ヘッドホンカバーとは、ヘッドホンのイヤーパッドに被せて使うカバーのこと。カバーをすることによって汗で蒸れにくくなり、汚れても簡単に洗えます。また、イヤーパッドが劣化した場合にもカバーで覆ってしまえば気にならなくなるというメリットも。この記事では、ヘッドホンカバーの使い方やおすすめ商品、購入場所などを紹介します。
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ヘッドホンカバーのメリットと使い方
ヘッドホンカバーをイヤーパッドに被せると、汗による蒸れやベタつきが軽減できます。また、汚れた時の洗濯や交換も便利です。
画像は、後ほど紹介するフィフティスクエアの「mimimamo スーパーストレッチヘッドホンカバー」。薄い生地で作られているため音質への影響はごく少なく、メリットのほうが大きい商品といえるでしょう。
ボロボロのイヤーパッドにもヘッドホンカバーがおすすめ
ヘッドホンのイヤーパッドには、合成皮革が使用されているものが多くあります。合成皮革は長期間使用していると、劣化して表面がボロボロと剥がれ落ちてくることも。
劣化したイヤーパッドを交換するのもアリですが、カバーを付けてしまえば手軽で、パッド表面の劣化が気になりにくいです。なお、ボロボロになる前にあらかじめカバーを付けておけば、パッドの劣化予防にもなります。
付け方はカンタン! ヘッドホンにカバーを被せるだけ
ヘッドホンカバーは、基本的にイヤーパッドに被せるだけで装着できます。ヘッドホンの機種にもよりますが、イヤーパッドと本体の間の溝にカバーのゴム部分を挿入するようにして装着すると、最初からヘッドホンの一部であったかのように自然な見た目に。
ヘッドホンカバーは交換用に2つ用意するのがおすすめ
ヘッドホンを日常的に使っている人は、ヘッドホンカバーを2組用意しておくと良いでしょう。洗って乾かしている時にもう1組を使用できて便利です。
さらに清潔に使える使い捨てタイプのヘッドホンカバー
ヘッドホンカバーには、不織布の商品も。使い捨てできるので、他人とヘッドホンを共用する時や、化粧品など落ちにくい汚れが付きそうな時に使うと便利です。
快適に使えるヘッドホンカバーのおすすめ商品
ここでは、具体的なヘッドホンカバーのおすすめ商品を2点紹介します。
ソニーやBOSE製品にも! 各メーカーに対応するヘッドホンカバー
こちらの商品は、フィフティスクエアの「mimimamo スーパーストレッチヘッドホンカバー」。MとLの2サイズが販売されていて多くのヘッドホンに装着でき、メーカーサイトではヘッドホン対応表も公開されています。
よく伸びるテンセルという素材を使用していて、装着感が良いです。また、吸湿・速乾性に優れていて防臭加工もされているので、蒸れにくく快適。汚れたら洗濯もできます。カラーバリエーションも豊富。
Amazonで2000件近いレビューを集める人気のヘッドホンカバー
こちらはGeekriaのヘッドホン用イヤーパッドカバー。Amazonで約2000件のレビューが付いていて、総合評価星4つを獲得している人気商品です。S・M・Lの3サイズがあるので、パッドの大きさに合わせて選べます。
2組セットになっていて、交互に洗濯して清潔に使えます。Amazon実売価格1261円で、1組600円強とコスパがいいのも嬉しいポイントです。
ヘッドホンカバーはどこで売っている?
ヘッドホンカバーを手軽に買えるのは、Amazonや楽天などのインターネットショップです。サイズやメーカーなどを追加して検索すれば、手持ちのヘッドホンにピッタリ合うものを探しやすいでしょう。店舗では、販売しているカバーを手持ちのヘッドホンに試着できる所もあります。
ヨドバシカメラなどの家電量販店や専門店でもヘッドホンカバーが買える
店舗によっても異なるが、家電量販店や音楽関係の専門店でもヘッドホンカバーが買えます。例えば先ほど上で紹介したmimimamoは、公式ホームページに取扱店や体験・試着ができる店舗の情報が記載されているので参考にしてみてください。
100均ではヘッドホンカバーの代用品や自作する材料が買える
ヘッドホンカバー自体は、100円ショップでは販売されていないようです。ただ後述するように、代用できるものや簡単に自作できる材料は100円ショップでも買えます。
ヘッドホンのヘッドバンドカバーも100均の材料で自作できる
合成皮革が使用されていると、イヤーパッドだけでなく頭に接触する部分のヘッドバンドも劣化しやすいです。そこでヘッドバンドもカバーで包むと、見た目が良くなり劣化をある程度予防できます。
ヘッドバンドカバーは市販されているものもありますが、100円ショップなどにあるもので自作も可能です。適当な大きさの布に面ファスナーやホックを付け筒状にすれば、ヘッドバンドカバーとして使えます。
ヘッドホンカバーは代用や自作も可能
市販されているヘッドホンカバーは、音質に影響しないように極薄の素材が使われています。専用に開発されたヘッドホンカバーは機能性を高める工夫がなされているので魅力的です。
しかし、ヘッドホンカバーの構造自体はシンプルなので、音質よりもデザイン性を重視する人であれば、自作やほかのもので代用しても良いでしょう。100円ショップなどで売られている布製のキャスターカバーで代用している人もいるようです。
ヘッドホンカバーを簡単に自作する方法
ヘッドホンカバーは、袋状になっているものを利用すると簡単に作れます。例えば、靴下を適当なところで切ってフチを縫えばヘッドホンカバーとして使えます。大人用の靴下では大きすぎる場合は、子供用を使うと良いでしょう。
ヘッドホンカバーを装着すれば、蒸れや汚れの防止になりヘッドホンを快適に使えます。これを機会にヘッドホンカバーの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
※データは2020年11月上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
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文/ねこリセット