国内のウィンタースポーツ人口はピーク時の1/3程度になってしまったと言われているが、若い人と訪日外国人を中心にスノーボードの人気はまだまだ高い。スノーボードにはボードやビンディング、ウェア、ブーツなど数多くのグッズが必要だが、中でも大事なのがボードを直接コントロールするブーツだ。今回はより快適に自分の足にフィットして、ワンランク上の滑りを実現してくれるスノーボードブーツを紹介していく。
【目次】
・ハイエンドブーツも旧モデルならお得に入手可能!型落ちスノーボードブーツ3選
・とりあえずはリーズナブルに始めたい!安いけど人気のスノーボードブーツ3選
ヒモの締め方別! 快適なスノーボードブーツのおすすめ3選
スノーボードブーツにはダイヤル式で着脱スピードの速い「ボアシステムタイプ」と、軽い力でヒモを締められる「クイックレースタイプ」、古くからある普通の「ヒモタイプ」がある。それぞれ一長一短があるので、自分に合ったタイプのスノーボードブーツを選ぼう。
バートン MOTO BOA WIDE FIT
ブーツ前面にあるダイヤルを回すだけで、素早くヒモの調整が可能なボアシステムタイプの商品。トータルコンフォート構造を搭載し、履いた瞬間から足に馴染むうえに、保温性も高いと評判の商品だ。
出典 公式サイト|バートン MOTO BOA WIDE FIT
サロモン FACTION
ブーツ左右のヒモを引っ張ると軽い力でヒモを締められる「クイックレースタイプ」(サロモンではZONELOCKレーシングと呼ぶ)のブーツ。休憩時に足を休め、サッと出発するときなどにこの上なく便利。
出典 公式サイト|サロモン FACTION
ディーラックス ひもタイプ CRUISE CF
いまでは少数派になってしまったが、オールドユーザーに人気の高い「ヒモタイプ」のスノーボードブーツ。ただし、下からぎゅっとひもを引っ張って締めていくタイプは本当の少数派。このモデルもヒモタイプではありながら、片手で引っぱるだけで簡単にブーツ全体を締めることができるシングルレーシングシステムを採用している。
出典 公式サイト|ディーラックス ひもタイプ CRUISE CF
上級者に人気のハイエンドスノーボードブーツ3選
普段使いの靴と違って、スノーボードブーツを使うのはウィンタースポーツのシーズンのみ。シーズンごとに買い換える上級者もいて、中古市場はそれなりに賑わっている。ここでは中古市場でも値が落ちない、各メーカーのハイエンドモデルを紹介しよう。
サロモン SYNAPSE FOCUS BOA
バートンと並ぶ、スノーボードギアの総合メーカーがサロモンだ。フランスで創業されたメーカーで、もともとはスキーグッズの有名メーカー。ブーツにこもった熱を逃がす独自のインナー「Response Liner」を採用したSYNAPSE FOCUS BOAは、同社のハイエンドボアシステムモデルだ。
出典 公式サイト|サロモン SYNAPSE FOCUS BOA
バートン ION BOA
バートンは、スノーボードギアの世界シェアNo.1と言われるトップメーカーだ。ION(アイオン)はバートンを代表するハイエンドブーツで、密度の違う2種類のクッション、オートカントクッションで優れたフィット性を実現している。クイックレースとボアシステムのモデルがあるが、こちらはボアタイプ。
出典 公式サイト|バートン ION BOA
ディーラックス ID TEAM LTD bloodline
ディーラックスは、1996年に創業したスノーボードブーツ専門メーカーで非常に人気が高い。鮮烈な赤が印象的なこのモデルは限定モデルだが、ノーマル色の「ID TEAM」も人気が高い。スキー場で目を引くこと間違いなしだ。
出典 公式サイト|ディーラックス ID TEAM LTD bloodline
ハイエンドブーツも旧モデルならお得に入手可能!型落ちスノーボードブーツ3選
毎年シーズン前になると、スポーツグッズは「**年モデル!」と銘打って新発売されることが多い。スノーボードも、ウィンタースポーツだけにもちろん例外ではない。それだけにシーズンを過ぎてしまうと、価格は途端に価格はリーズナブルになる。お買い得に手に入れたいなら、型落ち品を狙っていこう。
バートン MOTO ASIAN FIT 2018-19年モデル
クイックレーシングタイプのスノーボードブーツ。もともとエントリークラスで価格はリーズナブルだが、操作性やフィット感に優れていると評判の高いモデルだ。今シーズンが2020-21年モデルになるので、本製品は2年落ちのモデル。
サロモン SYNAPSE WIDE JP 2018-19年モデル
こちらはサロモンの2年落ちとなるスノーボードブーツ。SYNAPSEはハイエンドクラスのブランドだが、かなり手に入れやすい価格になっている。型落ち品の場合は、サイズにも制限が出やすい。自分のサイズに合ったブーツを見つけたら、即ゲットしよう。
ディーラックス ID 2018-2019
ディーラックスの中でも人気の高い「ID」は、2020-21年の製品でフルモデルチェンジをしている。本商品はその前のモデルと言うこともあり、非常にリーズナブルになっている。サイズが合うなら、迷わず買いだ!
とりあえずはリーズナブルに始めたい!安いけど人気のスノーボードブーツ3選
ボードにビンディングにウェア、ゴーグルと、何かとお金がかかるスノーボード。とりあえずリーズナブルに始めて、上達したら徐々にハイエンドモデルに…と考える人もいるのではないだろうか?ここでは、品質と価格がバランスしたリーズナブルなモデルを紹介しよう。
バックスポット VA-3660 スピードレースタイプ
1万円を切る価格で販売されているVAXPOTの製品。リーズナブルだが、取り外しができるインナー、クイックレース、柔らかめの履き心地など、初心者向けとして十分な機能を備えている。
ビーエックスビー Knoblauch
ビーエックスビーも、リーズナブルなスノーボードグッズを多く販売しているメーカーだ。本モデルはヒモの締め上げにダイヤル式を採用したボアシステムモデル。サイズにもよるが、1万円を切る価格でボアシステムを採用しているのは魅力的だ。
ジョイライド JBT2230QL
格安なスノーボードブーツを多く販売しているのがジョイライドだ。本モデルはクイックレースのモデルだが、ほかにもいまはめずらしくなった完全なヒモタイプのブーツなども販売している。ほとんどのモデルがアウターとインナーが一体化したブーツで、手に取りやすい価格を実現。「とりあえずスノーボードを体験してみたい!」という初心者にはピッタリだ。
※当記事に掲載している価格等の商品情報は、記事公開時のものとなります。
文/ねこリセット