うどん県として全国的に有名な香川県。同県において、特に多くの人から「住み心地が良い」と評価される街や、「住みたい」と憧れを抱かれる街とは、いったいどこになるのだろうか?
そこでこのほど、大東建託株式会社が過去最大級の居住満足度調査を行い、集計した「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2020<香川県版>」 「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2020<香川県版>」を紹介していきたい。
「街の住みここち」総合トップ5は 「綾歌郡宇多津町・綾歌郡綾川町・高松市・木田郡三木町・丸亀市」
〇住みここちトップは「綾歌郡宇多津町」
県庁所在地の高松市を抑え、綾歌郡宇多津町がトップにランクインしている。
〇都市部とその周辺エリアが上位にランクイン
高松市や県内第二の都市である丸亀市といった 都市部に隣接している自治体が上位にランクインしている。
回答者数 1,299名 居住地域の満足度について、大変満足:2/満足:1/どちらでもない:0/不満:-1/大変不満:-2という選択肢の平均値でランキングを算出。総回答者数は1,299名で50名以上の回答が得られた自治体が対象。
「住みたい街(自治体)」総合トップは「高松市」
〇住みたい街は、「高松市」が1位
住みここち3位の高松市が得票率3.1%で1位、 住みここち5位の丸亀市が2位、同1位の宇多津町が3位にランクインしている。
〇“現状肯定派”が主流
「住みたい街は特にない」が52.8%、「今住んでいる街に住み続けたい」が23.8%、合計76.6%と高い比率になっている。
回答者数 784名 県内のみを集計対象とした順位。
<調査概要>
◇調査方法
株式会社マクロミルの登録モニタに対してインターネット経由で調査票を配布・回収。
◇回答者
香川県居住の20歳以上の男女、2019年度・2020年度累計2,017名の回答を「住みここち」として集計し、2020年度回答者1,175名の回答を「住みたい街」として集計。
[男女比] 男性45.7%: 女性54.3%
[未既婚] 未婚32.5%: 既婚67.5% [子ども] なし 36.3%: あり 63.7%
[世代比] 20歳代12.5%、30歳代24.5%、40歳代28.4%、50歳代18.8%、60歳以上15.8%
◇調査期間
2020年3月17日(火)~4月3日(金):2020年度調査
◇調査体制
調査企画・設問設計・分析:大東建託賃貸未来研究所 宗健(所長)、調査票配布回収:株式会社マクロミル
◇回答方法
住みここちランキングは現在居住している街についての「全体としての現在の地域の評価(大変満足:2 満足:1 どちらでもない:0 不満:-1 大変不満:-2)」の平均値を集計して作成。住みたい街ランキングは、フリーワード・サジェスト(入力された単語をもとに複数の候補を表示する)方式の回答をもとに投票数でランキング。
※調査は、2020年3月17日から4月3日にかけて実施しているが、「コロナ」に関するフリーコメント記載はほぼなく、コロナによる「住みここち」「住みたい街」ランキングへの影響は、ほとんどないと思われる。
出典元:大東建託株式会社
構成/こじへい