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「不要不急の外出」とはどういう意味?冠婚葬祭はどうすべき?難しい判断基準と指針を解説

2020.12.28

新型コロナウイルスの影響で自粛ムードが漂う中、よく聞かれる言葉の一つが『不要不急』です。なんとなく意味は理解できるものの、実生活に照らし合わせると判断に迷ってしまうこともあるでしょう。不要不急とはどのようなシーンを指すのか、解説します。

不要不急が使われるシーン

買い物や美容院への外出は、不要不急となるのでしょうか。人によって考え方は異なりますが、言葉の意味するところはある程度定義されています。

不要不急とはどのようなシーンに使われるのか、見ていきましょう。

災害時の「家にいてください」メッセージ

災害時やコロナウイルスまん延時にいわれる、『不要不急の外出を控える』とは、基本的に『家にいてください』というメッセージです。

不要不急とは、広辞苑によると『絶対に必要というわけではなく、急いでするようなことでもないこと』という意味です。

究極的には、命に関わらない全ての外出用途は、不要不急といえるでしょう。

形だけの会議や高リスクの飲み会など

会社の打ち合わせや会議においても、不要不急といえるものがあります。例えば、結論が決まっている会議や、数字を読み合わせるだけで何が決まったのか分からないような会合です。

リスクを取ってまで集まるほどではなく、生産性も低いといえるでしょう。メールで十分対応できる場合も多いといえます。

では、飲み会はどうでしょうか。仕事相手とのコミュニケーションを一切絶つわけにもいかず、飲食店の存続についても考えると、必ずしも不要不急であるとは限りません。

ただし、密集した場所で行うといった高いリスクが考えられる飲み会であれば、延期などを考えた方がよいでしょう。

経費削減や家計管理で支出を控えるとき

『不要不急』は、経費削減や家計の支出を抑えたいときにも使われる言葉です。

例えば、企業が経費を削減したい場合は『不要不急の出張は控えるように』と社員に通達があるでしょう。これは、なるべくウェブ会議や電話などを利用し、出張によって生じる費用を抑えるという意味です。

また、家計管理で支出を減らしたい場合には『不要不急な出費を減らす』という使い方もします。今本当に必要かどうかを考え、購入するかどうかを検討します。

不要不急の外出にならないのはこんな場合

本当に今必要なことであれば、不要不急な外出とはいえないでしょう。どのような場合がそれに該当するのか、不要不急な外出にならない例を紹介します。

必要な外出の例1 食料の買い物や通院

食料の買い出しや、日用品・医薬品などは人々の暮らしに欠かせないものであり、命に関わる場合もあるため不要不急な外出に該当しないといえるでしょう。

また、医療機関で治療や問診が必要な人は、外に出ないわけにはいきません。通院も必要な外出にあたります。

必要な外出の例2 遠隔では不可能な仕事

命に関わらないことでも、人々の暮らしを維持する上で経済活動は必要です。

リモートワークで対応可能な仕事であれば、出勤は不要不急な外出といえますが、現地に行かないとできない仕事は必要な外出にあたるでしょう。

例えば、医療や介護の仕事は、人との接触が不可避なため、リモートワークは難しいといえます。

警察や消防といった公安を維持する公務員の仕事も、現地での作業が必要です。製造業においては、工場内に設備が整っているため、出勤しなければ仕事はできません。

このように、現地での作業が必要な仕事に関する外出は、不要不急の範囲にはならないでしょう。

これは不要不急?自粛すべき?

不要不急と判断するのに迷う事例として、『冠婚葬祭』や『散髪』などがあります。人によっては、急を要すると判断する場合もありますが、少しくらいの延期は可能だと思う人もいるかもしれません。

これらは自粛すべきなのか、それぞれについて解説します。

迷いやすい例1 結婚式

結婚式は、人生の節目において大切な行事の一つです。確かに命に関わることではなく、不要不急ではないと理解される場合がありますが、重要で緊急なイベントともいえるでしょう。

結婚するカップルには、それぞれドラマがあります。人によっては、今すぐにでも挙式しなければ、親や友人に披露できないという状況にある人もいるでしょう。

仕事の関係で遠隔地や外国に転勤しなければならない人や、病で寿命が短い親に晴れ姿を見せたい人など、抱えている事情はさまざまです。

結婚式が不要不急かどうかは、一言で済ませられない行事ではないでしょうか。

迷いやすい例2 散髪

美容院に行くことは、不要不急にあたる場合もあるでしょう。

おしゃれ目的でカラーリングをしたり、パーマをかけたりすることは、今すぐにしなければならないとはいえないからです。

しかし、社会人として身だしなみを整えるために散髪することは、生活する上で必要なことといえます。

カラーリングは自宅でやったり、パーマは時期をずらしたりするなど、なるべく自粛することが望ましいでしょう。

不要不急で豊かになる人生

不要不急か緊急かというだけでは、本当に必要なことなのか分けられない場合があります。

飲食や娯楽、芸術に関係する産業なしでは、精神的な豊かさは衰退してしまいます。不要不急だからといって、これらの経済活動をシャットダウンしてしまうと、人々の幸せな人生に影響を与えてしまうでしょう。

スポーツも同様です。楽しみを追求するスポーツ、健康を維持するためのスポーツ、仲間とコミュニケーションを取るためのスポーツなど、生きていく上では欠かせない人がいることも事実です。

不要不急か否かは、今すぐに必要であるかだけでなく、それが自分の人生において重要かどうかも考慮しながら判断してみてはいかがでしょうか。

構成/編集部

新型コロナウイルス対策、在宅ライフを改善するヒントはこちら

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