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静電容量式スイッチとメカニカルスイッチの"いいとこ取り"をしたVARMILOの静電容量式メカニカルスイッチ「V2」

2020.12.03

ゲーミングデバイスメーカー「VARMILO」の静電容量式スイッチを搭載したメカニカルキーボードは、バージョン2でスイッチを押した時の滑らかさや、高精度さなどをさらに進化させている。

静電容量式スイッチとメカニカルスイッチの利点を組み合わせた「静電容量式メカニカルスイッチV2」

メカニカルスイッチの特徴である打鍵感と、静電容量式スイッチの信頼性と長寿命。両方を兼ね備えているVARMILOの静電容量式スイッチV2。

メカニカルキーボードに使われているスイッチは本来、物理的な接触によってスイッチが「オン」になる。物理的な接触が必要となるため、長期間使用すると摩耗が発生し、故障や不具合の原因となる場合がある。

静電容量式スイッチは、静電容量の変化を計算してオンとオフを判定。物理的な接触がないため、信頼性に優れ、摩耗が少ないので寿命が長いことが特徴だ。(理論的には寿命は無制限とも言われている)

ただ、従来の静電容量式スイッチは非常に高価である上に、主制御計算をするためにシリコンボールおよび円錐形のばねを使用しなければならず、打鍵感を多様化することはできなかった。

そのため、マニアの間では人気があったが、メカニカルキーボードの打鍵感が好みのユーザーには不人気だった。

VARMILOの静電容量式スイッチは、従来の静電容量式スイッチに必要不可欠だったシリコンボールや円錐形のばねを使用せずに、非接触の静電容量式スイッチの構造を特別に設計した。

これにより、VARMILOの静電容量式スイッチは従来のメカニカルキーボードに使われているスイッチと同様に、様々な打鍵感のスイッチを開発することに成功している。

4種類の新しい「VARMILO製 静電容量式スイッチV2」

VARMILO 静電容量式メカニカルスイッチV2には、タイピングを楽しめる入力感のスイッチが4種類ある。

作動力が35gfのリニアスイッチ。Daisy軸は有名なCherry MX RedやSpeed Silverよりも軽い、最軽量の静電容量式リニアスイッチだ。入力する際の疲労を軽減できる軽いスイッチ。重いスイッチを押すことで引き起こされる腱鞘炎などのトラブルを予防することができる。キーボードを長時間使用するエンジニアをはじめ、ビジネスユースに向いている。

作動力が45gfのリニアスイッチ。Sakura軸は定番のCherry MX RedやSpeed Silverに近い、軽量な静電容量式リニアスイッチだ。軽さだけでなく、適度なタイピング感を求めるユーザーにオススメのスイッチ。クセの少ないSakura軸はオフィスでの使用や、普段遣いに適している。

作動力が55gfのリニアスイッチ。Rose軸は有名なCherry MX Red軸やSpeed Silver軸より重いが、Cherry MX Black軸よりも軽量な静電容量式リニアスイッチ。キースイッチからのフィードバックがあるので、レスポンスの感覚を求めるユーザーやゲーマー向け。

作動力が50gfのタクタイルスイッチ。Green軸はVARMILO製 静電容量式スイッチの中で唯一のタクタイルスイッチで、「カチッ」という音が出て、Cherry MX Blue軸と似ている。唯一のタクタイルスイッチであるGreen軸は、歯切れの良いパリッとしたクリック感がある、メカニカルな感覚が好きなユーザーにオススメのスイッチ。

メカニカルキーボードのクリック感や音を堪能してみては。

https://en.varmilo.com/keyboardproscenium/

構成/ino.

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