これからの生き方や人間関係などに悩んだ時に頼りたい、自己啓発本。さまざまなジャンルのもの出版されているため、きっと今のあなたの悩みに対するヒントを与えてくれる本もあるはずだ。
そこで本記事では、ジャンル別に6冊の自己啓発本を紹介する。自身の悩みや環境に合った本を選んで、自分の人生をより充実したものにしよう。
【目次】
・やりたいことが見つからない20代の人へおすすめの自己啓発本
改めて「自己啓発本」とは?
自己啓発本とは、人間の能力向上や成功のための手段を説く”自己啓発を目的とした書籍”のこと。その種類は、ビジネス書や心理学系、エッセーや体験談を基にしたものなど実にさまざまだ。中には「読んでも意味がない」と毛嫌いする人もいるが、多くの人を支えているのも一つの事実だ。「気持ちが楽になった」「今までよりも”生きる意味”を感じられるようになった」など、自己啓発本を読んだ人の感想には前向きな言葉が多い。
自己啓発本はこんな時に役立つ!
自己啓発本は、特に「価値観や視野を広げたい」「自分の能力を大きく伸ばしたい」「ネガティブ思考の自分から抜け出したい」時などに役立つ。例えば対人関係に不満がある場合に、他人がどのような考え方をしているのかを知ることで、解決の糸口が見えてくることもある。自己啓発本は、自分になかった考え方やものの見方を教えてくれるため、一人で行き詰ってしまった時には素直に頼ってみるのも良いだろう。
ランキング上位の自己啓発の名著
まずは、ランキング上位の名著から紹介する。自己啓発本を読むのが初めてという人は、まず人気の作品からチェックしてみよう。
うまくいっている人の考え方 完全版 著:ジェリー・ミンチントン
『うまくいっている人の考え方』は、自尊心を高めること、自分の価値を確信することの大切さを説いた本。著者は自尊心に関する研究を行っているアメリカの著述家ジェリー・ミンチトン。「人が自尊心を高め、自らの価値を確信することが、人生における成功や幸福に直結する」と提言している。人間関係で必要以上に悩んでしまう人や、自分に優しくできない人におすすめ。発売されて以来、18年間読まれ続けているベストセラーの自己啓発本。
出典 公式サイト|うまくいっている人の考え方 完全版 著:ジェリー・ミンチントン
「繊細さん」の本 著: 武田友紀
『「繊細さん」の本』は、ささいなことが気になって疲れる人におすすめの本。シーン別にさまざまな対処法を紹介しており、読んだその日からすぐに実践できるのが嬉しい。著者は日本で数少ないHSP専門カウンセラーで、自身もHSPである武田友紀氏。HSP(繊細さん)とは、生まれつきとても敏感な感性を持っている人のこと。まわりに機嫌が悪い人がいるだけで緊張したり、人といると疲れやすくストレスが体調に出やすかったりする特徴がある。数々の雑誌やテレビで取り上げられている人気の1冊。
出典 公式サイト|「繊細さん」の本 著: 武田友紀
やりたいことが見つからない20代の人へおすすめの自己啓発本
ここでは、やりたいことがみつからない20代の方におすすめしたい本を紹介する。人生を模索しているなら、きっとこの本が何かヒントを与えてくれるだろう。
世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 著: 八木仁平
『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』は、やりたいことの見つけ方を3ステップで紹介する自己理解の教科書。「何かやりたいけれど、何をやればいいか分からない」という悩みを持つ人に、“やりたいこと探し専門プログラム”を開発した著者が、納得のいく生き方を見つけるヒントを教えてくれる。著者が教える自己理解のメソッド公式は「好きなこと×得意なこと=やりたいこと」、「好きなこと×得意なこと×大切なこと=本当にやりたいこと」。自分の将来を模索する高校生や大学生にもおすすめしたい、自分を理解するための1冊。
出典 公式サイト|世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 著: 八木仁平
女性に人気の自己啓発本
ここでは、女性に人気の自己啓発本を紹介する。自分に優しくできていないと感じる女性は、ぜひこの本を読んで”ありのままの自分”を好きになってほしい。
私は私のままで生きることにした 著:キム・スヒョン
『私は私のままで生きることにした』は、日韓累計145万部を突破した話題のイラストエッセイ。「世界にたった一人しかいない“自分”を大切にして生きていくために忘れないでほしい70のこと」が紹介されている。「誰かの期待に応えようとしてはいけない」「すべての人に理解されなくていい」など、自分らしく生きるための”人付き合いの極意“を教えてくれる。「一つ一つの言葉が心強い」と、幅広い世代の人から支持されている、読む人を元気にしてくれる1冊。
人間関係に悩んでいる人へおすすめの自己啓発本
最後に、人間関係に悩んでいる人へおすすめの本を紹介する。嫌いな人とのコミュニケーションに悩んでいる人や、人間関係でストレスを感じやすい人はぜひ参考にしてほしい。
嫌いな人がいる人へ 自分を知って生きやすくなるメントレ 著:古山有則
『嫌いな人がいる人へ 自分を知って生きやすくなるメントレ』は、人間関係に悩む人へ「生きやすくなるメントレメソッド」を紹介する本。著者は、「カウンセリングの予約がなかなか取れない」ことで有名なメンタルトレーナー“古山有則”。インスタフォロワー数は6万人を超えている。自分のことが嫌いな理由を考えてしまい、いつも他人を優先してしまう人へ、“自分を大切にして生きることの素晴らしさ”を教えてくれる。この本を読んだおかげで人生観が変わったというレビューも多い。
出典 公式サイト|嫌いな人がいる人へ 自分を知って生きやすくなるメントレ 著:古山有則
人間関係が「しんどい! 」と思ったら読む本 著:心屋 仁之助
『人間関係が「しんどい! 」と思ったら読む本』は、人間関係の問題を解決するさまざまな法則を紹介する本。著者は、テレビや雑誌で話題を集める心理カウンセラーの心屋仁之助。「引っ込み思案で、うまく自分の気持ちを言えない」、「会社の人間関係が複雑で、朝会社に行くのがつらい」などの悩みを持つ人が、実際にカウンセリングを受けているような気持ちになれる1冊。この法則を知れば、きっと人間関係の悩みが減るはず。
※当記事に掲載している価格等の商品情報は、記事公開時のものとなります。
文/oki