「痴漢に遭ったことがある」女性は6割。具体的な対処法とは?
女性を狙う卑劣な犯罪。それが「痴漢」だ。
カケコムの調査によると、「痴漢に遭ったことがある」と回答した女性は6割。痴漢に遭わない対処法として「大人しそうに見られないように背筋を伸ばして歩く」、痴漢に遭った際の対処法として「加害者に直談判した」と回答した人もいた。
「痴漢を予防したい」「痴漢被害に遭った際にどう対処したら良いかわからない」「弁護士へ相談すべきか迷っている」と悩んでいる人は参考にしてほしい。では、調査結果の詳細を見ていこう。
痴漢被害経験がある人の割合
今回カケコムでは、女性100名を対象に、痴漢をされたことがあるかどうかを調査した。
その結果、痴漢被害に遭ったことが「ある」と答えた女性は64%、「ない」という女性は36%。半数以上の女性が被害に遭っているという痴漢だが、痴漢被害に極力遭わないようにするにはどのような対処法を取れば良いのか?
また、実際に痴漢被害に遭ってしまった場合、どのように対処すれば良いのか。
露出の多い格好等をしていて痴漢被害に遭った場合、被害者が責められるケースも見るが、悪いのは100%加害者だ。泣き寝入りせず、自分に合った対処法を探し、適切に対応したほうがいいだろう。
痴漢被害に遭わないための対処法
まずは、痴漢に遭わないための対処法を紹介したい。カケコムでは、女性100名を対象に、「痴漢被害に遭わないように気をつけていることはあるか」を調査した。
その結果、70%の女性が痴漢被害に遭わないよう、何らかの対策をしているのがわかった。
また、酔っ払った女性を狙う痴漢もいますので、お酒を飲んでいるときは特に注意したほうがいい。たとえば、お酒を飲んでいるときは電車内でも安心して極力眠らず、音楽を聞いて酔いを冷ましたり、強く酔っていると自覚したときには電車に乗らずタクシーで帰ったりする等の対策を取るいいだろう。
痴漢被害に遭った場合の対処法
痴漢被害に遭ったことがあると回答した女性63名に対し、「何らかの対応を取ったかどうか」を調査した。
その結果、何らかの対応を行った女性はたったの30.2%で、「泣き寝入りした」と答えた女性が約70%を占めていた。
痴漢被害に遭っている最中は怖くて声を出せないこともあるし、被害に遭った後でも、第三者に痴漢被害の内容を詳細に話すのは、恥ずかしく躊躇してしまう人も多い。そもそも痴漢被害に遭ったときにどんな対処を取るのが適切なのか分からない人もいるだろう。
それでは、実際に何らかの対応をしたと回答した約30%の女性たちは、どのような対処法を取ったのか?
駅員や警察等の第三者に相談する
痴漢被害に遭った際に実際に何らかの対処を行った人の中では、駅員や警察、知人・友人・家族等の第三者に痴漢の相談をする人が多かった。
「駅員に相談した」人が19名中5名、「警察に相談した」が8名、「知人・友人・家族等に相談した」が10名。(重複回答有り)また、「その他」を選んだ人で、学校の先生に相談したという意見もあった。
30代女性
「学生の時だったので、学校の先生に相談しました。同じ人から痴漢の被害にあった生徒が他にもいたので、学校の先生から警察に連絡してくださったようです」
駅員や警察に直接相談するのが最も確実な対処法ではあるが、取り調べを受ける際に「どのような痴漢をされたか」を説明することに抵抗がある人も多くいる。
そのような理由で相談しにくかったり、「痴漢されたような気がするけど、偶然かもしれないし相談するほどではない気がする」というものであれば、知人・友人・家族や、学校の先生等に一度相談してみるのが良いかもしれない。
学校の先生であれば、今までも痴漢被害の相談を受け、対処してきた経験があるかもしれないので、その経験を元に、有効なアドバイスをしてくれることもあるだろう。
加害者本人に直談判する
これは勇気のいる方法だが、加害者本人に直談判するというのも、痴漢の対処法のひとつ。カケコムの調査では、19名中3名がこの方法を取っていた。
加害者本人に直談判をする場合、示談交渉をする方法もある。ただし、あなたが加害者に直接連絡を取って示談交渉をすることは難しい。
そのため、示談交渉をする場合は、担当の検察官に「加害者に示談交渉をしたいので、加害者に打診してくれないか」と伝えるようにしたほうがいい。
示談交渉は弁護士へ相談した方がうまく実現でき、適正な示談金を獲得できる可能性が高いため、弁護士へのご相談をおすすめしたい。
また、これは「その他」に回答していた人の意見だが、痴漢された場合に加害者を直接見て気づいていることを訴えるというのもひとつの方法だ。
構成/ino.