財布の価格は、一般的に月収の10分の1ほどがベターだといわれているのをご存じでしょうか? 例えば、手取り30万円であれば、3万円ほどの財布がふさわしいようです。
その根拠には、収入と持ち物の価格が比例するという考え方があるようです。つまり、“良い製品は高収入を生む”のでしょう。
デキるビジネスパーソンを目指すなら、ビジネスバッグも “出世”ビジネスバッグを手に入れたいものです。
そこで、海外人気ブランドにも匹敵するクオリティでいながら、コスパの良いブランドや、人気抜群の国内バッグメーカーなど、国内ブランドのビジネスバッグを厳選し、5モデルを紹介していきます。
メンズにおすすめ。5万円で購入できる国内ブランドの革製ビジネスバッグ5選
国内ブランドの革製ビジネスバッグを5万円代以下で絞り込んでみました。デザインや機能、価格などから気になるモデルをチョイスしてくださいね。
メンズにおすすめのビジネスバッグ:人気の鞄ブランド ポーター PORTER CLERK BRIEFCASE
公式サイト税抜価格:4万5000円
サイズ:W400/H280/D80mm
重さ:1120g
革質:牛ステア(コンビネーションなめし)
カジュアルバッグブランドとしても人気のポーターですが、ビジネスバッグも多くラインナップしています。「PORTER CLERK BRIEFCASE」は北米産の牛ステアを使ったブリーフケース。オイルを含ませた革はしなやかな質感を再現しています。平手のハンドルには芯材が入っており、鞄本体に直接縫製し、軽量化も実現。カラーバリエーションはネイビーとブラックの2種類です。
【参照】ポーター PORTER CLERK BRIEFCASE
メンズにおすすめのビジネスバッグ:約620gと軽量。だけど型崩れしにくく丈夫なマスターピース AGING ver.2
公式サイト税抜価格:3万9000円
サイズ:W295/H210/D45mm
重さ:620g
革質:キップヌメレザー/ステアヌバック
マスターピースのAGING ver.2は、ショルダーストラップが付属する2WAY仕様。本体素材はベジタブルタンニンでなめされたキップレザーです。ベジタブルタンニンとは、皮をなめす方法の1つで、草や木から抽出したタンニン(渋)を使います。これにより鞄の革はツヤが出て、型崩れしにくく丈夫になるのです。メインの収納内にはファスナー式ポケットが付いており、ほかにもホック式のポケットが付いています。
【参照】マスターピース AGING ver.2 2WAYショルダーバッグ S
メンズにおすすめのビジネスバッグ:防水ファインレザー採用の土屋鞄製造所 プロータ防水 ジッパーソフトブリーフ
公式サイト税抜価格:5万2000円
サイズ:W400/H280/D105mm
重さ:1040g
革質:防水ファインレザー
防水ファインレザーを採用した2WAYビジネスバッグ。防水ファインレザーとは、なめした革の表面にコーティングを施すのではなく、革の繊維に強力な防水剤を浸透させている加工方法。これにより革本来の質感を保ったまま、高い防水性と防油性を実現しています。内装には綿オックスが採用されています。
メンズにおすすめのビジネスバッグ:銀付き革を使ったトートバッグ ゴールドメン 本革トートバッグ(GA203)
公式サイト税抜価格:3万3000円
サイズ:W440/H310/D120mm
重さ:1150g
革質:本革(牛革)
ビジネスシーンでも使いやすい大判サイズの本革トートバッグ。銀付き革を鞄全体に贅沢に使っています。銀付き革とは、いわゆる「本革」のことで、動物の薄い表皮を除去した「真皮」のことを指します。無駄のないフォルムでスタイリッシュな印象は、ビジネスシーンにおける男の格を上げるでしょう。
メンズにおすすめのビジネスバッグ:おしゃれでスマートなあなたに。アニアリ ブリーフ 16-01000
公式サイト税抜価格:4万円
サイズ:W375/H280/D80mm
重さ:700g
革質:Wave Leather (牛革/日本製)
アニアリの「16-01000」は、しなやかな革にするため、オイルを浸透させた日本製の牛革を使ったビジネスバッグです。波を模した型押しが施されているため、しっかりとしたハリ感が備わっています。カラーバリエーションは豊富で、ブラック、グレー、ローズグレー、ホワイト、ブラウン、ネイビー、ダークブルー、オリーブ、レッドの9色。エレガントなルックスはスマートなビジネスパーソンにぴったりでしょう。
20代、30代のビジネスパーソンにおすすめのバッグブランド
紹介した製品はいずれも日本国内の鞄ブランドで、ほかにも多くの魅力的なバッグをラインナップしています。そこでここからは名前が挙がった5つの国内ブランドの特徴などを紹介していきます。
20、30代におすすめの国内バッグブランド:吉田カバンの有名ブランド「ポーター」
鞄メーカー「吉田カバン」が展開しているブランド「ポーター」。カジュアルバッグブランドとして知っている人も多いのではないでしょうか。その名前の由来は、ホテルなどで荷物を運んでくれる「運搬係」の英単語(porter)から。ビジネスバッグの価格帯は1万5000円から20万円弱程度。革製品はもちろん、良質なナイロン素材の製品も数多く取り扱っています。
【参照】吉田カバン
20、30代におすすめの国内バッグブランド:3WAY仕様のビジネスバッグも豊富!「マスターピース」
1994年に誕生した「マスターピース」は、メンズカジュアルバッグを数多くリリースしている鞄ブランド。ビジネスバッグでは3WAY、2WAYの製品も多く取り扱っており、価格帯はだいたい2万円弱から10万円弱ほど。デザインはもちろん、収納性にもこだわった使いやすい製品がラインナップしています。
【参照】マスターピース
20、30代におすすめの国内バッグブランド:ランドセル作りから始まった「土屋鞄製造所」
今から50年以上前の1965年、ランドセル作りからその歴史が始まった土屋鞄製造所。国内においては14もの店舗を構えており、上質な革を使った製品を手に取って、直接その質感や風合いを確認できます。ビジネスバッグの価格帯は5万円から20万円程度。「長く大切に、時を重ねるほど愛着の湧く鞄」をコンセプトに、何年も使える上質な製品を多く提供しています。
【参照】土屋鞄製造所
20、30代におすすめの国内バッグブランド:革の特性を活かした鞄作りが得意な「ゴールドメン」
「ゴールドメン」は2011年に誕生した鞄ブランド。「価格以上の価値」を提供するため、手の届きやすい価格帯で、素材の特性を活かした製品作りを行っています。本革を使ったビジネスバッグでも、2万円前後から手に入れられる点も魅力の1つでしょう。
【参照】ゴールドメン
20、30代におすすめの国内バッグブランド:豊富なカラーバリエーションの製品が多い「アニアリ」
「アニアリ」は株式会社プルームが展開する鞄ブランド。その名前は「An ideal and reality(理想と現実)」に由来します。製品によっては豊富に展開されているカラーバリエーションも魅力の1つでしょう。
【参照】アニアリ
ビジネスバッグはどれも高級? 価格が安いビジネスバッグはある?
一般的に革素材を使ったビジネスバッグは高価な傾向にあり、10万円以上の高級感あふれるバッグもありますが、中には1万円以内で購入できる、手に入れやすい価格の革製ビジネスバッグも販売されています。
Amazonなどの通販サイトでも購入できますが、その質感などを確認したい人は、直接手に取ってチェックしてみても良いでしょう。
※データは2020年10月下旬時点での編集部調べ。
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文/髙見沢 洸