タニタは、家庭用体組成計4モデル「RD-803L」「RD-915L」「RD-914L」「RD-504」を発売した。価格はいずれもオープン価格。
新型コロナウイルス感染症の拡大を背景とした生活様式の変化により、筋力の低下といった健康二次被害が社会問題となる中、体重・体組成計測への意識が高まっている。体脂肪率や筋肉量の変化を「見える化」することで、健康的なからだづくりに役立てることができるが、ここで重要となるのが計測結果の正確性だ。
本製品は、医療・研究機関で体組成計測のゴールドスタンダードとなっている4C法(4-Compartment Model Method)で収集した生体データを基準に新たに開発したアルゴリズムを含め、タニタの体組成計測技術を集約した「TANITA 4C Technology」※1を搭載。計測誤差を大幅に抑え、医療・研究機関向けの業務用体組成計に匹敵する精度を実現した。
以下に4モデルの特徴と製品概要を紹介していく。
左右部位別体組成計 インナースキャンデュアル「RD-803L」
業界最多となる26項目を計測・表示するタニタ家庭用体組成計の最高峰モデルで、全身だけではなく、右腕・左腕・右脚・左脚の部位ごとに筋肉量・筋質点数・脂肪率を計測。
この他、脈拍測定機能を搭載し、計測データは対応のスマートフォンアプリで管理できる。アスリートやスポーツ愛好家の「勝てるからだ」づくりに役立てられる。
【計測・表示項目】全26項目
体重、体脂肪率(全身・体幹部・右腕・左腕・右脚・左脚)、筋肉量(全身・体幹部・右腕・左腕・右脚・左脚)、筋質点数(全身・右腕・左腕・右脚・左脚)、MBA判定*、内臓脂肪レベル、推定骨量、基礎代謝量、体内年齢、体水分率、BMI、脈拍数
※体重や筋肉量は50g単位で表示。
*MBA(MY BODY ANALYZER)判定は、1000人を超えるアスリートデータと筋肉の質やつき方のバランスを比較。どれくらいアスリートの筋肉特性に近いかを判定する。
【サイズ】
幅320㎜、高さ57㎜、奥行348㎜、重さ約2.8㎏(乾電池含む)
【カラー】
ブラック
デュアルタイプ体組成計インナースキャンデュアル「RD-915L」、同「RD-914L」
「筋質点数」と「脈拍」の計測機能を備え、スマートフォンで計測データの管理ができるデュアルタイプ体組成計。充実した計測項目とガラス素材を採用した、上質でスタイリッシュなデザインが特徴だ。
今回、「TANITA 4C Technology」の搭載をイメージした4本のラインをデザインに取り入れた。30代から50代を中心に幅広い年代のからだづくりや健康管理に取り組む人がターゲット。「RD-915L」は50g単位、「RD-914L」は100g単位で体重を測定する。
【計測項目】
「RD-915L」全11項目
体重(最小表示50g)、体脂肪率(判定付き)、筋肉量(同)、筋質点数(同)、内臓脂肪レベル(同)、推定骨量(同)、基礎代謝量(同)、体内年齢、体水分率、BMI(判定付き)、
脈拍数「RD-914L」全8項目
体重(最小表示100g)、体脂肪率(判定付き)、筋肉量(同)、筋質点数(同)、内臓脂肪レベル(同)、推定骨量(同)、BMI(同)、脈拍数。これらは機器での計測表示項目で、
基礎代謝量(判定付き)、体水分率、体内年齢の3項目は専用アプリでのみ表示可能。
【サイズ】
幅328㎜、高さ32㎜、奥行298㎜(「RD-914L」は高さ31㎜)
重さ約2.1㎏(乾電池含む)
【カラー】
「RD-915L」メタリックブラック・パールホワイト・グレイッシュゴールド
「RD-914L」メタリックブラック・パールホワイト・メタリックブルー
デュアルタイプ体組成計インナースキャンデュアル 「RD-504」
タニタ独自の指標である「筋質点数」を表示するデュアルタイプ体組成計。本体に1カ月分の計測データを記録して、グラフ表示する機能を備え、本体のみで手軽に計測データを管理できる。60代のアクティブシニアや40、50代の先進的なモノが好きな男性がターゲット。
【計測・表示項目】全10項目
体重(最小表示50g)、体脂肪率(判定付き)、筋肉量(同)、筋質点数(同)、内臓脂肪レベル(同)、推定骨量(同)、基礎代謝量(同)、体内年齢、体水分率、BMI(判定付き)
【サイズ】
幅310㎜、高さ33㎜、奥行274㎜、重さ約1.3㎏(乾電池含む)
【色】
シルバー・レッド
関連情報:https://www.tanita.co.jp/
構成/こじへい