庇護欲があるのは男性だけではない!女性が庇護欲を抱く瞬間
庇護欲が強いのは一般的には男性と思われがちですが、そんなことはありません。女性も、男性を庇護したいという欲求にかられるときがあります。
どんなタイプの女性が、どんなときに庇護欲をかき立てられるのでしょうか。
ゆるふわ系の男性を守りたい女性も
ゆるふわ系の男性を守りたいと思ってしまう女性も少なくありません。
優しくて物腰も柔らかく、どこかほんわかとしていて癒やされる、そんな男性を見て、母性本能を刺激された経験がある女性もいるのではないでしょうか。
マイペースでのんびりしている男性を見ると、つい放っておけなくなってしまいます。そんな男性を見て、庇護欲をかき立てられる女性もいるでしょう。
ダメな部分に母性本能がくすぐられる
誰でもできるような簡単なことができなかったり、人よりちょっと不器用な姿を見せつけられたりすると、母性本能を刺激され、思わず助けたくなってしまいます。だらしがない、不潔などとは違い、ちょっとかわいらしいと思える男性を、守ってしまいたくなる女性もいます。
普段はしっかりしている男性が仕事で失敗して落ち込んでいたり、緊張してうまく話せなかったりといったダメな部分に弱いという女性もいます。男性側は、女性の母性本能をくすぐるように、ちょっとダメな一面をさらけ出してみても良いかもしれません。
庇護欲がはたらく心理とは?
最後に、庇護欲はどんな心理から生まれるものなのか、解説していきます。
他社への共感と同情を抱いている
庇護欲がはたらく時、人は他者の苦しみや困難に対して強い共感と同情を抱きます。
この感情は、相手の立場や状況を自分ごととして感じることから生じます。例えば、困っている人を見ると、無意識に手を差し伸べたくなるのは、相手の痛みを自分の痛みのように感じるから。この共感が、無償の援助やサポートしたい気持ちを引き起こし、庇護欲に繋がるのです。
保護意識を持っている
庇護欲が生まれると、人は相手を守ろうとする責任感と保護意識を持ちます。
この心理状態は、親が子供を守る感情や、上司が部下の成長を支える姿勢からも見てとれます。
責任感を感じることで、自分が相手の安全や幸福に貢献できると感じ、その行動が動機づけられるのです。
自己価値を確認したい
庇護欲を感じると、じつは自分の存在価値や能力を再確認する機会にもなります。
誰かを助けることで、自分が役立つ存在であると感じ、自尊心や自己評価が向上するのです。
したがって、庇護欲は相手のためだけではなく、自己満足のためにはたらくことがあると覚えておきましょう。
構成/編集部