なんとなく口寂しい時、気軽に食べられる「飴」。最近は低カロリーや低糖質を売りにしたキャンディーも多く市販されており、女性の味方ともいえる食品ではあるが、実際どのくらいの女性が飴を定期的に食べているのだろうか?
そんな「飴」に関する意識調査がこのほど、大正製薬により、東京都・大阪府在住の働く女性500名を対象として実施された。
気分転換、口さみしさ解消、おやつ…約半数が飴は「手放せない」と回答!働く女性の“相棒”に
はじめに、仕事中に飴・キャンディーを食べるシーンを聞くと、最も多かったのは「気分転換・リフレッシュしたいとき」(57%)となり、ほか「口さみしいとき」(47%)、「小腹が空いたとき」(45%)、「休憩・ひと休みしたいとき」(42%)などの回答となった。
仕事中に飴・キャンディーを食べる理由も同じ傾向で、「気分転換のため」(56%)、「口さみしさの解消のため」(53%)、「おやつ・間食として」(43%)などが上位にあがった。
こうしたオフィスでの飴事情をふまえ、「仕事中、飴・キャンディーが手放せないと思いますか?」と聞くと、東京・大阪ともに46%が「思う」と回答。このうち、東京は「とてもそう思う」と答えた人が大阪を6pt上回った(東京 16%・大阪 10%)。
続いて、飴・キャンディーをオフィスに「常備」しているかも質問したところ、東西ともに6割程度(東京 65%・大阪 64%)の結果に。ちなみに、「(通勤に限らず)自分のバッグの中に常備している」人も東京 51%、大阪 48%と、大阪の飴文化を鑑みると、思いのほか大きな差はない結果となった。
東京・大阪の地域にかかわりなく、働く女性にとって飴は仕事中のみならず、常にそばに寄り添う“相棒”であると言えそうだ。
東京&大阪ともに約2人に1人が飴へのこだわりアリ! 意外にも!? 「こだわりが強い」のは東京に
そこで、今回は東京・大阪の働く女性の飴事情をさらに詳しく比較した。
仕事中に食べる飴・キャンディーに求めることとしては、東京・大阪ともに「好みの味わいである」(東京 73%・大阪 66%)がトップ。東京はほとんどの項目で大阪より回答率が高く、「乾燥を防げる」(東京 41%・大阪 32%)、「清涼感がある・リフレッシュできる」(東京 38%・大阪 31%)、「満足感がある」(東京 32%・大阪 27%)など、さまざまなポイントを重視している様子が伝わってくる。
こうした中で、「仕事中に食べる飴・キャンディーにこだわりはありますか?」と聞いたところ、東西ともに約2人に1人が「ある」と回答(東京 54%・大阪 50%)。この内訳を見ると、「とてもある」と回答した人が東京は16%だったのに対して、大阪は10%と6pt差がついている。
加えて東京側からは、「午前中はスッキリするという意味でもミント系のものやのど飴、午後は少しボーっとするタイミングで甘い系の飴、乾燥が気になる時期は時間に関係なくのど飴をなめる」(31歳・東京都)や、「エアコンで乾燥するとき用のハーブ系のど飴、小腹が空いたとき用のミルク系、両方を満たしたいとき用のフルーツ系のど飴の3種類を、常に職場のデスクに常備している」(30歳・東京都)など、飴への確固たるこだわりを感じさせるコメントが多数集まり、東京の方がより強いこだわりを持っている人が多いという結果になった。
“すーっと”OR“あま~い”、“あま~い”に軍配の一方で… 飴にこだわる東京に“すーっと派”あり!
さらに、仕事中に食べる飴・キャンディーのフレーバー(味)についても東西で比較して調査を行った。
飴・キャンディーのフレーバーを、ミントなどの清涼感がある「すーっとした味わい」と、フルーツ系などの「甘い味わい」に大きく分け、普段の仕事中によく食べているものを東西それぞれに聞いたところ、東京・大阪ともに“あま~い派”が57%と同率。“すーっと派”に関しては、東京が34%、大阪が28%と6ポイントの差が出ており、東京の方がわずかながらすっきり感を求めるようだ。
こうした東西の違いがさらに顕著にあらわれたのは、「仕事中に食べるかどうかにかかわらず、自分が特に好きな味わい」を聞いた質問だ。こちらも“あま~い派”が多数(東京 66%・大阪 73%)だった一方で、“すーっと派”は東京が27%、大阪が17%と、10ポイントもの差が。約3人に1人が“すーっと”を支持しており、根強い固定ファンがいることがうかがえる。
なお、「仕事で疲れてくると糖分が欲しくなるので甘い系を好んで食べ、リフレッシュしたい時はミント系を食べる」(33歳・東京都)といった、気分やシーンによってフレーバーを食べ分けているという声も多数集まり、仕事の“お供”である飴へのこだわりがここでも感じられる結果となった。
多くの女性たちが「飴」で簡単に気分転換を行うという賢い選択をしているようだ。仕事で行き詰った時、ほっと一息つきたい時、お茶タイムではなく、飴タイムを取り入れてみるのもアリかもしれない。
<調査概要>
・調査内容:「飴」に関する調査
・調査方法:インターネット調査
・調査期間:2020年2月26日~28日
・調査対象:20~30代 有職女性500名(東京都・大阪府在住、居住地・年代別に均等割付)
※普段、仕事中に「飴・キャンディー」を食べる方(1か月に数回程度以上)
*調査データについて:小数点1位以下を四捨五入しており、合計値が100%にならない場合もある。
出典元:大正製薬株式会社
構成/こじへい