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地方都市でも利用者が急増!クレジットカードのタッチ決済をフル活用すべき理由

2020.12.14

2020年から日本も「クレジットカードのタッチ決済」が普及するようになった。

これを使えば、カードの物理的な摩耗を防ぐことができる上、決済にかかる手順や時間も大幅に短縮できる。公共交通機関も、タッチ決済対応端末を設置するようになった。

が、日本人にとって「クレカのタッチ決済」が見慣れないものであることに変わりはない。そのため本来の使い勝手をいささか削いでしまうこともあるようだ。

公共交通機関も採用し始めた「タッチ決済」

筆者が現在所有しているクレジットカードには、こんなマークが描かれている。

これは非接触決済対応のマーク。Suica等の交通系ICカードと同じように、パッド型の端末にかざして使う仕組みだ。

日本では、2020年からこの方式のキャッシュレス決済が、一気に普及することとなった。

一例を挙げると、WILLER TRAINSが運営する京都丹後鉄道でクレカタッチ決済の対応が11月25日から始まった。駅や車内に設置された端末にクレカをかざし、運賃を支払う。鉄道車両に搭載されたGPSと連携することで、距離毎の運賃も算出できる。

筆者はモバイルSuicaをよく利用するが、そのチャージはクレカの利用可能残高を使う。それは言い換えればモバイルSuicaという手順を1枚噛ませているということで、クレカ自体が非接触決済に対応していればそれに越したことはない。それに、クレカというものは基本的に何年も付き合っていかなければならない代物だ。買い物毎のスライドを続けていくうちに、無数の傷がついてしまう。

以前、こんなことがあった。海外でクレカを使った買い物をしようと思ったら、どうも決済できないという。支払い滞納で利用が止められている、ということはあり得ない。ほかの店に行って同じカードを使ってみたが、やはり通信が上手く行かない。その原因はカード自体の不具合ということが判明し、帰国次第新しいカードを発行してもらった。

よくある話と言われればそれまでだが、こういう事態は極力避けたい。そのような意味からも、クレカのタッチ決済は非常にありがたいものだ。

店員が知らない決済手段

ところが、現状は「タッチ決済できるクレカ」自体があまり有名ではないようだ。

またしても筆者個人の経験の話で恐縮だが、とあるドラッグストアでタッチ決済を利用した時、店員がそれを見て唖然としてしまった。果たしてこれで決済できたのかわからず、慌てた店員は急遽店舗責任者を呼んで話を聞く。ところがこの店舗責任者もタッチ決済をよく理解していなかった……ということが本当にあったのだ。

筆者は静岡県静岡市の在住で、このドラッグストアも筆者の自宅の近所。さらに言えば、これとほぼ同じ流れのでき事を静岡市内の大手喫茶チェーン店でも経験した。「これは何ですか?」と店員に質問されてしまったのだ。こういうところにも首都圏との情報格差があるのだろうか。

が、それを抜きにしても「タッチ決済の知名度不足」は深刻である。タッチ決済対応店舗には以下のようなシールが貼ってあるが、

実はこの表示を、店員全てが必ずしも把握しているわけではないようだ。

無理もない。クレカに限らず交通系ICカードやQRコード決済など、キャッシュレス決済銘柄は今や乱立状態。それらを店員が残らず網羅するのは、確かに難しい。

だからこそ、消費者である我々が積極的にタッチ決済を活用してその知名度を上げる必要があるのかもしれない。

交通系ICカードとの違い

さて、日本では「非接触決済カード」といえば交通系ICカードが代表格として挙げられる。

Suicaを始めとする交通系ICカードとクレカの非接触決済は、規格が異なる。前者はFeliCaを利用するが、後者はNFC-Type A/Bを基本的に利用する。FeliCaは通信速度に優れ、日本の通勤ラッシュを難なくさばくことができるという巨大な利点がある。だからこそ交通系ICカードの中身がType A/Bに置き換わることはまずないし、同時に棲み分けもできる。

JR新宿駅の自動改札機を通るにはFeliCaのスピードがなくてはならないが、カフェでコーヒーの代金を払う分にはType A/Bの通信速度でもいいはずだ。そして上述のように、物体としてのカードを傷めないという利点が発生する。少額の買い物でもガンガン使っていいのだ。

クレカを「ガンガン使う」ことにとまどいを感じるのなら、デビットカードでもいい。というより、タッチ決済とはクレカではなくデビットカードにこそ素晴らしい相性を発揮するのではと筆者は確信している。財布は自分の預金口座で、そこにある金額以上の買い物はできない。衝動買いで預金口座の中身が枯渇することはあっても、無理な借金を背負うことにはならない。

上の画像は、筆者の所有するデビットカードだ。実はクレカ以上に使用頻度が高く、このカードのおかげで先ほどのドラッグストアの店員と仲が良くなってしまった。

普及待ったなし!

日本におけるクレカタッチ決済の展望を予想してみよう。

これが各都市の路線バスに組み込まれた場合の利便性は想像しやすいが、それ以上に「セルフガソリンスタンドでの普及」が大きなインパクトになるのではと筆者は考える。

給油は可能な限りスマートに済ませたい。四輪であろうと二輪であろうと、その深層心理は変わらないのではないか。だからこそ、セルフスタンドの「タッチ決済対応」は日本のキャッシュレス勢力図を大きく変えるきっかけになり得る。「電車移動は交通系ICカードで、自家用車移動はクレカで」というわかりやすい使い分けも可能になるはずだ。

そしてタッチ決済の普及速度は、恐らく筆者がぼんやり考えている以上に速い。現に首都圏から離れた地方都市にもタッチ決済の進出が及んでいる。2021年の今頃は、クレカ=非接触決済という「常識」が筆者の地元でも定着しているかもしれない。

取材・文/澤田真一

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