>

・U-NEXT:月額2,189円で20万以上の動画、30万冊のコミック、23万冊の雑誌などが見放題。配信本数、コンテンツ数はトップクラスで、毎月付与されるポイントで新作映画も視聴できる。

・Netflix:月額880円、世界最大級の動画配信サービス。邦画・洋画・海外ドラマの他、オリジナルコンテンツも豊富だ。画質、解像度ごとに3種類のプランが用意されている。

・Amazonプライム・ビデオ:月額500円、プライム会員なら無料で利用可能。オリジナルのバラエティ番組なども楽しめる。

<音楽>

・Amazon Music Unlimited:月額980円で7,000万曲以上が聴き放題。プライム会員なら月額料金がお得になる。Amazon Echoのみで視聴可能なEchoプランは月額380円と格安だ。

・Apple Music:月額980円で7,000万曲以上が聴き放題。iPhoneやiPadなどのAppleデバイスと相性が良く、iTunes Storeで購入した曲もまとめて管理できる。

・Spotify:月額980円で5,000万曲以上が聴き放題。無料プランも用意されており「広告が流れる」「シャッフル再生のみ」などの制限はあるものの、楽曲はフルに聴くことができる。

飲食

飲食店のサブスクは、月額料金を支払うことで特定のメニューやドリンクが無料で注文できたり、割引になったりするというもの。一店舗だけでなく複数店舗で利用できるケースもある。

・居酒屋一休「おつまみ&ドリンク半額会員」:東京と埼玉で31店舗を展開する居酒屋一休では、月額500円でおつまみとドリンクが半額になるサブスクサービスを提供している。

・渋パス:月額750円で、渋谷区内の対象飲食店にてドリンク1杯無料など、店舗ごとに異なった特典を受けられる。1日で複数回利用も可能だ。

・SASAYA:大阪に展開する全55店舗を対象に、月額7,700円で1日2回まで1,000円以下の定食が食べられる。人気のため現在はキャンセル待ち。

「転勤が多い」「保険の加入や車検が面倒」など、車を所有すべきか迷っている人は、車のサブスクサービスを活用するのも一つの方法だ。同じような利用形態であるカーリースと比較しても、保険などのプランが充実しているケースも多く、途中解約もしやすい。ただし、レンタルと違い「審査に通らないと利用できない点」や「駐車場を用意する必要がある点」は要注意。

・ホンダ:「Honda マンスリーオーナー」は、好きな車種を最短一ヶ月から利用できるサービス。月額29,800円から利用でき、申し込みもWebと書類送付のみで完結する。

・トヨタ:月額21,230円から利用可能な「KINTO ONE」。トヨタ・レクサスの新車も選択でき、レクサスは半年ごとに乗り換えもできる(3年契約)。

文/oki

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