関東地方における今年の紅葉は、11月中旬から12月上旬までが見ごろと言われている。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、今年は近場で紅葉狩りを楽しむ人も多いことだろう。
そこで今回、都心から約30分で行ける隠れた紅葉の名所・川崎市多摩区にある「生田緑地」を紹介していきたい。
生田緑地のオススメ紅葉スポット7選!
首都圏を代表する緑豊かな自然環境を有している『生田緑地』。 敷地面積は95.5haに及び、東京ドーム約20個分の広さを誇る。秋になると、クヌギやコナラを中心とした雑木林やメタセコイア林が赤色や黄色に色づき、園内が紅葉に染まる。中央広場、西口広場と、広大な芝生広場が広がり、休日にはピクニックを楽しむ人で賑わ
う。
また、生田緑地内には、かつて使用されていた「D51型蒸気機関車」の展示や「川崎市岡本太郎美術館」、プラネタリウムが人気の「かわさき宙(そら)と緑の科学館」などの施設があり、紅葉と共にアート・カルチャーが楽しめる人気スポットだ。
■中央広場付近
<メタセコイア林>
中央広場の奥に潜むエリア。30mを見上げるメタセコイヤの木々が並ぶ、生田緑地で最も有名な紅葉スポットだ。
<奥の池>
メタセコイヤ林のそばにあるスポット。色とりどりの紅葉の木が並ぶエリアで、池に映る紅葉が美しい情景を作り出す。
<三又路>
東口入り口から中央広場に向かう途中にある紅葉スポット。赤々としたもみじが楽しめる。
■枡形山展望台付近
<『枡形山展望台』から眺める全景>
360度のパノラマから、生田緑地に広がる広大な紅葉風景を楽しむことができる。晴れた日には紅葉越しに富士山や東京スカイツリーなどを見ることもできる。
<戸隠不動尊跡>
枡形山から林道を進むと突然現れる秘境のような不動尊跡地。モミジやイチョウに囲まれ、参道は落ち葉のじゅうたんで彩られる。
■西口付近
<芝生広場>
西口の整備事務所の脇の道に入ると現れる、知る人ぞ知る隠れ紅葉スポット。緑の木々の中に、きれいな赤いもみじが映える。
■日本民家園付近
<日本民家園>
200~300年前の古民家を移築・復元した民家園では、歴史ある古民家と風情ある紅葉が楽しめる。外から眺める「佐々木家」や、「江向家」では民家と紅葉を1フレームに収めることができる。また、西口出口に向かう階段から見下ろす風景も格別だ。
出典元:多摩区PR事務局
構成/こじへい