画面ロック中でも「OK Google」で電話をかけられるGoogleアシスタントの設定方法

「Googleアシスタント」とはAndroidスマホで使える便利なアシスタントAIです。

例えば、画面ロック中でも「OK Google.〇〇さんに電話をかけて」と話しかければ、電話をかけることができます。

しかし、その設定方法がわからなかったり、そもそも設定画面がどこにあるのか知らないという人も多いのでは？　そこで今回はGoogleアシスタントの設定方法を紹介します。

「OK Google」で電話するために！Googleアシスタントの設定を変更

まずはGoogleアシスタントの設定画面を開きましょう。

1:ホームボタンの長押しでGoogleアシスタントを起動します。
2:ポップアップの右上にあるアカウントアイコン(写真参考)をタップします。
3:「設定」をタップします。

これでGoogleアシスタントの設定画面が開けました。

画面がロックされていても「OK Google」を使えるように設定

パスコードやパターンといった画面ロックがかかっていると、Googleアシスタントの機能はほとんど使えません。しかし、以下の方法で設定を変更すれば、ロック中でも電話をかけられるようになります。

1:Googleアシスタントの設定画面を開きます。
2:「パーソナライズ」をタップします。
3:「ロック画面でのアカウントに基づく情報」を有効にします。

これで画面にロックがかかっている時でも「OK Google」の声で、電話をかけられるようになりました。試しに「OK Google.〇〇さんに電話をかけて」と話しかけてみましょう。

なお、「Voice Match」を有効にしておかないと、Googleアシスタントは声で操作できないので、続けてそちらもご説明します。

「Voice Match」の設定方法

1:Googleアシスタントの設定画面を開きます。
2:「Voice Match」をタップします。
3:「Ok Google」を有効にし、「次へ」をタップ。「Voice Matchへの同意」を読んだ後に「同意する」をタップします。
4:マイクが起動します。スマホに向かって「OK Google」と3回話しかけ、音声モデルを登録します。

これで「OK Google」の声に、Googleアシスタントが反応するはずです。試しにスマホに向かって「OK Google」と話しかけてみましょう。

便利な反面、声で勝手に起動してしまう時もある!?

Voice Matchで「Ok Google」は有効にできましたか？　声で操作できるようになれば、ハンズフリーで操作できるため、便利といえるでしょう。

ただし、落とし穴もあります。「OK Google」とスマホに話しかけたつもりがないのに、声を拾ってGoogleアシスタントが勝手に起動してしまう時があります。

これが大事な会議の最中だったら大変……。

誤作動を防ぎたい時には、Googleアシスタントの設定を開いて、「Voice Match」をタップ。「Ok Google」を無効にしておきましょう。

「OK Google」の声でも起動しない時の対処法

まず、「Voice Match」で「Ok Google」が有効になっているか確認しましょう。また、スマホがインターネットに接続されていないと、声に反応しないことがあるようです。

スマホ本体から大音量で音楽や動画が流れていると、「OK Google」の声を拾わない時もあります。

これは便利！ コマンド1つで複数のアクションをこなす「ルーティン」

ここまでは画面をロックしていても、声で電話をかけるための設定方法を紹介してきました。

Googleアシスタントには、ほかにも声で操作できる便利な機能が備わっています。その内の1つが「ルーティン」。例えば「おはよう」の言葉1つで、複数の操作ができるといった、便利な機能です。

スマホを声で操作できるようになった人は、ぜひ使ってみてくださいね。

1:Googleアシスタントの設定画面で「ルーティン」を選びます。
2:設定したいルーティン(おはよう、おやすみなど)をタップします。
3:実行する操作を登録します。

以上で完了です！　ちなみにこの設定では、「OK Google.おはよう」と話しかけると、「お天気情報」、「交通情報」、「本日の予定」をGoogleアシスタントが読み上げてくれます。

※データは2020年11月中旬時点での編集部調べ。
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文／髙見沢 洸