小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

第10世代インテルCore i7搭載でも15万円台で買えるASUS「Chromebook Flip C436FA」のコスパを検証

2020.11.22

革新的なデバイスからユーザーにとって使い勝手の良い製品までを、手に届きやすい価格で発売しているASUS。先日は、アウトカメラが180度回転するスマートフォン「Zenfone 7」も発表するなど、精力的に新製品をリリースしています。

そんなASUSから新たに登場するのは、“Chrome OS”を搭載した最新のノートパソコン「ASUS Chromebook Flip C436FA」です。タッチパネルディスプレイに、キーボードが360度回転してタブレットとしても利用できるコンバーチブル型のノートパソコンとなっています。発売に先駆け、実機を試せたので、その使用感をレビューしていきます。

ASUS Chromebook Flip C436FA実機レビュー

 早速ASUS Chromebook Flip C436FAを実際に使用してみてわかった操作性や使用感について紹介していきましょう。今回は、ビジネス用のノートパソコンとして、1か月ほどガッツリ試してみました。

約1.15kgの軽量ボディでタブレットとしても使える!

14型ワイド液晶ディスプレイを搭載したASUS Chromebook Flip C436FAの本体サイズは、幅319.5mm✕奥行き208mm✕高さ13.76mmとなっています。数字で表現すると伝わりにくいかもしれませんが、ディスプレイの縁を細く設計することにより、14インチディスプレイ搭載としてはかなり小型になっています。

また、質量は約1.15kgと軽量。前モデルが約1.45kgだったことを考えても、かなり持ち運びやすくなったといえるでしょう。実際、かばんに入れて電車移動などをほぼ毎日していましたが、持ち運びが苦痛になることはありませんでした。

ボディは、エアロジェルホワイトという特殊な白になっています。一見普通のクリアな白色なのですが、光の当て方によって紫に光るのが特徴的。ほかにない独特なボディを使用したい人にもおすすめです。

キーボードは360度回転! 打鍵感も○

本製品は、Flipという名前の通り、キーボードがディスプレイの背面まで360度回転し、タブレットとしても利用できます。コンバーチブル型と呼ばれるタイプの形状で、ディスプレイとキーボードが完全に分離するセパレート型よりも、ノートパソコンとしてキーのうち心地もしっかりしている製品が多いのが特徴。

この製品も同様で、キーボード自体は浅めのキーストロークですが、うち心地は良く、タイピングも快適です。キー下部のタッチパッドも大きく設計されているので、操作性も良好でした。

超高性能Chromebookの代名詞となるハイスペック!?

Chromebookは、クラウド上でほとんどの動作をするという性質上、搭載されているCPUやメモリのスペックは控えめ、その分低価格で販売されているモデルが多いのが1つの特徴です。

しかし、ASUS Chromebook Flip C436FAは、最大構成で第10世代インテル Core i7とかなり性能の高いCPUに加え、16GBのメモリ、512GB SSDのストレージを搭載と、Windows端末でいえばハイエンド級の構成となっています。

そのため、動作はかなりスムーズで快適。パソコンの立ち上げや各アプリの起動、文書作成、動画視聴といった動作でもたつくことは一切ありませんでした。性能が低いモデルが多く、Chromebookに買い換えるのは不安という人でも、安心して利用できるのではないでしょうか。

1日しっかり仕事をするバッテリー性能

バッテリー容量は、公式HPで約11.8時間の駆動時間、充電時間は約1.4時間となっています。実際に、取材先に持ち出してGoogleドキュメントの編集を行うといった使い方をしていましたが、途中でバッテリーがなくなってしまうようなことはありませんでした。

よほど長い間充電せずに使用するなど、極端な使い方をせず、毎日使用後に必ず充電しておけば、バッテリーが作業中に切れるといったことは起こりにくいでしょう。充電時間も短いので、隙間時間に充電しておくだけでも、十分にバッテリーを確保できます。

必要最低限のインターフェース

インターフェースは、USB3.1(Type-C)が2つ、micro SDメモリーカードスロットが1つに、イヤホンジャックが1つと、比較的少なめですが、汎用性の高いUSB Type-Cにて充電できるのは嬉しいポイントでしょう。

HDMIスロットなどは搭載されていないので、外付けモニターなどと接続したい場合は、別途変換器が必要となることもあります。ちなみに、タッチペンをとめるためのマグネットペンホルダーはmicro SDカードスロットに装着できるようになっています。

高性能で安心感のあるChromebookが約15万円!

紹介してきた通り、ASUS Chromebook Flip C436FAはタッチ操作に対応したディスプレイを搭載したChromebookなのですが、Chromebookらしからぬ高性能を搭載したモデルとなっています。

今回使用した最上位モデルは、15万4364円(税抜)と、Chromebookとしては高い印象ですが、同性能のWindows端末と比較するとお手頃といえるでしょう。もちろん、もう少し性能を落としたモデルであれば、それだけ安く購入できるので、予算オーバーという人はそちらも確認するといいでしょう。

ASUS Chromebook Flip C436FA(C466FA-E10162)の詳細スペック

スペック表の数字は、今回使用した最上位モデルのものとなります。

OS:Chrome OS
CPU:インテル Core i7-10510Uプロセッサー 1.8GHz/4.9GHz
メモリ/ストレージ:16GB/512GB SSD
ディスプレイ:14型ワイドTFTカラー液晶 グレア 解像度1920✕1080 タッチパネル
サウンド:クアッドスピーカー内臓(1W✕2、1W✕2)
キーボード:78キー日本語キーボード
インターフェース:USB3.1(Type-C/Gen1)✕2、micro SDメモリーカードスロット、イヤホンジャック
バッテリー:約11.8時間駆動、約1.4時間で充電可能
本体サイズ: 幅319.5mm✕奥行き208mm✕高さ13.76mm
質量:約1.15kg
付属品:ACアダプター、製品マニュアル、製品保証書、ASUS USI Pen、マグネットペンホルダー✕2

取材・文/佐藤文彦

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年9月13日(金) 発売

DIME最新号は「AIスマホ Copilot+ PC 完全攻略ガイド」!SKY-HI、パリ五輪代表Shigekixも登場!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。